2/20放送のBS朝日『ウチ、断捨離しました!』。自分も堂々シニアの仲間入りをして久しく、シニアの暮らしは気になります。今回は穏やかなご夫婦が目指すシニアハウスとはどんなものなのでしょう?ってことで感想です。
シニアハウスというこれからの暮らしに興味が
久しぶりにBS朝日の『ウチ、断捨離しました!』を観ました。
感想を書くのが止まっていたのは単純に番組が途中でお引っ越ししていたことに気が付かず録画ができなかったのが一番の理由。
そして自分の目線も片付けからちょっと離れた、というのもちょっぴりありました。
今回久しぶりに録画視聴出来たのは「シニアハウス」と言う言葉が目に止まったからでした。
なんといってもわたしもシニア世代です。
シニアハウスってどんな家をめざしているんだろう?
興味津々です。
相談者さんは東京郊外にお住いのH子さん(72歳)。(夫さんは81歳)
1年前から夫婦で片付けをし始めています。
夫様が80歳を過ぎて認知能力が低下したこともあり、モノは定位置を決め、とコレからの暮らしで苦戦しないよう努力されていました。
応募の動機は
というものでした。
実の母以上に長生きしたいって、、前向きですね!そして100歳目指しているところがポジティブでございます。
経年変化はお家の歴史でもありご本人が言うほど”汚い家”では、、ないかな〜。
(スポンサーリンク)
現状は介護認定も受けているのに敷き布団
相談者さんは腰ヘルニア、膝関節症で介護認定を受けているにもかかわらず敷布団生活でした。
4点杖をつきながらトイレにいくのは辛いです。
画面をみて、
まずベッド生活して!
と言ってしまったほど。
歳を重ねての敷布団からの立ち上がりって本当に大変です。
やましたひでこさん指摘 寝室のタンスが危険!
寝室の様子を見てまず開口一番
と箪笥を指摘します。
布団の足元に大きなタンスがあり、これが地震で倒れたら20年快適に暮らすどころではなく一巻の終わり。
やましたさんもベッドにしよう〜と促しますがベッドを入れると身動きが取れなくなる、、と相談者さん。
相談者さん見慣れた風景に麻痺してタンスを動かす発想がない。
片付けのし始めって、小さなモノから始めていくから収納家具まで意識がいかないんですよね〜。
やましたひでこさんはどうしたいか促す
大部分の人は暮らしの過程の中で
という行程を踏みます。(泣)
ただシニア世代は収束期なのでそのまま同じ暮らし方を継続するか否かの分かれ道。
相談者さんは(残りの)あと20年好きなモノに囲まれて暮らしたいというものの、ビジョンは限りなく”もやっ”としています。
シニアのコレからの暮らし、目指したいところはどこなのか。
やましたさんは何が一番大事だと思うか相談者さんに尋ねます。
難しい。。。と相談者さん。
簡単でしょ、コレからの20年元気にいたいんでしょ?
片付けはうわべを整えるための行為ではなく、これからの人生の根幹を整えるためにする。
この視点はとても大切ですね。
それは小池百合子じゃないけれど
にしていくこと。
やましたワード炸裂
試聴していて思うのがやましたさんは相変わらず言葉の変換やたとえがうまい!
・捨てるのではなく、始末をつけよう
・もったいない=美味しいものを食べました、だけどもったいないからトイレいっちゃだめと聞こえる
・始末をつければちゃんと始まっていく
このトイレの例えは強烈でしたが、溜めるってそういうことだなぁ、、と感心します。
今回のキーワードは「始末をつける」
「始末する」だとkillみたいですけど(汗)「始末をつける」って最後まで責任を持つことって聞こえるのはわたしだけでしょうか。
過去に使っていたモノでも今見向きもしないのなら、大事と言いながら大切にしていないのと同じ。
所有者が責任を持ってそのモノたちのケリをつけるのが「始末をつける」ことだと感じます。
逆に家の総容量を適切に把握し&いつも循環を意識して
入ったら出す
を心がければ、片付け術も収納術も必要ないのです。
元を正せば実にシンプル。
ただ家という容れ物に対してのモノの適量って、自分を振り返ってもわかっているようでわかっていなのでモノを入れがちですよね〜(滝汗)。
なんにせよ「始末をつける」すごくこころに刺さりました!
(スポンサーリンク)
腑に落ちるとどんどん片付く相談者さんのお家
やましたさんの例え話がすごく腑に落ちたのか、やましたさんに後押しをされた後はサクサク片付けが進んでいった相談者さんのお家。
夫様はマイペースだったけれど相談者さんはイライラすることもなく、うまく引くところもさすがだな〜と思いました。
最終的には介護ベッドが入り、更に壁紙も張り替えて快適な寝室に♡
これからの希望を体現する『共白髪』の人形を発掘
相談者さんは従姉妹に手伝ってもらいあるものを探します。
それは『共白髪』という人形です。
夫婦円満・長寿祈願の高砂人形ですね。
それを見つけてリビングに嬉々と飾っていました。
この人形はまさに相談者H子さんのコレからの暮らしを象徴しているもの。
決着がつかなかった過去のモノたちの始末をつけて、大切なモノが具体的に見えてきた今。
この人形を見ながら100歳に向けてご夫婦で和やかに、そして健康で安全な暮らしをしていってね〜。
と、画面を見守りました♪
(スポンサーリンク)
シニアハウスには安全と安心と希望があればいい
ちょっとモノ詰まりが起きていたお家ですがこれからのテーマ(100歳まで元気に生きる)もはっきりしました。
それを具体化させるにはまずは暮らしを安全なものに整えること。
安全が確保できれば不安材料が減り安心にもつながる。
そして空いた空間には希望が入ってくるのです。
視聴後はなんとも穏やかな気分になりました。
シニアハウスに必要なもの、それは安心・安全・希望であったのです。
相変わらずこの番組を見終わると無性に片付けがしたくなるグリコです。
今回の「始末をつける」と言う言葉に刺激され、わたしもまた更にチェックしていこうと思います。
過去にケリをつけ希望がたくさんの家にしたい。
本日は久しぶり断捨離®番組の感想、最後までお読みくださりありがとうございました。
過去記事はこちらでも↓
コメント