葬儀屋さんの終活相談に行ってきた続きです。義理母つうさんの事と、自分の事も考えて葬儀屋さんに色々喰いついて質問してきたグリコール・グリコです。
打ち切り世帯の終活、娘の心の拠り所もうっすら考える、、
実際海洋葬・樹木葬をして後悔はないのですが、私が居なくなったら、娘の心の拠り所は何処になるのでしょう?無いと意外とふわふわするんですよね。
でも個別の墓を作っても負担になることは明白です。
ゼロ葬で調べた瓜破の合同埋葬地のようなものはあるんでしょうか?
また、そもそも居住の地でゼロ葬が可能なのかどうか、葬儀屋さんに聞いてみました。
ゼロ葬の記事はこちら↓
合同埋葬地は合祀という形ではいくつか存在、大抵は一定期間骨壷ごと収め、その後合同墓に入れなおすという形が多い
いくつか合祀、あるにはありました。でも2019年現在、まだ少ないです。
そして大抵は一定期間大きな霊園やお寺の納骨堂に骨壷毎納めてから5、10、20年と場所によっては50年の時間を経て合祀するタイプがほとんどでした。
うーん、それは時間がかかりすぎるし、手間もかかる。。
打ち切り世帯の終活、南関東(神奈川)でゼロ葬は出来るのか???
葬儀屋さんに”骨を拾わないという選択はできるのか”聞いてみた
居住地近くの火葬場はできないという回答でした。やっぱり無理か、、
あ、小坪の火葬場なら、、引き取りなしOKです。ただし市外料金なので火葬代も7万円と跳ね上がります。それと合同墓(慰霊碑)に埋葬代が4,5万プラスです。
ええ??可能なんですか???
(思わず鼻の穴を膨らましちゃいましたよ)
後から調べてみたら、小坪の火葬場って民営だったんですよね。知らなかった、、
確かにそこの会社に、『火葬式』というものがありました。火葬をして収骨、解散です。
それ以上は書いて無いので、収骨の意味が読み取れませんでした。
火葬式のページの写真には、慰霊碑のようなものと小さな石の積み上がった昔のお墓が写っている写真がありました。
写真の右側に骨を入れるような扉が写って居たので、そこから収骨した骨を入れるのでしょうか。
けれどこの場所が心の拠り所になるのか?というとやや疑問になりました。多くは語りませんが、なんせあの小坪トンネルの上ですからね。。
娘が心の拠り所として行く気になるかというと、、(それ以上は語れません)。
あと、小坪の火葬場に関してはあえてリンクは貼りませんのでご容赦下さい。
打ち切り世帯の終活、心の拠り所としては、火葬後合祀がベストだが現在は探すのは難しい
心の拠り所を作っておくことの必要性を感じるものの、ゼロ葬に近いものや合祀に関しては情報が少なく、これからも色々調べて行こうと思っています。
超高齢化社会になり、葬儀自体もどんどん簡略化されている
ちょっと前回に書き落としたことですが、私の両親の時や義理父の時は告別式が終わって火葬場、そこで簡単な軽食〜からのラストは火葬場から離れた料亭で精進おとしをし、お料理を振る舞って解散でした。
ほぼ1日仕事になります。
しかしこの数年の間に、
現在、葬儀でナムナムしている間に初七日の法要も一緒にすることも一般的になりました。(西の方はどうでしょうか?)確かに精進おとしを火葬中にやってしまうのは、負担が少なくて良いですね。
時代のニーズに合わせて色々システムが変わって行くんだなぁ。。。
葬儀、エンバーミングや湯灌も可能、サービスは多様化
時短と対局にあるプラスαのサービスもオプションで追加できるようになってきました。
エンバーミングと湯灌です。
エンバーミングとは
血液系を利用して血液と防腐剤を完全に入れ替え、全身を灌流固定すること。
日本遺体衛生保全協会HPより引用
日本では1988年以来普及し始め、現在全国38ヶ所の施設があります。処置費用は12~30万ほどかかります。感染症予防の最善策として技術が確立しています。
実際漫画家の難波ユカリさんがお母様を亡くした時にエンバーミングをして北海道まで運んだ話を漫画の中で描いています。
湯灌については、映画”おくりびと”で納棺師が着目され、昔の風習が蘇った感じですね。費用は6万〜10万ほどです。
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打ち切り世帯の終活、時代の変革期だからこそ、いつでもおさらばできるように準備はしておく
残された者の心の拠り所まで心配する必要はないのかもしれません。けれどいつでもおさらば出来るように、これからも身辺整理はして行くつもりです。
私の終活セットは今の所コレです。↓
エンディングノートをもらったので、これを参考に自作エンディングノートも追加になります。
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打ち切り世帯の終活、我々夫婦間では海洋葬か樹木葬というところまでは話が進んでいる
夫シンジさんは次男という事もあり、本家のお墓に入ることは本人は考えていないそうです。(じいじは同じ一族だったらOKだよって言ってたんですけどね)理由は、
このおじさん誰?と墓の後継者に言われたくないから、だそうです。(笑)
本人の死生観や実際に海洋葬・樹木葬を体験した、という事もありここまでは着地点は揃っています。
あとはそれより先のゼロ葬や合祀に考えが進むか否か。
娘への負担が少ない形での樹木葬の場所選びが決まればゴール。ブレれば海洋葬です。
義理母と話をしたように、夫シンジさんとも葬儀のアレソレも時期を見て話し合いたいと思っています。今の所ヤツはノープランですから。。(汗)
終活記事を書くたびに思います。
『死』を考えることは、今生かされている『生』を見つめ直す事。
時間は有限、50からの時間、今の生に感謝しつつ、麗しい日々を積み重ねていきたいとマジ思いましたぜ。
前回の記事はこちら↓
コメント
コメント一覧 (4件)
はじめまして。キョンと申します。いつも楽しみに拝読しています。終活の話は勉強になります。又色々教えてください!
はじめまして、キョン様。いつも読んでくださってありがとうございます。終活の話、お役に立つと嬉しいです。
これからも自分の体験を通して色々伝えることが出来らいいな、と思っています。今後ともよろしくです。
グリコさん
こんにちは!西の人です(笑)。
実家辺りでは、火葬場でお開きが普通でした。
つらつら記憶をたどってみると、平成の始まりの頃は、火葬場の後直会でした。(祖母の時。)
しかし、私が本格的に葬式に参列を始めたここ10年は火葬場でお開きです。
直会は多分、自宅葬の時代だったのかなと思います。祖母も自宅でしたから。
式場の時代は拘束時間が短いほうが高齢の方にも負担が少ないのでその流れになったのかも・・・。
打ち切り世帯として、心のよりどころを考えると難しいと思います。
その、心のよりどころは、個人であまりに違うんじゃないかなと最近感じています。
私のことで言えば、父は祖母が亡くなって、お寺のことを熱心にするようになりました。
(墓はそこまで参っていなかったです。)
また、昨年101歳の伯父が亡くなりましたが、いとこはお墓参りに熱心です。
同じく両親を送った私は、どうなるかと思っていたのですが、一応仮の仏壇らしきものがあるので、これがよりどころっぽいです。宗教と言うより写真と線香でしょうか。
ちなみに2年間、お墓には行きませんでした。母は3年以上寝たきりでしたが、母の葬儀を終えて福岡に戻るとき、「ああ、これからはお母さんとずっと一緒。」と思いました。
だから簡単な仏壇もどき?で十分です。
これは実際両親を送ってみないとチョコちゃんがどう感じられるかわからないかもーと思います。
長々すみませんでした(汗)。
こんにちは、もず様。打ち切り世帯だけに色々ありますよね〜。西の情報ありがとうございます!
自然葬でいいのですが、樹木葬にしてあちこち作ってしまうとチョコの負担になるのでそこを考えてしまうのです。そうですね、本人次第ですね〜
まぁ、大げさな石のお墓は作らないのでゼロ葬が普及することを祈りますぜ!
今の家には3〜4年ほど仏壇がありましたが、なんせ打ち切り世帯なので義理兄に仏壇は引き取ってもらいました。
でもじいじの小さい写真は今でも飾ってあり、義理母はお花を欠かしません。
そこが仏壇っぽくなっています。もず様と同じですね。
エア仏壇?笑。
私も今だにお菓子など頂くと、一番先にじいじの写真のところに持って行ってそれからおさがりをいただきます。
(私の両親の写真もしばらく飾っていた時期もありましたが、それは私のマイ就活セットに納めました。)段々と心の内側に納めていくようになりますね。。
鼻の調子は如何ですか?お料理教室楽しめたでしょうか?