毎日カタツムリのようにゆっくり片付けをしています。今日は前回の続きで手仕事の片付け2、料理教室のレシピを精査&片付けたグリコール・グリコです。
料理教室に長年通っていた義理母つうさん
食べることが好きだったし、何より人とのコミュニケーションをとるのが好きな人だったから、料理教室での時間はすごく楽しかったんだろうな、と思います。
マダムの賑やかなおしゃべりが聞こえそうな料理教室での写真も数枚残されていました。
作って楽し。
食べて楽し。
しゃべって楽し。
わたしは制作モノになるとほぼ自分との戦い&修行の場となるので社交の場を求めて、、というのはちょっと苦手。
その辺が義理母つうさんとの違いだな、と思っています。
ま、でも楽しかったんだろうな〜というのは膨大なレシピの数々からも想像がつきます。
特にパン作りは熱心で私たちが遊びにいくとパンを作ってくれたり、また一緒に作ったりもしました。
パン生地に切れ目を入れるクープは、スケバン刑事が持っているような二枚刃を出してすっすっと切れ目を入れていました。
生地を丸める時は”猫の手よ”と教えてくれた思い出があります。
そんな思い出いっぱいの”日本ホームベーキングスクール”のレシピ。
まだあるのかな?と思って調べたらまだありました。
そして義理母つうさんの初級・中級・上級の終了証書も残っていました。
わたしは多分作らないと思うんだけど、これは一周忌の時にでも持参して思い出を語るツールにしよう。
のちのちは処分するんだけれど、あまりにも義理父の生きた証拠品が多すぎるので義理母だって楽しい時を過ごしてたんだよ〜という意味も含めて1年は取っておくことにしました。
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時代が変わってレシピも紙で残す時代ではなくなる
昔は料理教室で配布されるレシピは貴重だったと思います。
今日はどんなお料理かな?
帰ったら作ってみよう。
おいしかったからまた作ろう。
そんな気持ちが大量に残されたレシピにも反映されてます。
パラパラめくると、確かに美味しそうだし作ろうかな?って一瞬よぎるのですが今はクックパッドさんやクラシルさんなど迷った時の師匠がネットにはたくさん存在するのです。
なのでここは思い切って全部処分させていただきました。
鬼嫁発動です。(苦笑)
こうも時代が変わるとは思いもしなかったです。
現実はiPadを立てながら料理することが多い今なもんで。。。
そう心で呟きながらレシピを葬りましたぜ。
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遺品整理をしながら故人を偲び、これからの自分に思いを馳せる
なんだかんだいって息子が独立してから自分の時間を楽しく使っていた義理母だったんだな、って思います。
シニアの「きょういく」「きょうよう」(今日、いくところがある・今日用がある)は大切ですね。
晩年はそれらが通院とディサービス&ショートに変わっていきましたが60から80代の時間は結構お楽しみで過ごせたんだなと遺品を見て思います。
今わたしはやっと本当の自分時間がやって来たわけですが、義理母つうさんのように自分が楽しいな♪とおもえるモノ・コトを少しずつ増やしていきた〜いと希求しております。
本日も最後までお読みくださりありがとうございましたV
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