久しぶりの『打ち切り世帯』の終活話です。今日は不要物をチェックして『MY旅立ちセット』を見直してみたグリコール・グリコです。
私の片付けはゴール(死)を見据えた片付け
もちろん、『今』が大切です。でも3回親のお見送りをすると妙な欲が出ます。それは
という欲です。
なぜ今からそんなことを考えるのかといえば、やはり送る側としてかなりテンパったからです。
今、家全体を『循環を意識して片付けている』のも、全てがゴールにつながっているからでもあります。
逆説的でもありますがそれがアラ還オバハンの生きる原動力にもなっています。
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アラ還の片付けは生前整理
私亡き後片付けをするのは娘チョコ、もしかしたら業者の人。
自分が遺品整理で苦戦した経験から早めに取り組み始めましたが、難儀したものも結構ありました。
家族アルバムは夫シンジさんと共同でタイトにすることができました。↓
衣類やアクセサリーはミニマリストの殿上人のようには出来ませんが、
一つの場所に見やすくわかりやすくまとまっている
ため遺品整理をする視点で取り組むのであればあっという間に終わる量だと思っています。
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改めてMY旅立ちセットの中身
最期の旅立ちに連れて行くのは風呂敷ひとつ分のモノ。中身は
このようになっています。
追加したのが高校・大学の卒業証書。(右側筒状のモノ)
万が一の再就職のためにとってありますが、それも必要なくなったらシュレッターします。
小さなアルバムは今まで一緒に暮らした動物さんたちの写真と両親の写真、など。
自然葬の時の書類やアルバム、実父のノートなども入っています。
とにかく残されて困るモノがセレクトされています(笑)
私の棺桶は最終処分ゴミですから。
一時、棺桶に入る際の服まで決めていた時期がありましたが、これに執着は無くなりました。
その時好きできていた服を着れればいいし、なんならパジャマでも構わないかな〜と思っています。
自分の意識はもうないんだし。(笑)
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逆に旅立ちセットから抜いたモノ
旧実家の登記簿と相続の時の書類、海洋葬・樹木葬の証明書はあえて抜きました。
娘チョコの為です。
旧実家の登記簿など全く意味をなさないのですが、以前チョコと話していた時、私の実家は娘にとっても実家感覚だった事がわかったからです。
建物の図面処分しちゃったんですよね、、思い出話を聞いて”あー図面残しておくんだった、、”と自分のやらかしを反省しました。
その埋め合わせの登記簿。。。(笑)
相続の書類や実親の自然葬の証明書は私亡き後トラブルが起きないようにこれはあえて残しました。
追記:あとよくよくみたら戸籍謄本は意外と明治初期あたりまで辿れたので娘チョコが興味を持ったら辿れる様に残しました。
現在は明治19年式戸籍、明治31年式戸籍(明治31年式戸籍から昭和23年式戸籍に改製したものを除く)で原戸籍となったものの保存期間は80年となっているので、今後は過去データはどんどん破棄されてしまうと思ったからです。
母方の戸籍も従姉妹Kちゃんがコピーしてくれたので一緒に保管。
自分のルーツに眼がいく様になるのも老いてきた証拠でもありますね(笑)。
ま、要らなくなったらシュレッターしてください。そのくらいの手間は残しておきます。的な感じで。
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残される側につい気を遣う、、汗
芸能界の方がコロナで亡くなり、葬儀もできず骨壺の姿で自宅に戻る姿は、遺族側に心を寄せると、本当に不本意で切ない終わり方だと思います。
葬儀って今考えるとあの世に旅立った人を悼むためのものでもあるけれど、送る側が終わった命とのお別れをする気持ちの整理時間でもあるなと感じています。
だからこそ、今から送られる側に立って送る側が遺恨を残さないよう(アレ、変に気を遣ってるな、私、、)自分で準備できるところはしておきたいのです。
先を見通しての今を考える片付け
本当に遺品整理って大変です。
そしてお片づけ番組を見るたびに感じるのが、あるところで一旦時が止まってしまいがちなところ。
これは確実にいえます。
だからこそ暮らしを何回も見直して自分の今の気持ちにフィットするものだけにしていきたいと思うのです。
本日抜いたガラクタ。↓
地味〜に続けていきます。
昨日までの執着が今日は取れている、そんな日々の繰り返しです。
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