ソロ活で毎年楽しみに足を運んでいる『大磯うつわの日』。今年も開催されなんと会場も大磯町内68ヶ所に増えました。その中で今年刺さったのが東光院の展示です。
大磯うつわの日
大磯うつわの日は毎年10月に開催されます。
年々参加数も増え、今年は会場もなんと68ヶ所になりました。
毎年テーマがあって、今年は”おくるうつわ”です。
ガイドマップもブラッシュアップされてきて、今年のデザインが一番好きかな。
期間は10/18~10/20まで。
いつも初日に行くのですがあいにく天候がいまいちで小雨がぱらつく中歩きました。
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紅茶をゲットしたり個人推しの作家さんを訪ねたり
駅を降りると目の前に紅茶専門店のTE HANDEL。
ここもうつわ会場になっていましたが、お目当ては紅茶。
あとは事前に回るルートを計画していたので推し作家さんの会場を回ることにしました。
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東光院の骨壷展が推し!!
おくる側からいつのまにかおくられる側になりつつある自分の立ち位置も含め、いつも頭の隅っこに『生と死』があります。
今回そんなわたしのために用意されたような場所が目につきました。
東光院という真言宗のお寺です。
トークイベントも夕方予定されていました。
歩いてみると東光院は西湘バイパスが見える超海そばでした。
境内にはキッチンカーが4台お店を開いていましたよ。
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攻めるお寺の生死観をテーマにした展示に圧倒
お寺の本堂に”骨壷だって自由でいいんだよ”的な骨壷展が開かれていました。
そしてお寺として「死をどう捉えるのか」、死についての様々な考え方の紹介が垂れ幕となって展示されていました。
命の長さは吸った息が出るのを待たぬほどの長さでしかない。命の短さがだんだん身にしみて感じられるようになるほど、人間は人間らしい生活を営むようになるのだとブッダは説いています。
東光院垂れ幕より引用抜粋
致死率100%の息を吐くほどの短い人生を歩むわたしたち
という言葉にドキンともしました。
たしかに致死率100%
すげー!
そして関連図書も垂れ幕の下の展示。
どれもお寺の蔵書です。
東光院のHPをみると過去のイベントでは毎月「ほろよい図書館」をしているみたい。
お寺のフリースペースでJAZZを聴き、軽く飲食をしながら1200冊の蔵書を読める取り組みもしているそうです。
攻めてる!
時代は家長制度から「個」の時代へそして檀家制度を超えた新しいつながりを模索する寺
寺離れが多いこの頃、では「個」の「死」に今のお寺としてどう対応すべきか。
そして葬儀社による葬儀ではない葬儀を、東光院では考えていました。
なんと、霊柩車を持っていて住職が直々に駆けつけてくれるそうです。
HPを読めば読むほどトークイベント昼間にやって欲しいかったな〜と思いましたよ。
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展示の骨壷はうつわの日参加の作家さんの手によるもの
たくさんはありませんでしたが、展示の骨壷はうつわの日の作家さんによるものでした。
手元供養用の小さい骨壷もあり、興味津々。
実母も骨はちょっとしか拾わなくていいから!と言っていましたが、火葬場のあの雰囲気で”あ、ここに入るだけでいいです”とは言えなかったです。(汗)
これはあくまでも分骨ということでしょうか。
義理母の時も生前に骨壷どうする的な話を本人としていて、「白のふつーのやつにして。柄物は要らない〜」と言っていました。
ま、実際納骨の時カロートの中は白の骨壷だけだったので、悪目立ちをしたくない義理母は白の骨壷で良かったかなぁとも思います。
この骨壷展はひとつの提案、ですね。
今回の大磯うつわの日はちょっと変わったうつわの展示に大いに心惹かれたグリコです。
来年も東光院さんが何をやるのか今から楽しみです。
大磯うつわの日は10/20まで。
お近くの方は是非足を運んで色々な作家さんの作品の中で自分のお気に入りを見つけてくださいね。
本日は画像多めのアップになりました。
最後までお読みくださりありがとうございました〜。
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