梅仕事が終わりました。今年も梅干しを瓶に詰めながら”あ〜わたしはやっぱり梅干しを作るのが好きなんだな〜”とものすごく納得してしまいました。色々な手仕事を体験しながら削り取った中で好きなものが浮き出てきた、そんな感じです。
変化する暮らし
拡散したり収束する暮らし、今までのことを振り返ってみました。
暮らしの中で興味が広がった40代後半~50代
仕事を辞めた40代後半。
遅咲きの人生拡散期。
あれこれ興味を持って手仕事趣味にチャレンジしたり、手作り食品に手を伸ばし暮らしの改革に挑みました。
今振り返っても向き不向きはあるにせよ、その時間は楽しく有意義なものでした。
好奇心も強く好きなモノ・コトも多かったです。
この時期あれこれ食い散らかしたものの、これが一番好き!というセンサーは働かなかったボンクラ時代。。
親の死を経ておやかたをし、暮らしを削り込む
親の死をきっかけに片付けを始めたのが自分の暮らし、いや自分自身を見直すきっかけとなりました。
3世帯分を片付けて新たに再構築したのが今です。
「おやかた」は時に大胆に、時には薄皮を剥ぐように進みました。
ただ時間の経過とともに取っておきたいモノも減り、両親を象徴するようなモノは激減していきました。
それと同時に「終活」も兼ねて自分の持ち物も削り込んでいきました。
何回も選別を繰り返していくと「本当に自分が好きなモノ・コト」が徐々に浮かび上がってくるのが分かってきました。
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好きなコト1 掃除でリセット
自分なりに暮らしを削り込んだのでその状態を維持していきたい気持ちが強くなりました。
ホコリで死なない〜と豪語していたわたしが手のひら返し発言ですが、住まいと自分の脳内は「フラクタル」な関係だと自覚しているので
「まずは掃除でリセット」です。
「掃除リセット」を続けていると空間のざわつきがすぐわかるようになってきました。
家の中を整えるだけで気持ちも穏やかになるため、モノで気持ちのざわつきを補填しなくてもよくなり、「何かが欲しい気持ち」が薄れるようになりました。
今は無理なく「必要なモノだけ」買う暮らしになりました。
あと数年で年金生活になりますが極端な節約をしなくても掃除で心地よい暮らしが得られるのでこころも安定しています。
好きなコト2 季節を感じられるコトが好き
あれこれやってみて残った事柄を眺めてみると、わたしは季節を感じられるコトが好きなんだなぁ〜と再発見しました。
梅仕事が最たるものです。
今年も無事に出来た梅干しちゃん♪
一手間なのですがその一手間をかけてもずっと続けたい「梅仕事」。
季節を感じられる事柄が好き。
一時苦しくなっていた「おせち料理」ですがこころの底では「ハレの日」の賑やかさはやっぱり好きなのです。
これからは無理がない程度に出来ることを復活させようかな?とも思っています。
季節を感じるという点では「お茶道」に足を踏み入れたのもそういう意味があったのかな?とも思えます(笑)。
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自分なりに削り込んだ暮らしにはシンプルな喜びがある
「掃除」も「季節を感じること」もあたりまえの暮らしの中にあります。
暮らしを整えていく前も分かっていたはずだけれど分かっていなかったのかも。
自分に過剰についた荷物を削ぎ落とした「今」だから「自分が好きなコト」がより鮮明になってきたのだと思います。
好きだ〜♡と選び取ったものは地味だけど喜びがあるのです。
代わり映えのしない暮らしですが、自分なりに充足しています。
本日は梅仕事を終わらせながら「やっぱり梅干し作り好き♡」という気持ちが湧いてきたので削り込む暮らしで見えてきたコトをかいてみたグリコです。
今日も最後までお読みくださりありがとうござました。
地味な日々の繰り返しはこれまでのご褒美と思って暮らしています♪
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