年末になると夫シンジさんが机周りを片付けるのが恒例行事。自分で撮って作った写真CDアルバムを全捨てしてました。なんでもHDにすべて入れたといいます。思い出は写真CDアルバムという形から再びデータという形のないものになりました。
思い出を形で残す?記憶に残す?
結婚したてはアルバム作りが楽しかったです。
アルバムの数が増える毎に自分達家族の軌跡が増えていく感じで。
夫シンジさんは写真を撮る、そのことがまた楽しくて、どんどんアルバムが増えていきました。
また、ハンディカムが流行った頃だったのでビデオも撮りまくりました。
当然アルバムやビデオテープは増殖。
思い出が今の暮らしを圧迫する
結婚前の互いのアルバムもあり、いつの間にか思い出が暮らしの場所を圧迫するようになりました。
ちょうど親の介護も始まり引っ越しをしたのをきっかけにまずはわたしが自分のアルバムを処分したのがアルバム処分の始まりです。
これでスッキリ!と思ったものの、婚家のアルバムがやたら多くて昨年はその処分に時間がかかりました。
その後義理兄のアルバムは本人に送り、先代の写真はあらかた葬ることができました。
こうやって節目節目で「今の暮らし」を過去に占領されないようダウンサイジングしてきたのです。
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記録自体ではなくどうやら制作することが好き
今までを振り返ってみると、我が家は紙の写真アルバムやビデオテープ編集と記録を別の形にする過程が好きなタイプ。
大事なのでもう一回いうと、
制作過程が好きなんです。
それ故、出来た作品をめくり、過去を懐かしむ系ではないということが今までのことでわかりました。(笑)
特に夫シンジさんは昨年じいじの負の遺産(夥しい数の写真)を整理して『形として思い出が残ることにストレスを感じる』ようになったみたいです。
今年はCDに移したフォトアルバムを全部処分していました。
中身はどうあれ、こういうものを作ることが好きなんです。
作って気が済んだみたい。
ただデータはHDに入れたと言っていました。
安心のための保険のような考えですね。
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思い出は再びエアーに
昨年の「ラストおやかた写真の乱」で相当懲りた夫シンジさん。
自分も還暦の大台に乗り、残り時間をいかに過ごすべきかのほうに気持ちが傾いています。
そうなると過去より今。
という気分になったようです。
記憶の保管はあくまでも補助のつもりで考えています。
「おやかた」を経験したからこそ「かたち」にこだわらなくなってきました。
今日は再び記憶をエアーなものにしている話、
まぁHDに入れても結局みないとは思うけど、こうやって自分が納得しながら記憶をかたちから解放することもそれぞれの終活かな、と思います。
人生の最期はTikTok並みの走馬灯で終わるもよし!のグリコでした〜。
本日も最後までお読みくださりありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (4件)
こんにちはグリコさん。
ご無沙汰しております。
ひどい風邪をひいてからなんやかやで遠のいておりました。
写真ねえ。。。
真ん中の孫が産まれた頃から急にスマホが発達し、写真をプリントアウトすることがめっきり減りました。
私の場合デジタルに落とし込むと見返すことはほとんどなくなりますね。
かといってプリントアウトもなぁ。
結局最初からエアーですわ。笑
年々歳々気力と体力が縮小し、その縮小した体力と気力をどこに注ぐか、そればかり考えて生きております。
ところで。
八海さんって、誰イメージですか?
こんにちは、kaorun様。
呼吸器が弱いと仰っていたのでひどい風邪は大丈夫だったのでしょうか?
入院されてました?
そうですね、時代がまるっと変わりましたね。
段々カタチがなくなっていくのでしょうねぇ。
60代の大台に乗るとフィジカルの面も想像以上に変化していくのでびっくりですわ。。。(滝汗)
八海イメージ、古めでは50代の時の仲代達也、今だったら役所浩司、吉田鋼太郎、映画の匂いを纏わせながらセクシー路線をとるなら豊悦かなぁ。。。
kaorun様のキャスティングは???
今いるかたなら役所広司かなぁ。
鬼籍に入った方でも、であるなら断然田村正和です。
セクシーであり、品もおありなので♪
入院はしませんでしたが、珍しく3日間寝込みました。
「翔んで埼玉」予約してたのに行けなかった。。。涙
こんにちは、kaorun様。
役所浩司、意見が一致しましたね、むふふ。
田村正和さんかぁ〜たしかに。ふふふ。
「翔んで埼玉」残念でした、、そのうち地上波でやらないかな、、私も最初のは観ましたよん♡
年末に寝込まなくて幸いでしたね。ともあれお大事に〜。