義理母が転倒して左手を骨折&右手と右おでこをそれぞれ4針ずつ縫う怪我をして1ヶ月が過ぎ、抜糸も終わり、現在ギプスも外れて副え木生活です。一時は寝たきりになってしまうかも?というくらい弱りましたが、ガチで復活しました。特に傷の治りが早く、プロティンを飲み続けたのがよかったのではないかと思うグリコール・グリコです。
タンパク質が足りてないかも?
厚生労働省の第6回「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会 資料「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書(案)
これすんごく長いんだけれど、読んでみると面白いです。
特に今回高齢者のフレイル予防にタンパク質を摂取する必要性が盛り込まれました。
3-3生活習慣病等の発症予防
3-3-1生活習慣病及びフレイルとの関連
たんぱく質の摂取不足が最も直接に、そして、量的に強い影響を及ぼし得ると考えられる疾患は高齢者におけるフレイル(frailty)及びサルコペニア(sarcopenia)である。習慣的なたんぱく質摂取量とフレイルの発症率又は罹患率との関連を検討した観察疫学研究(横断研究及びコホート研究)のメタ・アナリシスは観察集団内における相対的なたんぱく質摂取量が多いほどフレイルの発症率又は罹患率が低い傾向があると結論している)。(中略)ところで、若年及び中年成人に比べて高齢者では、たんぱく質摂取に反応して筋たんぱく質合成が惹起されるために必要なたんぱく質摂取量が多いとする研究報告が存在する)。これは加齢に伴って減少していく筋肉量及び筋力を維持する上で、つまりサルコペニアを予防する上で、若年及び中年成人に比べて高齢者が多くのたんぱく質摂取が必要なことを示している。
資料「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書(案)P113より抜粋
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現状の食事はというと、、
食べることの大好きな義理母つうさんですが、ショートなどに行くと、他の利用者さんが『お米』をお代わりするほどザブザブ食べているのをみてびっくりしたそうです。
義理母つうさんはお米は小さいお椀で毎回50gほど、現在お魚の切り身は1/2くらいでギブアップです。
鶏肉が嫌いなので豚肉ならしゃぶしゃぶ肉で4切れほど、牛肉も4切れくらいでお腹いっぱいと言います。
逆に毎日欠かせないのがヨーグルトと野菜&汁物。野菜はたっぷり食べます。
乳製品大好きなのですが(特に牛乳は毎日飲める)、我が家は娘が牛乳が飲めないので自然と牛乳から遠ざかっていました。
そうなると、ちょっと少ないのかな?と感じるのがタンパク質です。
ゆで卵一個のタンパク質量は約6.5gと言われているので卵だけでタンパク質を摂るとしたら1日に6~7個食べなければならず、すんごい無茶振りになります。
シャケの切り身が100gでタンパク質が約26g、1/2くらいしか食べないのでやっぱり少なめですよね。
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プロテインを導入、タンパク質を補完することに。
人間の身体を構成する筋肉など多くの部分がたんぱく質でできており、毎日、代謝に使う新しい原料(たんぱく質)が必要です。
その量は、まったく運動していなくても1日ごとに、脂肪を除いた体重1kgあたり1g。
上記の表でいうと義理母つうさんなら40g〜50g必要になります。
歳をとっても毎日からだは新陳代謝して生まれ変わっているんですねー。
ちょうど夫シンジさんが筋力アップのトレーニングをしていてプロティンを飲んでいました。
運動したあとの筋肉は細かい傷が入ったような状態になり、その筋肉を回復させるためにたんぱく質は必須。それを効率よく補完するのがプロティンです。
筋肉も皮膚も骨も、回復をさせるためにはタンパク質が必要だろ。
と、怪我の翌日から毎朝、義理母つうさんと何故か私のところにもコップ半分くらいのプロティンが置かれるようになりました。(BMIが18切った今年の夏、、)
牛乳に溶かしたプロティンは義理母つうさんには飲みやすいらしく、毎日ゴクゴク。
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プロティンを飲んでいたからか?抜糸後の傷の回復がめちゃ早かった
怪我をして1W後おでこと右手を抜糸したのですが、お年の割には傷の回復がめちゃ早かったのには驚きました。
おでこの傷は現在シワに紛れて言われなければわからないくらい、手の傷は下から新しい肉が盛り上がってきてふっくら元どおりです。
最初の1Wは本当にもう駄目かと思うほど体のモチベーションがダウンしていましたが、2W過ぎる頃からグングンよくなってきたのにはびっくりしました。
プロティンが良かったのか、そこのところは神のみぞ知るところなのですが、足りていないタンパク質を補ったことは事実です。
私も一緒にプロティンを飲まされていますが、少しだけ疲れにくくなったかな?という感じはします。
でも特に太ったりということはないです。
逆に朝プロティンを飲むとお腹にずっしりきて、夕方まで保ってしまいます。
もともとご飯少なめの我が家、今ではさらにタンパク質重視の食事になっています。
夫シンジさんご推奨の本↓はこちら。
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これからの健康は自助努力で維持せよ、と、国はいう。
今回の厚生労働省第6回「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会 資料「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書(案)ではタンパク質や他のビタミン・ミネラル系の栄養素を何で補完すればいいかは積極的には提示していません。(ここが小狡く慎重なところ)
この報告書すごく長いのですが、この報告書はこれからいかに薬代を減らして自助努力で健康寿命を維持すべきかを暗に提示しているような気がします。
企業がサプリメントに力を入れているのはわかる気がします。
今回は偶然にも義理母のケガからタンパク質をプロティンで補ってみたら案外いけたよ、という話で〆たいと思います。
別機会に今までバカにしていたサプリメントのことも紹介したいと思います。
実は色々足りてなかったみたいでこの夏はサプリでドーピングしてなんとか乗り切ったんすよ。。私も国や企業に乗せられてるなぁ、、と感じるこの頃です。汗。。
コメント
コメント一覧 (2件)
過去記事に失礼いたします。
偶然にも1週間ほど前、83歳の母が転倒して肋骨に微細骨折&ひびが入りました。
問題は転んだ原因(原因不明の失神)なのですが、動脈硬化と塩分量について色々と調べていて、それは別として、こちらの記事ではっと気が付きました!今まで栄養については断片的でテキトーに考えていましたが、おそらくうちもたんぱく質カルシウム足りてません!
まずは骨折の養生。
食品成分分析DBと電卓を片手に、まじめに計算を始めました!
とは言っても、楽をしたいタイプなので、まずは自分たちが毎日食べているものの目安を記憶して、足りなくならないよう心掛けて、アンテナを立てて行こうと思いました。
ほんと、参考になります。
ありがとうございます。
JJ様、訪問ありがとうございます。過去記事がお役に立って嬉しいです。
タンパク質の摂取についてですが、やはりプロテインは馬鹿にならないな、と思いました。
年寄りは栄養をとっているようで摂っていない(というか吸収していないのかも)ですね。私もです。
プロテインはダイエットで取り上げられますが栄養の補完の意味でも効率的かと思います。
1日一回どこかで牛乳+プロテインを入れるだけでかなり違うと思います。
計算しなくても大丈夫♪
プロテイン飲んでると疲れにくくなりました。
あとビタミンもサプリで補っちゃっています。(自分は)
年寄りはたくさん薬を飲んでいるのでサプリはちょと慎重に、でもプロテインは良いと思いますよ〜
ただ、寒い時期は冷たい牛乳(又は豆乳)とプロテインのシェイクはちょっとつらいです。
なのでレンジで温めてプリンのようにして食べたりしています。(笑)
個人的なお勧めは”たまちゃんショップ”の”たんぱくおとめ”が良かったかな。検索してみてください。
国内産なので安心と思います。