こんにちは、グリコール・グリコです。やっと通える範囲のところに「猫の専門病院」が出来たので、そちらに通院してみました。家族の健康のことは何をおいても第一です。それはにゃんこも同じです。
至って元気なにゃんこ、けれど食が細ることが、、
以前から歯周病があったにゃんこです。一昨年冬のにゃんこハウスを洗った時にそこからポロリと牙が出てきた時はびっくりしました。
首輪に引っ掛かって取れてしまったのかも?と歯周病との関係をあまり深く考えていませんでした。
年一回の健康診断の時にも、歯周病に関してはもう少し様子を見て、、と経過観察が続いていました。
年に何回かご飯を食べなくなるとステロイドでの対処法でしのいでいました。
今年もその波がやってきた、ご飯を食べない、、
食の好みも変わるにゃんこです。
お口が痛いのかも、、と考えるとともに嗜好が変化したかも、、とフードをいくつか変えてみたものの、今ひとつ食べません。
食いつきは最初だけでどれもヒットしませんでした。

やはりお口が痛いのか。。
ご飯を食べないと体力低下につながります。
また、先代ニャンコのリンパ腫が見つかったのが『食欲低下』だった事もあり、すごく焦りました。
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歯科治療に踏み切る
お口を見て頂くと、やはり歯科治療をした方が良い段階に進んでいることがわかりました。
食べたいのに食べられない、これは体力がなくなってしまう、体力がなくなると手術ができなくなるので、速攻全身麻酔での歯科治療に踏み切りました。
仰天。既に15本を欠歯していたにゃんこ、、更に7本を抜歯。
前の日に予約を入れ、予約時間の11時に引き渡しました。
お迎えはその日の18時30分。
先生から手術前の血液検査の結果を聞いて特に異常がないことを再確認しました。
先代と違って体は丈夫そうです。
結果から言うと、、既に15本歯が無くなっていました。
えええーー!
元々歯がない子もいるそうです。
時々カリカリを噛むときに痛そうにしていたので、徐々に粉砕して行ったのかも。。
破歯細胞性吸収病巣(虫歯のようなもの)もあり、歯が溶けかかっていたところもありました。。(泣)
そして7本抜歯。
残っている歯は上の牙が二本とあと数本になりました。とほほ。
戻ってきたにゃんこは当たり前だけどしょんぼり
抜歯、残っている歯のスケーリング、ポリッシング、抗生剤の注入、注射、全身麻酔のための点滴、気道確保のカテーテル、、なんだかありとあらゆることを眠っている間にされて、戻ってきたにゃんこはしょんぼりしていました。
まぁ、通院すると何時ものことなのですが。。
点滴のために右前足の毛がプードルのように3センチ幅で剃られていて、それが痛々しかったです。
歯がスースーになってけれど、ご飯は食べられるようになる
その日は一晩絶食で、翌日から少しずつの食事が始まりました。
様子見の食事でしたが、お腹が空いていたこともあって特に問題もなく、カリカリも食べられるようになりました。
逆に今まで食べていたウエットを全く食べなくなりました。
ウエットのご飯はお口が痛かったからしょうがなく食べていたのかもしれません。。
帰宅後は毛剃りされた右前足を盛んに舐めていたのですが、数日経つともう気にならなくなったのか、いつも通りです。
お口をかばう仕草も無くなり、何時ものにゃんこに戻りました。
一時漁港のような口臭でしたが、歯科治療をしてからは臭いません。
やっぱり腐臭はお口からだったか、、、
とにかくにゃんこが『ご飯が食べられてお通じがあるいつもの暮らし』に戻ったことが嬉しいです。
ちなみに、かかった費用は人間が保険適用外で被せ物を1本するくらいの値段でした。。(びっくり)
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いざとなると治療費はかかるけれど、命を引き受けた以上は良いということはする
昔飼っていた先代のにゃんこやわんこはそれぞれご長寿であまり病気とは無縁でした。
フードも今のような総合栄養食ではなかったものの、それなりに天寿を全うできたんですよね。
しかし現在、生き物と同居をすると思った以上に色々な病気に出くわします。
3代目にゃんこがまさかのリンパ腫で抗ガン治療も虚しくあっという間に亡くなったのは私の中で一番の痛手です。
今回は内臓系の問題ではなく口腔内の問題でことなきを得ましたが、これから高齢になるにつれ、色々な問題に直面しそうです。
けれど『この子』と家族になって命を引き受けた以上これからも良いと言われることはやっていきたいと思っています。
抱っこもお膝にゃんこもしないビビリ君ですがやっぱり家族です。
結局家族に思うところはすごくシンプルで「健康第一」。
これに尽きると思います。。
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