慶事が減って弔事がググッと多くなる50代。喪服の出番が多くなったグリコール・グリコです。(汗)今日は大人の身だしなみの必需品、ブラックフォーマルについての話です。
喪服用の黒は漆黒の黒。同じ黒でも色目が違う事を認識しよう
若い頃には仕事用の黒のスーツ、仕事用の黒バックでお通夜に出向いたこともありました。
お通夜だから、取り急ぎ駆けつけました感があってもいいよね?
その様子を見た実母が、
同じ黒でも『漆黒』と普通の黒とは違う、大人なんだからマナーも考えて行動しないと、お前が恥をかくよ。バックもね、革ではなく布の、、(以下略)
と忠告してくれやした。
確かに『黒』といっても白っぽい黒もあれば、赤っぽい黒もあり、喪服の黒はすごく濃い黒です。実際に並べてみて実感しました。ヤベー。
でも、マナーって何さ???
その場面、場面にふさわしい身だしなみをすること、それは相手に気持ちを表すことにも繋がる
話が弔事から逸れて慶事の時になりますが、仕事関係で結婚式のお呼ばれが続いたことがありました。40代後半から50代にかけてです。この時は親族でもないのですごく困りました。オバハンがカクテルドレスって変だし、一体何を着ればいいの?と、
悩んでいた時に憧れのマダムに相談したら、
マダムのこの一言にガツン!とやられた気がしました。
フォーマルな場面では『自分が』ではなく『場面に沿った装い』が相手に対しての心遣いに繋がっていくのだ、それがマナーの核。
それ以来、特に弔事の一式はアップデートしながらも縮小したことはありません。。。
自分軸も大切だけれど、相手に対しての心遣いという対応も必要なんだとかなり大人になって解りました。
ブラックフォーマル、50から世代には必需品です。超高齢化社会、出番はコレから多いです。持っていて困ることはありません。
他のものは減らせても弔事用一式は他と兼用せず用意した方が非礼にならないな、と個人的には思っています。
(まぁ、普段使いの黒のワンピースがあったとしてもそれで喪の場所に出かける勇者もそういないとは思うのですが、、汗)
50からの身だしなみシリーズはこちらも↓
流石に女史のヒゲは、、気を付けたい案件。
鼻毛もマナー?ファッション?(笑)
臭いも気になるお年頃。。。ああ、なんて厄介なんだ、、
コメント
コメント一覧 (2件)
グリコさん
こんにちは。ブラックフォーマル、大切ですよね。
以前、コートを精査されていた時、私は喪服用のコートがないんだと思いました。
防寒は少なくても仕方ないのですね。
私は夏が苦手なので、喪服と言えば「夏に着たくない。」ことしか考えてなかったのですが、
叔父が亡くなったのが冬で、明るい色のダウンで行ってしまったのが悔やまれます。
すごく寒い日なのと新幹線を使っての移動、何より導尿カテーテルを入れた父を連れているという状態が、もう相手をおもんばかる余裕をなくさせていました。
父の葬儀も冬でしたが、とても暖かかったのでコートがいらなかったのです。
今年は冬用の喪服に使えるコートを買おうと思いました。
アルバム整理、無事終わりました!ありがとうございました。清々しいですー。
こんにちは、もず様。お父様のアルバム整理無事完了とのこと、ご苦労様でやんした〜!
冬のコートですが、私は冬の葬儀にはグレー系のトレンチコートを着て行っています。
葬儀場でのコートは現場に着く直前に脱ぐので大丈夫かと。。問題はコートを脱いだ中身がその場にふさわしいか否かではないでしょうか。
喪服のアンサンブルは勿論所有しています。この歳になると『私服の制服』の一つぐらい活躍するのがブラックフォーマル。。とほほ。
私、夏の葬儀に参列したことがないのですが、現在はエアコンも効くのでアンサンブルのセットアップタイプで対応可能と思います。(野辺送りの行進が野外でなければ、、)