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手元にあった絵画を某大学へ寄付することに

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自分で購入して持っていた絵画をどうするか、、が懸案事項だったグリコール・グリコです。現在手続き中ですが、行き先が決まって終活もグンと進みました。

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目次

絵画をうっかり所有していた私

20代後半に当時中堅どころの作家の作品を、、その方の個展で購入したことがありました。(滝汗)

その当時のやりとりはかなりライトで、

”この絵良いですね〜”

”気に入りました?”

”はい。元気をもらえるというか、、”

”じゃ、買って良いですよ。”

”え?まじすか?”

というノリでした。

”あなたが気に入ってくれたのなら”と作家さんが言ってくれ画廊さんと相談の上、月々画廊さんに直接手払いで入金することにし、その絵画は我が家にやってきました。

その絵画購入当時は”この絵は実家の階段の上部が良いな!”と思ったものの実際には場所が高過ぎてそれを果たせず。

結婚して家を離れ、その絵はなんと父の部屋にライトな梱包をしたまま放置プレイとなりました。

そうこうしているうちにその作家さんが早逝したのを聞いたのがそれから5~6年してから?でしょうか。

ああ、飾らなきゃな、、と思いながら更に数十年経過。

実家を処分するときにその絵画を連れてきたものの、どうも強過ぎて飾れずじまいでした。

サイズは30号。たぶん。

飾れなかった絵画、赤が基調の抽象画

購入した絵画は赤が基調のエネルギッシュな抽象画です。

若い時はドンドコエネルギーが湧くその絵に惹かれましたが、今は逆に自分が持っていかれそうになります。(汗)

怖いとかそういうものではなく、そのパワーについて行けなくなりました。

一時は夫シンジさんが”寝室に飾ったら?”と言ってくれましたが、寝る前に「赤」がドーンと目に飛び込んでくるのはちょっとキツイ。

と、更に現在の自宅でこれまた飾らずに8年目。

グリコ

誰もみてくれないなんて絵がかわいそうだ。。。

とにかくもうこのままの状態は良くないので人が見てくれるところへ迎えてもらおう、という気持ちが強くなってきました。

売りに出す、というのはちょっと本意ではなかったので寄付を考えました。

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絵画寄付、美術館も考えたものの、その方が教鞭をとられていた大学に

美術館も考えたのですが、地方自治体の美術館はその土地の縁の作家を蒐集するのがベースなのでその作家さんが入るかというと微妙です。

某大学で教鞭をとっておられたのは知っていたのでダメ元で某大学に電話をかけて、寄付を受け付けてくれるかを尋ねました。

絵画寄付、大学で寄付OKとなるまで検討時間がかかった

大学の代表窓口に電話をするとは窓口では回答しかねる案件なのでお時間を下さい、と言われました。

そりゃそうですよね。

その後2〜3日してから『事業室』というところから電話があり、”そもそもなんで▲▲先生の絵画が貴方様の手にあるんでしょう?”ってところからの聞き取りになりました。

入手したきっかけ、寄付の動機(自分はもう人生の後半生にある終活中であること、▲▲氏縁の大学で学生さんに▲▲氏の絵を観ていただいたほうが良いのではと思った、等)を話をしました。

その時は学部で揉んでから返答、ということであとからメールでその絵画の写真(裏表)を送りました。

それから2〜3週間は時間が空いたと思います。

丁度私も義理母つうさんのショートステイ 施設の算段でガタついていたので、そのことをすっかり忘れていました。

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寄付するにも色々書類上の手続きが必要

忘れていた頃、昨日寄付先としてピックアップしていた某大学から電話がありました。

寄付して頂くにあたり、書類が必要になるので書類送付をしたいが住所を教えて欲しい

グリコ

寄付受付OKということですね?良かった〜<

そういえば私は名前と電話番号とメルアドは教えたものの、肝心の自分の住所は伝えていなかったのです。(必要ないとも思ったし、、)

たとえ寄付と言えども大学という構えがある以上、やはりそこは書類上の手続きも必要。

ご近所や親戚・知人との譲渡とは訳が違います。

書類が整えば大学へ作品(絵画)を送れる事になります。

結構時間は掛かりましたが、無事絵の落ち着き先が決まりそうで良かったです。

これが市や県と言った地方自治体になるともっと時間がかかって大変そうなのでこの選択でよかったかな、と思っています。

グリコ

物事一つ通すのも、何でも段取りが必要ですね。

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私の終活も後少しでカタがつきそう

残されても処分に困るだろうものは、自分の気持ちと十分向き合いながらを時間をかけて手放して行きました。

母所有の骨董関係は手放すのには時間が掛かったな。。

今私が所有するものはこの絵画が無くなれば、後はほぼすぐ捨てて良いものばかりです。

服も本も今は譲渡先も豊富なのでさほど労力はいらないでしょう。(甘い?)

あ・と・は、、残されたもの螺鈿のチェスト2つ。

この大物がうまい具合に流れていけば私のモノの終活もほぼおしまいになるのではないかと思っています。

後少し。がんばらずがんばろう。

さ、参加してたりします。。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • あ~、いい方法を考えられましたね。

    私は亡き弟が新築祝いにくれたミッキーマウスのリトグラフ(? というのでしょうか??)が課題です。
    まだ手放す気にはなれないけれど、今の家には飾るところもないし、、、
    レベルの低い話で申し訳ありませんが、心の中で「どうしよう」と思っております。。。

    • こんばんわ、kaorun様。
      弟君の思い出の器を金継ぎした時の事をふわっと思い出しました。
      あの器使ってらっしゃるのかな。早逝されただけに思い出の品はそうそう手放せないともいます。
      逆に宝物でいいのではないかと。
      親兄弟の思い出の重なるモノは時間薬が必要ですので自分がもういいかな、と思えるまでミッキーのリトグラフ取っておいてくださいな。
      娘さんファミリーはディズニーファンではないのかな?

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