このところニャンコの調子が悪く、もどす日が続きました。1日1回はもどすようになったので病院に連れて行くことにしたグリコール・グリコです。
保護猫だった我が家のニャンコ
3代目が亡くなってから猫の保護団体から譲渡していただいたウチニャンコ。
”この子は『ビビリ』です”、と言われて我が家に来ましたが本当に小心者でなかなか慣れてくれませんでした。
元々野良母ちゃんに育てられていた経歴があるニャンコです。
人間はおそろしいもの、日中は隅に隠れていること、大きな音がするところにはいかないように!
と徹底的に野良母ちゃんから教え込まれたようでその教えはからだに染み込んでいるようでした。
よく言い換えれば”慎重派”ということですね。
(スポンサーリンク)
完全室内飼いで静かに暮らしていたニャンコ
小さな子供もいなかったので日中は比較的静かに過ごすことができました。
抱っこは相変わらずできませんが、ベタベタするでもなくお互い程よい距離で程々に付き合う間柄をキープ。
通院のたびにハートブレイクになりますが、それでも通院ショックからの立ち直りは早くなったように思います。
とにかく波風立てずまぁまぁの関係を構築していたのです。
猫がよく吐くようになる
元々早食いをして食べてすぐにもどすことはありました。
しかし10月下旬ごろからよく吐くようになり、先週は食べるとすぐに吐くようになってしまいました。
元々お通じの時にいきむと吐きやすい子ではあったのですが、1日1回はもどすのです。
何か悪い病気が隠れているのかもしれないと、私も娘チョコも必要以上に神経質になっていました。
なにせ3代目が悪性リンパ腫で早逝したので、ちょっとした異変でもピリピリしてしまいます。
もう、様子を見る段階ではないと判断して動物病院に駆け込みました。
(スポンサーリンク)
動物病院でハイスペックな血液検査とエコーをする
とってもビビリなので通院だけでもストレスになってしまう子です。
今できる検査をまとめてして頂きました。
結果は吐き戻しを疑われる臓器の数値はどれも正常値。
猫、どうもメンタルが弱っていたらしい、、マジか
Dr.は、最近変わったことがないか丁寧に聞き取りをして下さいました。
我が家のニャンコが嫌いなのが
1、男の人(男の人の声や足音だけで隠れてしまいます。だから夫シンジさんのこともウチニャンコは嫌い)
2、玄関チャイム
3、固定電話の音
4、家族外の人の声
とにかく『音』に敏感です。
思い返せば、夏から義理母のショート変更で複数の施設との面談を我が家で行っていました。
来訪した施設の方は全て男性。
介護系の方は声も大きいです。
チェストを処分した時も運送会社の人は男の人が二人。
そして先週もケアマネさん(男性)が来たばかり。
オマケに毎週くるクリーニング屋さんも男の人。
とにかく介護系でピンポン♪チャイムが鳴る回数が多い&人の出入りも多い、と言う話をDrにすると
それですね。ストレスで粗相をしたり吐いたりする猫ちゃん多いんです。うちの子もひとりそういう子がいます〜
と、Dr.。
メンタル弱男か〜い!
でもそれだけではないと思っています。
Dr.には言わなかったけれどウチニャンコは実は一緒にいる人の精神状態の波をモロに被るタイプでもあります。
実際9月~から私も色々とピリピリしていました(主に介護のこと)。
さらにゲボが続いてからはそれに輪をかけて娘と二人”まずい病気だったらどうしよう”という不安で更にピリピリ。
それを感じ取っていたのか11月に入ってからは、ニャンコは娘の部屋から出ず日中は娘の布団に潜りっぱなし。
ニャンコも得体の知れない不安でいっぱいになっていたんですね、きっと。
Dr.曰く
という説明をして頂きました。
なんかストレスから来る負荷のかかり方が人間にそっくりなんですけど。。。
(あ、今私喉のつまり感があるんですが、それもストレスによる交感神経のはたらきによるものでしょうか、、と聞きたかったくらいです、笑)
そして治療は今の段階で明確な病変はないので、年内中は吐き気止めと胃薬&消炎剤(抗ストレス剤)を調整しながら使い、徐々に薬を減らしていきましょう、というものでした。
それだよ。
(スポンサーリンク)
フェリウエイを試すと緊張が取れた
過緊張は人間だけでなく猫も、、というところでは『類は友を呼ぶ』って感じです。(泣)
提案があった猫フェロモンを早速使うことにしました。
これは以前動物病院通院後、ハートブレイクでしばらく人間に寄り付かなかったことがあった時使用していました。
しかしリキッドがなくなってその後しばらくこの存在を忘れていました。
リキッドを拡散器に挿してコンセントに差し込むと熱でほわわ〜んとなにやら薫ってきます。(臭い匂いではありません)
人間で言えばアロマ的な、ハーブを焚く感じでしょうか。
動物病院から帰ってきた後はハートブレイクで人間嫌い!でガタブル状態のニャンコも、緊張がほぐれてリラックスしたのか娘の部屋から出てきました。
根は単純なので、またたびとかフェロモンとか凄くきまっちゃうウチニャンコ
このフェリウエイ現在24時間稼働中です。
(スポンサーリンク)
猫のストレスゲボ、人間も緊張しないように心掛ける今後の対策
娘チョコが帰宅後、事の顛末を話し今後の対策を話し合いました。
<確認事項>3代目ニャンコとは違い今のニャンコのからだは基本丈夫だということ。
1.今のニャンコは体が丈夫なのだからお互い過度な取り越し苦労(病気の心配)はしないようにしよう
2.自分たちの心が伝わるから私たちもこころ穏やかを努めよう
これ、人間も知らず知らずのうちに緊張しちゃってるのでお互いリラックスを心掛けようね、となりました。
3.大きな音を出さないよう足音には気をつけよう
特に私がかかとドスドス歩きをしちゃうので(汗)忍びのように歩くよう意識することにしました。
ストレス、小さな積み重ねがからだに影響する猫も同じ
猫フェロモンが効いたのか、今朝は久しぶりに”母ちゃんお腹が空いた〜”と寝室に突撃してくれました。
ちょっとホッとしています。
直接的な原因はコレ!と言うわけではないのですが、小さな嫌なことが続いたり重なると動物もストレスから体調を崩すようです。
今のニャンコは特に”ビビリ”なのでこちらが一緒にピリピリしてしまうと更に悪循環になってしまうみたいです。
ニャンコから学ぶ自分の過緊張っぷり。
おおらかに過ごせってことだな、と肝に銘じました。
コメント
コメント一覧 (4件)
猫ちゃん、そうやって人間たちにサインを送ってくれているのかな。
健気ですね。。。
こんにちは、kaorun様。その視点無かったです。
身を呈して『穏やかに過ごせ』と警告してくれてたとしたら
申し訳ない気持ちでいっぱい。。。
アドバイスありがとうございますV
あれ~!!
新しいにゃんこちゃんが、グリコさんところへやってきたのねぇ。
3代目のにゃんこは、いつ亡くなられたの・・?
知らなかったです。
保護猫ちゃんとの生活は、
3代目さんとは違い、大変なスタートだったんですねぇ。
グリコさん、猫ちゃんもうしっかり慣れましたか。
とてもデリケートのニャンコのようで、
新しい環境に慣れるまで、かなり時間がかかったようですねぇ。
今は、リラックスできているのかなぁ。
あれ〜これ2020年11月の記事です。こんばんわほおじろ様。
ブログを始めた時にはもう4代目のニャンコだった気がします。。
ニャンコのゲボですが、フードの出し方を変えたらピタッと治まりました。
歯がほとんど無いので朝はペースト系のもの、夜はカリカリ。
ゲボしていた時はお通じが出やすいように消化サポートをあげていたのですが、それがペーストと一緒だと胃の中で急に膨らんでしまったようです。
そこを改善したらほぼゲボはなくなりました。
ほおじろ様のベルちゃんはカリカリに慣れましたか?