実母からもらった家具を手放すモノをきっかけに実母と自分の関係を内観する

家具を手放す打ち切り世帯の終活
家具を手放す

「モノ」の終活も最終段階に入りました。今まで実母から貰った家具を手放すなど考えた事もなかったのですが、還暦リセットに向けて、改めてモノを通して自分と実母の関係を内観して考えたグリコール・グリコです。

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母は私を通して自分がしたかった事をしていたのかも

実母が亡くなって今年の10月でちょうど17年目になります。

あの頃よく分からなかったこころのモヤが片付けを通して少しずつ晴れていった気がします。

実母は実際こんな人でした。↓

情が篤くて人一倍家族親戚思い。

今冷静になって思うと私を自分の分身のように思っていたのかもしれません。

私の高校進学も学校見学で勝手に決めちゃうし、今風に言えば『毒親』って呼ばれちゃうかもです。(生きていたらその言葉メッチャ怒ると思う)

私も思春期の頃から”ひょっとしてお母さんの愛情ってやつはただの執着では?”と疑っていましたから。

でも受け入れないと『いつまでも口を聞かない』『不機嫌が続く』事が多く、それが嫌で大抵のことは従っていました。

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私の結婚、自分がしたかった結婚生活を被せていた

私が結婚までたどり着いたのも、実母がことの他夫シンジさんを気に入ったというのも大きな要因でもあります。

(数少ないBFを家に連れてきた時も実母が気に入らないともう出禁)

残してある結納の時に撮った唯一の家族揃っての写真も、一番嬉しそうに写っているのが実母です。

そんなこんなで結婚にあたって新婚生活で揃えるモノも実母主導でした。

実は夫婦のパジャマだって実母が勝手に選んで買って来ました。

その時はなんかモヤっとするするものの、それを嫌だとは言えませんでした。

実母は

自分の好みを否定される=自分の人格(実母)の全否定

と、とってしまうからです。

ほんと、今思うとそうなんだろうな、、と思えます。

そして、自分が夫婦仲が悪かった分、自分がしたかった「結婚生活」をそのまま私に投影したかったんだろうな、と、思えてきます。

そう思うと、逆に可愛くも思えるし、哀れだな、とも思えます。

そして私も共依存の関係の罠にどっぷりハマっていたな、とも思います。(滝汗)

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自分を内観して今をみつめる、自分の気持ちに気付く

実母の気持ちを色々考え、そして今改めて還暦という大きな節目の前にもう一回私にぶら下がっている過去の棚卸しをしたくなりました。

それが実母が買ってくれた螺鈿の家具。

(テーブル、背の高いチェスト、4段引き出しのチェストの3つです。)

テーブルは引越しのどさくさに手放し、残っているのが螺鈿家具二つ。

螺鈿チェスト

螺鈿が経年劣化&度重なる引っ越しで一部欠落しているところもあるけれど、

えらく派手。仏壇?

螺鈿チェスト正面

これを眺めながら、、こころの中を覗きます。

”お母さんが自分の好みで私にくれたんだよね”

”その時は嬉しくてずっとこの家具と一緒に居る、これは好きだ、と思っていたけれど今、私は自分の気持ちに気付いちゃったよ”

”私はこれからの時間は誰からの指図も受けず自分で自由にやりたいんだ”

”そのためにもここでお母さんから卒業したい”

”だから手放すよ。ありがとうね”

本当に、この独立宣言がしたかったんだ。

と分かりました。

そして引き取り先も決まり、手放す事が出来そうです。

老後の事も考えると大きな家具は出来るだけ無くしておきたい。(チョコの負担になるから)

私個人的にはこちらのチェストも要らないのですが、↓

家族の反対にあった螺鈿チェスト

現在使っている事もあり、夫シンジさんの反対にあってそれは出来ませんでした。

ちぇっ。

(夫の指図に従ってる自分にちょっと腹立たしくもある、、汗)

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大物の螺鈿家具を手放すことでこれからの自分が作れる気がする

今まで自分に紐づいてきた過去の残地物。

私に関わる過ぎ去ったあれこれのモノたち。

時間は掛かりましたが、自分を内観することで本当にこれからも必要なのか熟考する事が出来ました。

今回は家具。

実母の気持ちは受け取りました。

しかしもう私と実母は重ならないのです。

それでいい。

還暦を手前にしてやっと課題の分離ができたように思います。

誰のものでもない自分の人生。

やっとモノの終活が一区切りつきそうV気持ちが晴れ晴れしました。

あとはモノが循環するその繰り返しです。

残されたチェストは家族への宿題かな?

要らなくなったって言ったらどうぞどうぞご自由に、って感じです。

コメント

  1. もず より:

    グリコさん

    おはようございます。
    立派な家具、これは手放されるのに時間がかかったと推察しました。

    そしてお母様はなんと私の母とにていらしたことかと驚きます。
    ご縁でしょうか、シンジさんの家庭とも似ていて(母が後添え)、いちいち頷きます。
    (この状況でうまくいかなかったのが我が家でした。何と言ってもじいじ様が賢明で
    いらしたと思います。違うかな、うまくいく家族ってみんなが賢いです。おつう様もシンジさんも賢くいらしたんだと思います。)

    うちもパジャマ買ってましたよ(笑)。とにかく楽しくてしょうがなかったんだと思います。

    うちは普通の家具屋さんの家具だったので20年使ったからもういいと思えました。
    (洋服ダンスは実際問題、集合住宅に入れること自体無理です。)
    螺鈿の家具、行き先が決まって良かったですね。
    本当にお疲れさまでした。

    • グリコール・グリコグリコール・グリコ より:

      こんにちは、もず様。
      なんか不思議なご縁ですね〜。でも嬉しいです。お母様の感じ似ていますか(笑)。
      そそ、今思うと自分が楽しかったんでしょうね。
      マンションアパートの合鍵までつくらされました。
      私がフルタイムで働いているから大変だろうとわざわざ通ってお惣菜とか作って冷蔵庫に置いておくのです。
      愛情ではなく愛着だろうと分かっていましたがなんせ怖い母だったので口には出せず。
      でも「毒親」という名称で非難するには不憫さが先に立ちますね。
      親としてよかれと思ってやって来たことですから。
      ただ反面教師としてわたしはかなり娘とは距離を置くことを意識しました。
      しかしそれでも実母と同じことやってるな、、とはっとすることがあります。
      婚礼タンス一式は結婚当初から押入れ収納を考えていたのでそれは断りましたが、、結果この螺鈿家具シリーズが、、(滝汗)
      引き出しチェスト(昔はこれに食器を入れていました)も片付けたかったのですが、もうこれは後始末する人に丸投げします。要るっていうし。(プンプン)
      今年は長年引きずっていた絵画、ぬいぐるみ、螺鈿シリーズの課題がクリアできたのでこれどうしよう、、というモノがなくなりました。
      後は要らないと思えたものをその都度出すだけ。
      こころが軽くなりましたV