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ウチ、断捨離しました!”離れられない!母娘の葛藤”を観て。住まいには『人とモノとの関係性が投影されてる』って改めて分かった。

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今回は今のBS番組がレギュラーになる前身の特番のその後です。この”母と娘”の回は自分自身を重ねて食い入るように観た記憶があります。視聴は2度目となりますが相談者さんがその後何を感じて成長したかが分かりました〜。以下、感想と得た学びです。

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目次

親離れしない娘に部屋を片付けて一部屋あけ、自立を促そう

相談者さんの目論見は、『塞がっている部屋を片付けて娘の部屋にし、それをきっかけに娘の自立を図ろう』というものでした。

当の娘さん、カメラがある所でも”抱っこして〜”とハグを求めるのです。1日5回以上ハグしてもらわないと駄目なんだそうです。求めるのは安心感。(汗)

それでも”ハグ”する相談者さんの顔はちょっと困惑気味にも映りました。

もしウチでもそうだったら、これはちょっとマズイなと思います。

そのような場面をTVというメディアで映すというのは逆に相当な覚悟があるんだろうなとお察ししました。

相談者さんの過ごしてきた歴史はほぼ一人奮闘の子育ての歴史

夫様が出張が多く2人の子育てをほぼ一人で頑張ってきた相談者さん。

きっと人一倍子供が寂しい思いをしないように頑張ってきたのだと思います。

その証が絵本の読み聞かせでした。

30代半ばから英語を教えていて教室で使う教材を自宅で管理、空けようとしている一室はその教材と日常生活品の吹き溜まりとなっていました。

その他にも自分の出来ることは全部こなそうとしてPTAや外の活動に手を出して過剰に自分を忙しくさせて、日々過ごしてきた様子でした。忙しい人はホント色々抱えちゃうんですよね。。

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やましたひでこさんは言う、娘さんに新たな希望の詰まった空間を与えるのとこのモノとどっちが大事?

やましたひでこさんが訪問して部屋の様子を拝見、そして

”仕事で何を実現させたいの?”

とまず聞きます。

ドキッとしました。

私が仕事をしていた時は”仕事で何を実現させたいか?”など考えてもみなかったからです。そのツッコミヤバイっす。。

冒頭の問いに戻るのですが、塞がった一室をみてやましたひでこさんは

娘さんに新たな希望の詰まった空間を与えるのとこのモノとどっちが大事?

と相談者さんに2択で迫ります。

娘です!

と即答。

だったら、ココにあるもの全て断念だよね。

ザックリ言いますなぁ。。でもそのくらいの荒療治が必要なのね。。

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やましたひでこさん、絵本のある和室から崩していく。”思い出は形がないとダメかな?”と。

1100以上ある絵本を全部捨てろって言われたら泣いちゃうかも、、とやましたひでこさんが来る前のインタビューで話していた相談者さんです。

やましたひでこさんが崩れかけた本棚から手をつける時に

思い出は形がないとダメかな?

と相談者さんに問いかけます。ちょっとひるみますよね。この問いは。

最初要る、要らないで迷いが出ていた相談者さんですが、心の中で『娘とモノ』を天秤にかけ徐々にエンジンが掛かり、やましたひでこさんに”できそうだね!”とハッパをかけられると”やります!”と語気を強めていました。

『大切な娘に希望の詰まった空間を渡す』と言うのが具体目標

ですから。。

片付けを通してモノと人との関係性が見えた瞬間

相談者さん、忘れていた過去を思い出しながら涙して絵本を片付けた日もあったそうです。

この忘れていた過去と向き合う作業も大切なんだそうです。

そして片付けを通して自分と向き合っていきます。

朝から晩まで忙しい思いをしていたけれど、無理をしていたのは自分だったと。

絵本を抜きながら本棚に

ずいぶん頑張ってくれたねー、ありがとう

と声をかけていました。これ、自分で自分を慈しんでいるようで観ているこっちもうるっとしちゃいました。(視聴2度目なのに)

本棚がお母さんで本は子供だったんだ、アレなんでそう思っちゃうの、、涙

本棚って自分の象徴だったんだ、、

絵本は頑張ってきた自分の証拠品

だったんですね、きっと。

子供はもう負ぶさっていなかったのかも、私が自分でおんぶしていたのかも。子供は多分おんぶしてもらう必要はないですね、私もおんぶする必要はないですね、もうね。

このモノと人との関係性が色濃く出るこのコメント、この気付き。

ここで不安なのは娘ではなく自分だったと気付くわけです。あ〜片付け、奥が深いよ。。。

私も同じようなことをしました。娘の記録からの卒業です。

残していたものは思い出というより『頑張った私を認めて欲しい』という気持ちでした。

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2年後、再び訪問。お家は安心安全に包まれた空間に。娘も自立の自覚が芽生え始める。

和室は空っぽのまま維持出来ていて、更にキッチンが低めの白の食器棚に変わり、安心安全な暮らしになっていました。

絵本も更に減って自分が大好きな30冊のみとなっていました。スゲー!

そして、

思い出のものがなくても大丈夫、昔より今を楽しむのが大切

と素晴らしい発言が!!!この言葉からも今の充実感が伝わってきます。

やりましたね!

娘さんも自室が出来たことで”ずっと甘えてちゃいけないんだな、自立心が出てきた”とインタビューで答えていました。

また、相談者さんも

お互いに好きなようにしていいよ、というのがお互いにある

と言っていました。(そんなに窮屈な関係だったんか〜い、、汗)

心配するという度合いが減った。子供たちはこの人たちでメチャメチャチチカラがあるんだなぁ、(とわかり)信頼できるようになった。

そっか!心配するって、、信頼していないってことなのか、、

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やましたひでこさんから締めのコメント

自分のことを信頼できれば、他者のことを信頼できる。自分自身を信頼することを取り戻せば、結果的に周りとの関係が信頼関係になる。

あれ?私達っていつの間にか自分をディスって自分で自分を貶めていたのかな?

やっぱり底辺には自己肯定感の薄さが問題としてあるのかな?と思いました。

もっと自分を認めていいのかぁ〜。。

でもオバハン、自分を認めると天狗になりそうで怖いんすけど、、(笑)

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オマケの断捨離®️は朝日新聞のひととき欄に投稿していたおじさま

こちらは『感謝離』と『代謝離』という言葉を使いながら、先に亡くなった奥様の思い出の品を手放した話を投稿したおじさまにやましたひでこさんが会いに行く、という企画でした。

やましたさん『感謝離』と言ってもらえてすごく嬉しかったようです。

『断捨離®️』=捨て、と誤解されがちだったので、この言葉がドンピシャみたいでした。

モノとの関係を慈しみながら、離れていく、そして生きていくのは新陳代謝です。『感謝離』と『代謝離』、まさにその通りです!

ここで、おじさま、ちょっとやましたさんに2つほどアドバイスを頂いていました。

自宅を手放して夫婦二人で入ったケアホーム暮らしです。

奥様の思い出の衣類数点と以前自宅で使っていた表札を出してさてどうしたもんかと。。

やましたさんは

使わないものは丁寧に畳んで仕舞うと心も穏やかになれる

自宅で使っていた表札は『捨てたいのか、捨てたくないのか』自分の心に聞いてみる

とアドバイスされていました。

何もかも捨てるのではなく、大切なものは何か、自分の心に聞くこと!

おじさま、『捨てたくない、そうか表札は捨てなくてもいいんだね』と安堵していました。

(おじさま、大丈夫よ、この表札ちゃんと燃えるから、、ふふ、、黒グリコ心の声)

今回は改めて人とモノとの関係性が分かった回でした。

2年前に見たときと自分の捉え方がまた変わってきていて、聞きこぼした『空間として捉える』考え方や新たな『空間の距離、時間の距離』という言葉を聞いて3D視点で今を捉える大切さを知ったグリコール・グリコです。

一度立ち止まって自分の来し方を考えて前に進むと人って変わっていくんですね。

2022年追記:後から知ったのですが”離れられない!母娘の葛藤”に出演の相談者さんその後断捨離®️トレーナーになっていました。

びっくり!

人のその後の人生も変える断捨離®️との出会い。おおお〜でございます。

さ、参加してたりします。。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • あの濃厚な親子関係は相当引きました。
    が。
    娘を思う気持ちの強さを感じましたよ。
    私なら本を捨てられないかも。

    やっと家に帰ってきました~。
    実家では父が老害を振りまいていて辟易しました。。。。

    • コンバンワ、kaorun様。相談者様の困惑感とこれではいけない感が伝わりましたね〜。
      私、小さい時親戚のうちにお泊まりできなかったです。夕方になるとお母さんの笑顔が浮かんで寂しくなって。。
      その時、自分はなんで泣けてきたのかな〜と思い返していました。
      あの時の不安はなんだったのだろう?歳をとっている親だったのでいつでも居なくなっちゃうかも、という恐怖もあったのかな、、
      あの娘さんもお母さんが居るんだけれども、いつも忙しそうにしているから何となくどっかに行ってしまうのではという怖さがあったのかな?
      とも思います。ゆっくりした時間を持てたお母さんと、自分のスペースで安らぐことができる安心感が得られてこれからゆっくり自立していくのかな、
      と思いました。
      我が家も未だに親にお弁当をオーダーする娘なので、人のことは言えません。あはは。

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