ショートステイの入浴回数にもの申す

介護

コロナのこともあり、昨年末を最後に遠ざかっていたショートステイの利用。7月に思い切って利用させていただきましたが、利用施設は管理者や職員がガラッと入れ替わりなんだか内容が変わっていました。

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短期入所施設ショートステイ 、掲げる目標はすごいけど

このショート施設はH29年から利用しています。

ここのショートステイ が挙げるサービス目標は

1、普段の生活を尊重した規則正しい生活を最重要視します。

2、お客様が自ら選んで頂けるサービスを提供致します。

4、多彩なイベントの実現により、期待感を作り出します。

5、高級感な仕様により、優雅な数日をお届けします。

具体目標があがっていないのでいまいち茫漠ですが、利用当初はこの目標に沿うべく、職員さんも努力していたように見受けられました。

今はコロナで色々制限がありますがボランティアが来て体操教室があった時期もあります。

持ち物の洗濯もしてくれるし、入浴も1日置きにしてくれていました。

しかしこの数年職員の定着率が下がり、職員が入れ替わる毎に職員自体の質の低下を感じることも多くなりました。

送迎サービスも泊まり荷物だけもってさっさと先に歩いていく男性職員だったり、計画書を忘れたり。

忙しく大変なお仕事というのは重々承知なので、細かいことを言うのは控えていました。

しかし義理母つうさんが7月ショートを利用した時、1Wの様子を記載された紙を見たら、もやもやどころかありえない!と思ってしまったことがありました。

それは入浴の回数です。

このクソ暑いのに入浴が1Wで2回になっていました。

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ショートの入浴1Wで2回、それってどうなの?

ショートの入浴が1W2回に落ち着いてしまう法的根拠がこちら。↓

指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準(平成十一年三月三十一日厚生省令第三十九号)で、「第十三条 2 指定介護老人福祉施設は、一週間に二回以上、適切な方法により、入所者を入浴させ、又は清しきしなければならない。

と定められており、週2回入浴支援できていれば法令上の違反とはならないわけです。

逆にこの十三条が『入浴は1W2回』という基準をつくってしまい、現状はどこのショートも右へ倣えで入浴は1W2回がデフォルトになっているようです。

別の視点で見れば今まで1日置きに入浴させていただいていたのは旧職員さんの『老人を人として尊重する配慮』でもあったように思います。。。(泣)

しかし実際は人も足りないからこの線で行きましょう的な雰囲気がど蔓延しているわけです。けれど

いくら冷房をかけているからってこの猛暑で入浴が1W2回ってありでしょうか???

憲法25条では”すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。”とあります。

時代も令和になり、現在ほとんどの家には家風呂があるのではないでしょうか。

そして習慣の差はあるとはいえ、やはり入浴の頻度は高いのではないでしょうか。

そして何度も言うけどこの猛暑。

法的にオーケーだからって入浴が1W2回ってそれ、健康で文化的な最低限度の生活をぎりぎり担保してるかどうかも怪しい。今の時代には。

最初に掲げているこの施設の目標、”1、普段の生活を尊重した規則正しい生活を最重要視します。”に、照らし合わせると我が家は普通の生活が毎日入浴なのでソコを最重要視して頂きたいのですが!

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利用者第一なのか職員負担軽減が第一なのか?

ショートはレスパイト(家族の休息)で使わせていただいております。

現在の介護制度があってなんとか家族介護が回っております。

しかし人手不足で職員が離職しないよう、職員を繋ぎ止めるために手を抜けるところは手を抜いて施設の体制を維持するようでは利用者の生存権が蔑ろにされているように感じます。

職員第一でなければ昨今は人が集まらないのでしょうか。

やはり自分が看れないものは他人も看れないと思った方がいいのでしょうか。

せめて利用者のニーズを聞いて欲しい

今回は指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準(平成十一年三月三十一日厚生省令第三十九号)第十三条という法的根拠もわかっている前提で施設側と話をさせていただきました。

義理母つうさんに関しては『夏場は一日置きに入浴のサービスを実施してもらう』確約を得ることができました。

しかし声を上げない利用者さんはどうなのでしょう?

しょうがない、と黙っているのでしょうか。

はたまた預ける側は預かってもらうのだから内容はおまかせなんでしょうか???

利用者側も自分または家族が置かれている現状にもっと目を向けても良いのでは?と思うのは私の独りよがりなのかなぁ。。。

にしてもニーズを汲み取ってもらいたいです。

年寄りだってにんげんだもの。

元凶は指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準、そろそろ改定をだせ

この法令、制定が平成十一年三月三十一日です。

近年の環境の変化を鑑みれば週2回以上を3回以上にするべきかと思います。

コロナ加算はさっさとやったんだからここもアップデートして欲しい。

厚生労働省で働く人々よ、厚生労働大臣よ。

この猛暑の中、まず自分が1Wに2回の入浴で過ごしてみろや。

風呂好き日本人から風呂を奪うなー!

というわけで、今回は介護、それもショートの実情を熱く語ってしまいました。

自分がもしショートを利用するようになったら絶対毎日風呂に入りたいと切望するグリコール・グリコでした。

この件に関しては利用する側、施設で働く側それぞれ話を聞きたいと思っております。是非コメント下さいな。

コメント

  1. もず より:

    グリコさん

    こんばんは。暑いですねー。お盆の時期、介護中の色々を思い出しながら拝読しました。
    ちょうど今読んでる本が墓と葬送に関する本で、これまた送るまでの介護とか病院のシステムの矛盾(三か月で転院)に苦しめられたことが、学者らしい乾いた筆致で書かれていて、
    グリコさんが書かれていたショートのお風呂に関することと基本は同じだなあと思いました。

    うちはショートは2泊3日しか使ったことが無かったので、お風呂に関することは経験がありません。しかし、ヘルパーさんをはじめ、訪問看護、デイサービス、同じ所のショートステイ、福祉道具、介護タクシーとたくさんの方に支えて頂きました。今も多くの方に感謝の気持ちでいっぱいです。

    しかし、いい人ばかりではなかったのも事実です。引かれるかもしれませんが、ケアマネは2回替えました。一度目はお金をネコババされ、ヘルパー自身はそれを認めたにもかかわらず、事務所を解雇にはなりませんでした。ケアマネはその事務所の人だったので、辞めて頂きました。ケアマネ自身はいい人でしたし、私も親しくさせてもらっていました。ネコババにも憤慨されて落ち込まれていました。ただ、社長が解雇にしなかったのです。(県にも連絡しました。)そういう会社とは付き合えないということで、替えました。ベッドとかも借りてたから大変でした(笑)。

    二人目は、小さくズルを繰り返す人で、父とは元々相性が悪く、後でわかったのですが、看護師さんや主治医も嫌ってました(汗)。ある時、その小狡さにブチ切れて替えました。これでは在宅での看取りは不可能だと感じたからです。保身の塊のような人でした。本社の方からも教育責任者が来て話し合いを持ちました。こういう風に悪く書いてますが、自分ペースで進めていく、彼女のやり方は、お任せの家族の方には心強かったと思います。うちのように方針がしっかりした家族とは合いませんでした。(この事はちゃんと本社の方にも伝えました。)

    介護サービスに携わる方々にも色々いらっしゃるし、会社の方針も色々あります。同じ会社でもサービスでストーブに灯油を入れて下さるヘルパーさんもいらっしゃるし、規則だからできないと言われる方もいる。訪問介護の場合はより個人の考え方が反映される気がしますが、ショートなどの施設の場合は会社の方針と、施設長の考え方で対応が変わってくる気がします。おつう様のショートも施設長が変わられてのかなと少し思いました。

    グリコさんのおっしゃるように介護サービスの基準自体が、ショートに限らず快適に暮らすには全く足りません。母の時に痛感しました。(だから自費対応してもらいました。)
    国が介護や育児はつまらない仕事だと思って、そこにお金をかけない限り、いい人材は集まらないと思います。介護職の方々のやりがいだけに頼っていてはだめだから。
    大手広告会社に中抜きさせる金を保育や介護の現場に回して欲しいです。

    • グリコール・グリコグリコール・グリコ より:

      こんにちは、もず様。赤裸々なお話ありがとうございます。このような実体験の話こそ貴重です。
      ケアマネさんも色々いらっしゃいますよね。そして家族と合う合わないもあると思います。
      あと、実務経験とコロコロ変わる介護制度に対しての習熟度の差もありますね。
      いい人ばかりではない、と言う下が本当にそうだな、と、思いました。
      正直ヘルパーさんや介護に関わる職員もピンキリなので、これも出たとこ勝負ですよね。
      個人との関わり&家の中に入ってくる人なのでどんな人が当たるかむむむ、、であります。
      是非ヘルパーさんや介護に関わる人の意見も聞きたいところです。
      にしてもどんな仕事もそうですが精神論だけでは誰も続かないと思います。
      根本は法令がかわらないと駄目ですね。
      私も国で保証せよとは言わないです。欲しいサービスはお金を払って解決するのならそうさせていただきたい。
      そのほうがうんとすっきりします。そういう選択肢がもっと増えていいと思っています。
      金払うから入浴させろって感じですね(笑)。

  2. ブラン より:

    介護施設の実情を知り驚きました。
    自分の置き換えたら考えられない・・・。

    色々と諸所事情はあるのでしょうが納得しかねます。
    楽しく年老いていくことが難しくとも、少しでも気分良く年老いて行く権利(?)はあるのでは?

    1週間に2回しか髪を洗えないってことですよね、どうかと思います。
    今の季節・・・。

    声を出したら改善されるって、黙っていたらそのままなのかな・・・。
    いずれ自分の通る道、杓子定規にではなく心のある対応を願います。

    グリコさんの熱い気持ち、伝わりました。

    • グリコール・グリコグリコール・グリコ より:

      こんにちは、ブラン様。ちゃんと届いております。
      そそ、介護サービス、まずは自分の身に置き換えて考えたら『そりゃないだろ』ですよね。
      >楽しく年老いていくことが難しくとも、少しでも気分良く年老いて行く権利(?)はあるのでは?
      ↑名言ですね!
      そうです、どの世界でも声の大きな人の意見が通るのです。
      でも、嫌ですよね、言ったもん勝ちって。
      義理母のケースだけが改善されても気分はよくありません。
      全体が底上げできないのか。
      悪法がアップデートしないかぎり、全ては低空飛行の基準でまかり通るのですよ。
      前回ショートから帰ってきた義理母の足の裏が垢だらけで哀しくなりましたぜ。。
      というわけで、現在新しい施設も開拓中でございます。

  3. 介の助 より:

    たまたま記事を読んだ介護職の者ですが…
    文章が一方的で、介護人材が減るわけだなぁと率直に感じました。

    今ご利用のショートステイの施設や職員さんの名誉にも関わるところですので書かせていただきますが、
    2025年まで高齢者人口は増える一方で、受け皿の数は変わらず人手は足りなくなり続けているのはご存知のところかと思います。

    理想的な介護はどの職員にもありますし分かっています。
    ですが、
    介護職の人材は不足していく一方
    給料は下の下でほとんどの施設系職員には祝祭日の代休もなく
    処遇改善なんてごく僅かな手当てで
    それぞれのライフワークバランスを保ってぎりぎりの働き方をしてる人がほとんどです。
    たかだか数十時間のカリキュラムを終えたばかりの人材が
    「プロなんだから」と人命が関わる食事介助や入浴介助等計り知れないリスクを背負って
    認知症の方々のお話を何百回と傾聴しながら移動介助や排泄介助を行っている現状で…
    普段のアクティビティや季節ごとにイベント等を行って少しでも楽しんで頂けるよう
    働き方改革によって残業も減らさねばならない世の中の流れの中で出来る限りを尽くしていると考えます。

    もし、本気で介護の質向上を訴えるならば「この猛暑の中一週間に2回の入浴で過ごしてみろや」といった現場へ煽りを込めた心無い文章を匿名で誰でも読める環境に晒すよりも他に方法があるのではないですか?
    是非厚労省や議員へ直訴して、その結果をブログに上げて欲しいと思います。

    一人の人を見るのには家族や介護職員、その他大勢の関係者が補完し合わなければ
    コロナ以前に介護業界は崩壊寸前です。

    私自身も在宅介護と育児を行いながら介護職として働いておりますので視点は分かりますが、今回は逆の立場から書かせていただきました。

    もし、じゃあなんで介護職なんてやっでるんだと少しでも思う方がいるならば
    それはもう、日本終わってるなとしか言いようが無いですね。

    • グリコール・グリコグリコール・グリコ より:

      はじめまして。介の助様。介護職の立場からのコメント、お忙しい中本当にありがとうございます。
      まず私の文章で不愉快な思いをしたとしたら申し訳ないと思っています。ごめんなさい。

      >理想的な介護はどの職員にもありますし分かっています。
      ですが、
      介護職の人材は不足していく一方
      給料は下の下でほとんどの施設系職員には祝祭日の代休もなく
      処遇改善なんてごく僅かな手当てで
      それぞれのライフワークバランスを保ってぎりぎりの働き方をしてる人がほとんどです。
      この件に関しては
      1、介護職を選ぶにあたってそれぞれの方が何かベースの動機があって選ばれていることと思っております。
      しかしながら理想と現実の乖離があるのも事実と思います。それ故実際離職率も高いことも知っております。
      2、人材不足から給与に関してのくだりは理想の介護は誰もが心の中にもっている、けれど、実情はこんな低い給与の中でがんばっているんだ、そこをみていない、分かっていない、一方的だ
      とおっしゃっているように受け取りました。
      しかし給与問題や勤務環境から派生する理想の介護ができない状況を変えるには、
      まず「労働者」がお互いに横につながる(組合に加入する、組合を作る)ことも大切なのではないでしょうか。
      そして組合からその声を受け止めてくれる「いわゆる族議員」を作ることも必要ではないのでしょうか?
      介護職のみなさんはそこの自助努力はされておりますでしょうか?
      そこを棚上げして”こちとら薄給でもやってやってんだ、だのにこの心ない文章はなんだ、あなたが直訴すればいい”と憤られてもそこは筋が違うと思います。
      労働環境の改善はまず働く側が声を上げるべきものかと。
      私は法令を作ったお偉いさんに”この猛暑の中〜”の文を向けています。(小さな抵抗)介護職に向けて書いたつもりはありませんが、そうとれらてしまうのは
      私の文章の伝え方が悪かったのだと思います。嫌な気分にさせてしまって申し訳ありませんでした。
      義理親とは一緒に暮らして九年、介護が本格的になって七年目です。入浴は基本毎日一緒に入っています。
      介護、私は自分のベースの中に”自分が出来ないものは人だって嫌だろう”といつも思っています。
      それ故、実はショート利用もレスパイトと割り切って、、と思っても人にお任せするのは、
      義理母に対してもそれを受けてくださっている施設の方々にもかなり後ろめたい気持ちをもっています。
      厄介払いをしていないか、負担をかけていないか。
      だからこそショートに行ってもらう以上は義理母にはショートでの時間が少しでも快適な時間になってほしいと望んでいます。
      それ故義理母が不満に思ってもなかなか言い出せないところは私が代弁する、そんな気持ちで取り組んでいます。
      自分が”もう面倒見れないからホームに丸投げ”、、が出来る割り切りの良い人間だったらもっと楽になるのにな、とも思います。
      今回、介護職の介の助様からコメントも頂けて良かったです。本当にありがとうございました。違う視点のご意見も必要ですよね。
      あ、一つ伺いたいのですがもし施設等で介護職に従事している方だと仮定して、
      ショートの入浴回数はどんな工夫をしてやりくりをしていらっしゃるのかお教えくださいませんか?
      利用人数に対して職員数は○人でこう対応している、工夫したところはここ、ということがあったら是非教えてください。
      また、実際はしたいけれど実情はやっぱり無理です、ということでも構いません。
      人に添うということは体力も気力も使います。介の助様もどうぞご自愛くださいませ。
      コメントありがとうございました。