BS朝日”ウチ、断捨離しました!”7/10放送の録画を見ました。今回根深い片付けの闇の中で苦しむワーママ相談者さんのドキュメンタリーでした。今回は私が共感したところをフォーカスした感想です。
『孤独な我が家からの脱出』、タイトルからして重たそう、、
都内賃貸マンション3LDKにお住いの相談者さん。フルタイムで働き、しかも三人の子育てもしています。
朝4時に起床、朝食の支度をして6時には家を出るというハード振りです。
リビングに『服塚』が出来ていて、あ〜あるある、、と画面を見てうなづいていました。
共働きって多かれ少なかれこんな感じになるよね。
私は仕事をしながら一人育てるにもアップアップしていたので、この時点でもう挫折だな。逆によくやっていると思います。
ん?と思ったのがカーテンです。
どの部屋もちょっと短めなんですよね。
ゆっくり窓を測ってカーテンを買おうという気持ちの余裕もなく、とりあえず間に合わせで買ったものを使っている雰囲気がカーテンに現れていました。
部屋が荒れている状況を話すも愚痴が溢れ出る
元々はモノの定位置があったようですが、『家族がみんなあったところに返さない』
『住所不定の人たちが行き倒れているんです』に、始まり
- 仕事が忙しい
- 上二人(の子供)がとても手がかかる
- ストレスが溜まるとバックを買ってしまう
更に
とまで言うのです。
相談者さん、正直だな。自分で自分に嘘をついていないもんね。
幸せじゃないと思う訳は何ですか?と番組スタッフが尋ねます。すると相談者さんつうっと涙をにじませながら
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家事、出来て当たり前という沼
私も家事は得意な方ではありません。家事の辛さは逆に専業主婦になってヒシヒシ感じます。(滝汗)
出来て当たり前と相談者さんはおっしゃっていたけれど、家事の辛いところは家事を担う人が『やって当たり前という沼』にハマるところだと思います。
足を入れたら最後、身動きが取れなくなる、、まるで沼。
苦役労働って思うこともあるくらいです。
出来て当たり前という沼から逃避?もあってバック買い
家は荒れるわ、子供は言うこと聞かないわ、夫婦仲も最悪だわ、誰も自分のやっていることを認めてくれないなら(評価してくれない)、自分に自分でご褒美して当然よ。だって私働いているんだもの。文句あっか?
くらいの気持ちもあったのではないかと。。。。
家の中が荒れている分、お高いブランドモノで武装したくなる気持ち、わかりますぅ〜大物買いしてスカッとしたいよね。
相談者さん、その後自分で分析してブランドバックも手放していました。チェック項目は等身大の自分の生活にあっているかのようでした。雨×自転車×革が硬いなど。
これからは自転車通勤と不意の雨にあっても大丈夫なバックに巡り会えるといいっすね!
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やましたひでこさんは言う、家は心を和ませたりエネルギーをチャージする場所だと。
荒れたリビングの惨状を見て、やましたひでこさんは
と言います。
そうなんだよね、、『家』はまず自分を守ってくれる容れ物。
そこに緊張やストレスが発生したら自分が元気になれないよね。。
やましたひでこさんが片付かないリビングを紐解く。
早速片付けをしていくうちにスチールラックに使い古した引き出しが入っていることに着目するやましたひでこさん。”この引き出しは?”
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古い引き出しは『母が押し付けてきた』という相談者。闇が全開!
相談者さん、ここでこころの膿を出すように言い放ちます。
おおー!母娘アルアル!母の呪いから抜け出せない娘っすね!私も結構そうでしたぜ。
ここでやましたひでこさんが相談者さんが大きく踏み出せるように促します。
ドキンとしました。
そう、ここにお母さんは居ないのに。
私も実母の残したものなど手放すのにかなり時間がかかりました。。。
そして未だ全て出し切れていません。。やべっ。
私の場合は亡くなってしまっただけに時間薬が必要でした。
この時丁度相談者さんの妹さんが遊びにきていて、相談者さんが無意識に『これ要る?』と振るのですがそこでもやましたひでこさん、一発かまします。
ヤバ、結構私も同じことしてる!!!気をつけよう!
この時相談者さんがハッと気付くんですね。そうか、そう言うことか。。と。
そこからザクザク片付けが進んでいくー
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しかしなぜかラスボス(母)が降臨、要らないものを引き取って帰っていく
あ、新しい展開でした。(滝汗)元凶?の母上が降臨。
でも相談者さん意を決して言います。
こんなものもらっても何の思入れもないから捨てるよ
初めての独立宣言だったかもしれません。多分カメラが入っていなかったらお互いもっと感情的にヒートアップしていたでしょう。
そう言う意味では第三者(この場合はメディア)が入るって、感情のもつれを最小にする効果があるな、と感じました。
もし私と母だったら、、、カメラに関係なく母が怒り私が泣きわめき、、この放送はなかったことに、、と前回同様闇会になったことでしょう(大汗)。。。フゥ。
相談者さんのお母様、ラスボスは71歳。
高校生の時の服をまだ着ていると誇らしげに語っていました。
要らないならとアレコレ沢山カートに詰めて持って帰りました。マジか。。。これも続編が出来るのかな???
やましたひでこさん、最後の仕上げに動く。孤独になってしまうキッチンの改革
やましたひでこさんがここで相談者さんの心に寄り添います。
この的を得た共感コメントが言えるのがやましたひでこさんの凄いところだな〜。
そして今までキッチンとリビングを塞いでいた食洗機と食器棚を取り除いて空間を蘇らせました。
やましたひでこさんの言葉、『自分の人生は自分で作り上げていく』
『自分の人生は自分で作り上げていく』当たり前に感じますが、私も含めて外野要素に振り回されて案外それが出来ていないのかもしれません。
やましたひでこさんはおっしゃいます。
私も上っ面で『今が大切』とか言いますが、その裏の作業(自分の意思で選択し、決断する)をもっと研ぎ澄ませていかないと、本当に『今』にフォーカスしていかないな、と思いました。
うん!まだ進めそうだ!
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今回の気付きは私にも当てはまる、、相談者さんの声『モノじゃなくて人を大切にしよう』
今回の相談事例は相談者さん自身がモノがあるのに全然幸せじゃない、この荒れた暮らしを何とかしたいところから始まりました。片付けを進めていくうちに相談者さんが、
『モノも大切にしていなかったけれど、子供も大切にしていなかった。ぞんざいに見ていた、、』と自分にダメ出しをしていました。
フルタイムで働いているとどうしても仕事に重心が傾きがちになりますもんね。
子供を大切にしていなかったと言うところは共感します。。。
自分にダメ出しする分、前向きに気付きも得られます。
ここが見えてくれば、これから家が荒れ始めてもここに立ち還ればいいもんね。
子育てはまだ長そう、これからも自分で選択・決断してじんわり進んでいってね〜!
とエールを送りたくなりました。
今回の事例は色々てんこ盛りで全ての感想を書ききれないのですが、”ワーママって大変なんだよ、安倍総理、働き方改革上手くいってる?”とつぶやきたくなりましたよ。
この回を見逃した方は7/24夜9時に再放送をするそうです。そして次回は7/17。趣味のモノで溢れたお家らしいです。
小さな娘ちゃんのツッコミ攻撃がキツイ!
毎回この片付け番組を見ては自分の暮らしにフィードバックさせているグリコール・グリコでした〜。
モノから見える自分の気持ち。いつも気付きを得られます。
ウチ、断捨離しました!の感想はここでも↓
コメント
コメント一覧 (4件)
グリコさん
そうなんですよ!働き方改革って、結局女性の負担を増やすだけですよね。
私は最初に聞いたとき、女性が外に働きに行くというのと、病院から家へってどうやったら両立できるんだよ!とツッコミました。
ワーママって本当に大変だと思います。母を見ていて、子供心に大変そうだ、私はできないと思ってました。そして大変そうな母を見ていて、せめて自分がいい子にしようと思っていたような気がします。そしてそれは母の買ったものを受け入れるという風になった気がしました。
闇、深いですねー。
こんにちは、もず様。お互い闇深いですねー(苦笑い)。
我が家は娘を放牧していたし、ダメな親の背中ばかり見せていました(とほほ)。
私は仕事と家事(とはいえほとんど手抜きでやったうちに入らない)そこへ介護が入ったことで体を壊して仕事を辞める選択をしたのですが、何でもこなせないですよね。
どこかで歪みが出ちゃう。
そうですよね、入院期間が短くなるのも引き受ける家族のやりくりも色々あるし。
何だか気忙しい世の中になりました。
グリコールさん、こんにちは。昨日その番組私も見ました。
びっくり!よそは物が多いんですね、、
まあ、私もここまで少なくするのに随分色々回り道しましたからね。
どうしていままで50過ぎるまで分からなかったのか(まあ今でもわかっているとは言い難いが)
もったいなかったけど、仕方ないです。
私が小さい頃は貧乏イコール物が家にない?っぽかったけど、最近は本当に物があふれていますね。
グリコールさんの言われる通り自分の今は選択の結果だと思います。自分の人生は自分で作っていくってその通りだと思います。最近本当に面倒くさい窮屈になったと思います、はぁ〜
こんにちは、真由美様。いつもありがとうございます。
自分の今は選択の結果、私が言ったのではなくやました大先生のお言葉です〜。
本当にね、若い人でもよく考えて行動に移していられる方が多くて頭が下がります。モノがある=金持ちって価値観ありましたね。
現在は多様な価値観や選択肢があるので、自分が主体的に考えて選び取ることが必要ですね。
私はやっと実母のモノに一旦終止符を打てたので、振り出しに戻り、又自分の持ち物を見直していこうと思っています。
還暦までに暮らしをギュッと。
コレからも果てしない私の愚行を見守っててくださいませ〜(汗、汗)