シニアマダムは何故樹木希林にハマるのか

おとなの物見遊山

1/15に樹木希林展”遊びをせんとや生まれけむ”完全版の展覧会を観に行ってきたグリコール・グリコです。平日にも関わらず、シニアマダムが沢山でした。マダムは何故樹木希林さんにハマるのでしょうか?

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衝撃的なコピーを纏える女優、それが樹木希林

まず入り口に広告作成過程のVTRが流れていました。

年齢を脱ぐ、冒険を着る。

樹木さんがセリフを言うと、なるほどそのように自分を自由にしていいんだ、、と納得してしまうから不思議です。

他に有名なコピーでは

死ぬときぐらい、好きにさせてよ。

という宝島社のコピーが樹木さんにぴったりでした。

衝撃的なキャッチコピーを纏って自分のものにしてしまう樹木さん。

それらのキャッチコピーを吉永小百合さんが言っても今ひとつ共感が生まれませんが、樹木さんが言うと説得力があります。

何故でしょう?そんな謎解きをしたくてマダムは足を運ぶのかもしれません。

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どんな人生だったかを知りたい、そんな人

メディアの中の樹木希林さんは飄々としていて、時に色々お騒がせな?夫を抱えながらいつも冷静に振る舞い、言いたいことを言い、、、どんな人生だったのかその足跡を覗き見たくなりますね。

俳優で展覧会までできるのは、数少ない方だと思います。

展覧会の構成は、そごう美術館では

1 一個人の部屋
2 映画女優の部屋
3 BLANK SPACE
4 日本アカデミー賞の部屋
5  日常の部屋
6 着物の部屋
7 京都の部屋(京都・可必館とのつながり)
8 言葉の道

となっていました。6.7が新たにブラッシュアップされて加わった展示となります。

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知ろうとすればするほど逃げ水のように離れていく

足跡を辿りながら剃ろうとすれば知るほど、逃げ水のように、蜃気楼のように樹木さんは離れていくのです。

取り上げられた語録、例えば若い人に宛てた手紙など、面白味がありながらもさらっと深いことを説いていたり、かと思えば映画のコメントは人をはぐらかすようなコメントだったり。

捕まえたくても捕まらないもどかしさ。

日常の部屋では頂いた映画のトロフィーをランプに仕立てたものがあったり、ご自宅の写真や愛用品も展示されていました。

質素に見えながら、コンクリート打ちっぱなしの建物の中に重厚感ある木のテーブル。

柔でありながらも剛。そんな印象を受けました。

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けれん味を大切にした着物

質素な暮らしを心がけていたようですが、着物だけは自らを解禁していたというか、、組み合わせの妙を楽しんでいたようです。(桐の箪笥4竿分、すごい、、)

それもハッとする粋な時代着物のリメイク。

女優だから『けれん味』がないとね。

けれん味、ちょっと大袈裟なハッタリとでも言ったらいいでしょうか。歌舞伎モノから来る『かぶく』に近いと思います。

下の写真の衣装は大胆に帯の一部を袖にあしらっています。

一般人ならこんなド派手な鶴の着物(帯も鶴)はとても着こなせませんが、樹木さんが着ると映え〜。

家紋はuchidaをローマ字でアレンジして刺繍になっていました。粋ですねー。

いつかけれん味のある着物の着こなしをしてみたいけれど、一般のオバハンは樹木さんに立ち向かうには修行が足らない、、汗。

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実は暮らしはしっかり根を張って生きていた人でもある

一見、やりたいことをして、言いたいことを言って好きなように生きていた様に見えますが、実は暮らしにしっかり根を張って生きていた生活者だということが分かりました。

ゆとりはどういうところから出ているか、というと、

収入を女優業だけにせず、不動産の賃貸収入で生活基盤を地味に安定させているというところ

たとえ妥協しない物言いで仕事が無くなったとしても、明日からの暮らしが困らない様な手立てを備えていたところがあっぱれです。

見習いたい。

そんな樹木さんの来し方は、内田也哉子さんの緻密で隙のない文章からも伝わってきます。

まぁ、凡人のオバハンにはやはり樹木希林を生きた内田啓子という女性の謎解きは敵わず。

しかし樹木希林さんの来し方を展覧会で覗けたことはやはり何かしらのお土産を頂いた感覚が残りました。

この展覧会、横浜そごう美術館で1/26までです。前回は先に西のほうに巡回してしまいました。

完全版が又関西方面でもリバイバルされるといいな、と思います。

樹木希林さん関係の記事はここにも。全く別の意味で面白がっていますが、、↓

コメント

  1. まるたけ より:

    こんにちわ。ご無沙汰しています。sognoです。
    因みに今は新ブログを始め、「まるたけ」といいます。
    グリコさんの新しいブログ、ずっと見ています。
    熱烈なファンです。
    でも以前の様に簡単にコメントできないような気がして、
    ためらっていました。
    ホントにアドレスが公開されないよね??
    なーんて心配で。

    でも、樹木希林さんの記事となると、ついに重い腰をあげ?
    いざっ!私もこの展には行きたかったのお。ホントにホントに。
    でも諸事情で叶いません。それで、皆さまのブログにこの話題が
    登場すると、ヨダレを垂らしているところです。
    追いかけても追いかけてもつかみどころのない、手を伸ばすと
    するっと逃げていく、でもこれからも追い続けたい、そんな
    希林さん。大、大好きです。

    ちなみに新ブログは
    marutake.fc2.net/ 「本と珈琲があれば」

    • グリコール・グリコグリコール・グリコ より:

      お久しぶりです、まるたけ様。めんどくさい仕組みですみません。お問い合わせ欄からコメントをくださる方もいらっしゃいます。
      コメントを表に出さないで〜という方も。アドレスは公開されませんのでご安心ください。
      ちょっとめんどくさいかもしれませんが、コレからもお気軽にコメントしてくださいませ。
      「太陽」の樹木さんの着物特集、私も購入しました。着物を半身ずつバラして合わせるなんざぁ、かちょいい!に尽きます。私も欲しい、かれん味。
      さて、新しいブログを立ち上げたとの事、おめでとうございます。が、、教えてくださったアドレス、フルのURLでない為、検索できませんでした。
      Googleでタイトル検索かけても見つからず。申し訳ありませんがもう一度正確なブログのURLをお教えできませんでしょうか?