いつも親身になってくれていたオジが脳梗塞になり入院しています。いよいよ自分も送り出される側になりこれからの時間について改めて考えてしまいました。
あっという間にカウントダウン人生
50代では更年期などで今までとは違ったからだの異変を感じました。
60代になり下垂する肉体にゲゲゲっとなっています。
ただ精神年齢はあまり変わらず、見た目はバァさん、こころは相変わらず稚拙（汗）。
先に70代になった一番親しい従姉妹は60代後半からからだの故障が多くなり、連れ合いのオジさんは2度目の脳梗塞をして現在入院中です。
介護の話がひと段落つくと思ったら、いつのまにか『自分が介護される側』に近づき、更に送られる側にも近づいているのを実感しました。
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人生は拡散と収束の繰り返し
今までの人生、場面場面で共に生きる人数の増減がありました。
たとえで言えば小型車に乗ってスタートしたものの、同乗する人間も増え、大型車に乗り換え。
しばらく走っているとひとり、またひとりと下車して再び小型車に乗り換えた、そんな感じです。
同時に場面ごとに荷物が増えたり下ろしたり。
義理母が亡くなって1年は今後どう生きていったら良いのか、自分の方向性がみえてこない時間もあり悶々としていました。
時間の流れを受け入れながら自分に出来ることをする
オジさんは入院中です。
70代後半になると自分の意志とは関係なくからだのほうがNOというのでしょう。
1回目の軽度脳梗塞後、車の卒業宣言＆長年やっていたレンタル農園も畑仕舞いしていました。
丁度住んでいたマンションも大規模修繕の時期にあたり、外回りの不用物も終活には関係なく自然と片付けの流れになっていました。
そんな事柄を見ていると、自然と「収束」にむかう時間って訪れるもんなんだな、と思えて来ます。
オジさんはポジティブなので「収束」に向かう時間にいながらも具体目標（自分の足で歩く、孫のスポーツ応援に行く）を掲げてリハビリに励んでいます。
もうおしまいダ〜と、投げやりにならないところが素晴らしいな、見習いたいな、と思います。
オバハンはどう生きるのか
家は片付けたし、両家も処分しました。
実親は海洋葬・樹木葬にして墓問題もクリア。
自分の持ち物も処分が終わり、今現在使うものだけの暮らしになっています。
そうなるともう「収束時間」に対するモノへの憂いってほぼ無いんですよね。。
ストレスを感じる事柄から離れる
ストレスってよく使う言葉ですが、、
よーく考えるとストレスって「自分の気持ち」と「やること」が反対方向やズレる時に「ストレス」になるって言っていませんか？
大抵「本当は嫌だ」「けれど〇〇しなければならない」という葛藤があるからこころが重くなる。
そこで今、シニア世代になり気をつけているのが「自分の気持ち」と「やること」のズレを少なくする意識改革です。
グリコなるべく自分に正直にあろうと思っています。
「イヤ」と感じるものはやらないし、「ねばならない」から離れるように。
この「イヤ」という直感が大切。
この気持ちを蔑ろにしてあっちこっちいい顔をすると後のツケが大きいので「イヤだなぁ」と思ったら無理しないようにしています。
だから今日はしんどい、、と思ったら掃除さえサボることもあり。
そのくらい自分を自分で縛ることから卒業しました。
「イヤ」は強烈ですが、自分を守る大きな武器でもあります。
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やりたいことをして気が済むことも大事
最近「やりたいこと」をしたいのは何故？とよく考えてみたら、私の場合は単純で
グリコうん、もう気が済んだ！
という「清々感を味わいたいんだな」とわかりました。
便秘気味の〇〇が出てスッキリ！という爽快感に近いかも（喩えが、、）。
何かを継続しようとはあまり考えていなくて刹那の体験が出来れば胸のつかえが落ちる、そんな感じ。
ただ毎日特別プログラムばかりだと疲れてしまうので、、
なんといってもニャンコと一緒にねんね出来るのが嬉しく、ニャンコの鼻息を今日も聞けると思うと布団に入るのが楽しみ♪
運動出来て、帰る家があって、ニャンコとねんねが出来ればかなり素敵な暮らし♡
収束に向かって欲望は小さくなるけれど
最近すっかり『ああしたい』『こうしたい』という欲がなくなりました。
つまんない暮らしなのね〜といわれそうですが、小さな「気が済んだ」があればそれで満足です。
昨日はお月さんにお花とお団子をお供え出来て「気が済んだ」。
シニアオバハンはどう生きるか、は「自分のイヤに正直に」と「小さな気が済んだ」の2つで乗り切ろうと思っています。
本日はオジさんの入院から改めて自分の時間もあちら側にいきつつあるな、と意識した話、毎日気が済むように生きたいグリコです。
でもそれはほとばしるようなエネルギッシュなモノでは無いのですが、、ほどほど感がわたしらしいなとも思えます。（苦笑）
明日から10月、あっという間に今年もあと3ヶ月。ムムム。
今日も最後までお読みくださりありがとうございました。感謝します。
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