究極な話、すぐにでも終の住処(老人ホーム)に入れる様にを心がけているものの、まだまだ沢山のモノがあるなぁ、、と感じているグリコール・グリコです。
20~40代のミニマニストやシンプルライフ を実践されている方々のブログを拝見すると、『やるなぁ』と感心すると同時に、それぞれの佇んでいる世代の違いに改めて気付かされます。
今日は今日は同じシンプルライフを目指していても年代の違いで暮らし方も変わってくる、そのことをちょっと考えていきたいと思っています。
シンプルな暮らし、確かにモノを削り込む事で脳のゆとりが生まれる
暮らしへの気付きは本当に人それぞれ。
色々なきっかけで『持たない暮らし』に足を踏み込んでいくのだと思います。
確かに自分を取り巻く環境がザワザワしていると(この場合のザワザワはモノが多く溢れているとイメージしてみて下さい)脳が疲れます。
片付けは過剰にかかる脳への負荷を少なくするための情報整理
きっとミニマニストやシンプルライフを目指している人は色々な情報が過剰だということに気が付いた人々ではないのかな?と思います。
脳にも負荷を与えますよね。。
色の反乱を抑えるだけで空間が落ち着く&気持ちが落ち着くのがその証拠でもあると思います。
その通過点が片付け。まずは脳内の情報整理ですね。
収納は情報の定位置決め
片付けが粗方終わるとやっと収納へ足を踏み入れます。情報の定位置決めです。
絞り込んだ情報の定位置がピタッと決まると無駄な動作がなくなるのでかなりストレスフリーな暮らしが実現できます。
この収納変化、実はシニアにはアップデートしづらくなったりします。
今も状況に応じて定位置を修正したりするのですが、若い時と違って「以前の場所」をからだが覚えているので、わたしを含め家族もアップデートに時間がかかります。(汗)
かえって混乱を招くこともあり、収納のアップデート(修正)は時間がかかるシニアあるある。
大きな変化を受け入れられるのはせいぜい50代後半までと思ってとにかく先に片付けをしておいた方がいいと経験上思います。
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で、改めて20~50代の『今』とシニア移行期の60代の『今』の違いに驚く
シンプルな暮らしを目指していても年代によって一律同じことが出来るか?というとやっぱり違うなぁ〜と若い方のシンプルライフを拝見させて頂き感じます。
20~50代のシンプルライフを目指している方々の今は充分体力がある『今』
若い方のシンプルライフは敢えて布団や寝袋に戻る方が居てびっくり。
布団の上げ下げが苦にならないって若い証拠です。(私も体力をつけておけば良かった、と反省です。)
60代は肉体の下り坂の入り口にいる『今』
この位苦にならない〜と思っていたことがキツくなる。
ウォーターサーバーのタンク交換?無理無理。
布団の上げ下ろしも、、、無理です。手首が折れそう(汗)。
”わたしはまだ動けるの!あなたと一緒にしないで!”と言われそうですけど、、
今までと違う自分を感じている方もいるのではないかな〜と思うのですが、、如何ですか?
60代、現実を見る。若い人の『今』との違いを理解する
過剰な情報の削減(モノの整理)はもちろん必要ですが、全てを若い人の基準になぞると無理が出てくるのが現状です。
寝具、布団には戻れない、、
私の知人でも布団の上げ下ろしは適度に体を動かすのにも良いといって今だに布団生活の方もいらっしゃいます。
私はガチの50肩がしばらく続いたこともあり、腕をあげる事が辛いです。
あと腹筋が弱って来ているので腰にも負担がかかります。
そういったからだの事情からスペースを使ってもベット派です。
本当は今から電動の介護ベットをレンタルしたいくらいです。(ベットを所有したくないから)
ここはカットできないところです。
その代わり寝室は寝ることに特化した部屋にするようにしています。
こたつ、つまずく原因に、、
こたつ、思った以上に場所を取るのと、『つまずく』原因になるので使えません。
あと『立ち上がり』の時にコタツの板に手をついた時にぐらっとしてしまうので危険〜。
逆にこたつを使えるって肉体的に若い証拠だと思います!素晴らしい!
普通のテーブルがこたつに変化するタイプも有りますが、やはりコタツ布団が足回りを囲うので掃除もしづらいし事もあり、使用していないです。
フロアにベタッと座る暮らしも立ち上がりが厳しくなる
ガラーンを優先させるとフロアにベタッと座ることになるわけですが、シニアになると立ち上がりのための補助具が必要になります。
コレが又要所要所にあると結構邪魔になります。
(じいじは室内でも3点杖使ってました)
以前MUJIさんの人間をダメにするソファーやヨギボーを導入してみようかな、と思ったのですが立ち上がる時に手をつくと中のビーズクッションがサラサラ移動して想像以上に立ち上がりにくさを感じました。
若い時はそのくらい何ともなかったのに。。
なので、中間をとって『椅子』という選択になります。
これは老いてみないとわからないことだと思います。
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60代これからの暮らし ストレスフリーで『安心』『安全』を第一に
今までシンプルな暮らしを目指してモノを削り込んできました。
しかし私は究極の〇〇ニスト になりたいのではなく、ストレスフリーの暮らしはいかなるものかを追求すれば良いんだなって思いましたぜ。
歳を重ねるとからだの重心が前のめりになって、義理父も義理母も”え?こんなところで?”というところで転倒していました。
そんな義理両親も見ているので、モノの削減も暮らしのダウンサイジングも全ては『安心して安全に暮らす為の通過点だ』と思っています。
老いてくると暮らしはファッションじゃないんだよね。
なんかお若い方のシンプルライフやミニマムライフをディスっているようですが、佇んでいるステージの違いがあるので一律に同じ着地点に立つ事は無理があるな、という事が改めてわかった、、という個人の気付きです。
&
というところで本日は決着しました。
手すりの重要性もわかるお年頃になって来ましたよ〜(笑)。
至る所に手すりがついている我が家ですが、年寄りと暮らすとこういうものの重要性も分かってくるので逆に今はそれが早めに解れて良かった〜と思っています。
今日は過去記事を大幅修正し、シンプルライフを目指しながらも、年代によって取り入れるものがやっぱり違ってくるよね、なんてお話でした。
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました〜。
コメント
コメント一覧 (4件)
グリコさん
こんにちは。我が家も今日、ソファの近くにある屑籠を片づけました。これでしばらく様子を見ます。薬を飲んだ後の包装材とかティッシュを捨てるのにいい場所だったのですが、私が最近蹴っ飛ばすことが多くなりました。蹴っ飛ばすと言うことは、つまづくまであと一歩!天気が良かったので外で干して物置みたいな部分にしまいました。
だからグリコさんが書かれていることが本当によくわかります。これはすっきりさせるためではなく、転倒防止。たまたま今は物をなくす方向でしたが、そのうちつかまるところをあちこち付けないといけなくなると思います。
子供の頃から使ってるスヌーピーの缶のペン立てがとうとう一つになりました。3つ持ってたのですが、一つ減らし、今日引き出しを整理して、もう一つを処分しました。このペン立てに入れているはさみや鉛筆も、引き出しにも入るのですが、パソコン使いながら、時々目に入るスヌーピーが愛おしいので(笑)、一つは残しました。一つ残したスヌーピーはやはり私が一番好きなデザインでした。ピーナッツではなくスヌーピーだけなのが我ながら潔いと思いました(笑)。
こんばんわ、もず様。ついうっかり蹴っ飛ばすあるあるです。
我が家も過去に床置きゴミ箱を削減したクチです。
あと脱衣室にあるゴミ箱をなんとかさせるといいかんじになるんだけど、思案中です。
手すり、1Fは義理母がいたのでお陰様であちこちついています。
お茶を習いに行ってわかったのですが、その先生のお母様が高齢になってもお茶を指導していたらしく、水屋の横に手すりがついていました。
本当にお好きだったんだな〜と思いました。
スヌーピーの缶のペン立て、3つから1つへ、思い切りましたね。
もず様も頑張っているので、わたしもまた見直そうっと。
いつもありがとうございます♪
安心と安全、大切なことですね。
お忙しい中コメントありがとうございます。さよ様。
年齢を重ねれば重ねるほど、人と比較してどうとか、インテリアがどうとかは二の次になりますね。
小池百合子都知事のお決まりフレーズではありませんが『安心・安全』が最優先の暮らしに傾きます。
シニアのベースはまずそこからですね♪そして健康〜♪