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目からウロコ リフォームで使い続ける着物

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着物をリフォーム

実は週末、お茶の先生にくっついて馬喰町にある着物問屋さんに行ってきました。そこでの学びをちょっと書こうと思います。

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目次

着物をとことん着る

「着物」についてまったくど素人なわたし。

グリコ

着物のことって何も知らないんですよね

といったらお茶の先生が「まずは色々見てみると良いですよ」と、

着物屋さんに帯同してくださいました。

先生がお付き合いがあるお店は馬喰町にある着物問屋さんです。

(と、問屋、、汗)

先生はガッツリ着物を買うのかな?とおもったら『リフォーム』でした。

先生が持ち込んだのは小紋と道行き

先生は着物2点を持参しておりました。

「小紋」と「道行き」コートです。

「小紋」はお茶のお稽古で散々使った形跡があり、膝上のちょうど手が置かれる辺りがうっすら変色しています。

他にも袖口、八掛の内側などにシミや汚れがありました。

洋服ならお役御免で「捨て」ですよね。

でもそれを手をかけてまた着たいと思うその気持ち。

グリコ

すごく好きで着てらっしゃる着物なんだな♡

と、まずそこに感動してしまいました。

「道行き」コートは裾のすれ・しみ・ボタンの取れなど。

先生は染み抜きで解決を考えていたようですがそこは専門店「へぇ」な解決方法を提案してくれました。

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小紋は前身巾を左右入れ替える?!

手を置くことで膝上あたりが割と広い範囲にうっすら変色している着物。

染み抜き以外考えられなかったものですが着物問屋の店長さんが提案したのが2つの方法した。

まず1つ目は

裏表逆にする。

その小紋はリバーシブルになっていたので裏側の模様に変えるのもあり、と店長さん。

しかし先生は「この面が好きだから」とその提案には応じませんでした。

先生は染み抜きにこだわっていたのです。

そこで第2の提案。

染み抜きのほうが高くつくかもわからんので、洗い張りして(前身巾を)左右入れ替えたらどうでしょう?

と言ったのにはびっくり!

洋服のように切り刻むことのない、着物ならではの発想にほおおおお〜。

小紋はその方法で復活することになりました。

道行きの裾汚れは内側に折り込む

道行きコートは裾にポチッと汚れがついていて、ところどころ擦り切れもありました。

その解決方法はというと、内側に5ミリほど折り込むことで汚れも擦り切れもなかったことにするというもの。

これはバーバリーの袖修理と同じような解決方法だな〜と聞いていて思いました。

他にも着物のリフォームには彩色直しや柄足し!(出来るんだ!)地色変えや染め替えといった技術があることを教えてくださいました。

着物リフォームでわかりやすいHPがあったので載せておきます。→

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着れないけど手放せなかった着物数枚

着物は好きだけど着られない、いつか着たいと妄想をしつつあいかわらず全然着ない(汗)、思い出といって保管しようにも場所も増やせない。

結局人生のイベント(持ち主の死)を経て手元に残してある着物は数枚です。

年齢を重ねて色目が合わない

その中でこんなわたしでも実母がやりくりして作ってくれた色無地はどうしても手放せなくて残してありました。

ただ色目が若く、娘でもちょっと無理なんじゃないかな?というしろもの。

その話ををしたら先生が

染め替えをしたらいいんじゃないかしら?

と提案してくれました。

グリコ

染め替え!

もう自分に合わないと思っていた色目。

実母に申し訳ないから処分も出来ず箪笥の肥やしにしていたけれど、ひょっとして色替えすれば着るかも。

いやいや、でも帯が結べないんだよね。。

帯が結べない

わたしが「お恥ずかしいことに着物は自力で着れない人なんです。。特に帯は無理ゲー」と話をしていたらまたしても着物屋さんが

帯を切らずに作り帯も出来ますよ

と助け舟!

これかどうかはわからないんですが、動画があったので載せておきます。

他にも塵よけコート必須の話や、場にふさわしい着物の選び方など、、この歳になって知らないことを色々教えていただきました。

ちなみに先生からは

『今はyoutubeに着付けの動画も沢山アップされてるから!ちょっと勉強してみて!』とはっぱをかけられました。(滝汗)

この日は「今に着物が活かせる」あれこれを学んだ時間になりましたよ。

今ある着物の救済策も見えてきたので着物デビューも夢ではない???

本日は着物の話、蒸し暑い中、最後までお読みくださりありがとうございました。

自力で着物が着られるように勉強もしてみようかな?という気持ちまで芽生えてきたグリコです。(単純)

さ、参加してたりします。。

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 私の「死ぬまでにしたい10の事」のうちの一つが「着付けを習って自分で着物を着られるようになること」です。
    なんてタイムリーな話題!!(別の一つが独学でピアノ習得、だったので)

    you-tubeとは私も思いつかなかった。。。
    確かにそうですよね。
    母が生きているうちは申し訳なくて処分できないと思っていた着物。
    確かに染め直して生かせるかもですね。
    ナイスなアイディアありがとうございます♪

    • おはようございます、kaorun様。
      そそ、染め直し、柄足しも出来る、金彩も使い出来る、何でも出来るみたい。
      残していたモノを「今」に最適化して着ることができそうでちょっと着物にチャレンジする気になりました。
      着物屋さん曰く、生地自体生産するところがどんどん減ってきている、縫製も海外が多くなってきたそうです。
      着付けもyoutube、、時代ですね。。。

  • 大変興味深い記事、ありがとうございます。
    私も先生についてその店についていきたかったくらいです。
    色々な方法があるものだなあと感心しました。
    左右入れ替えには特にビックリ!そんな技があるとは!
    好きな着物はとことん着倒す、ということですね。
    私の頭はリメイクの方向に持っていくことばかり考えていましたが、
    その前に沢山の知恵がありそう。グリコさんの着物デビュー、今か今かと
    楽しみにお待ちしています。稲垣えみ子さんの本、最近読みまして、
    土鍋でご飯を炊くようにありました。そうですか、そういう本も
    あったのですね。面白そう~

    • まるたけ様、おはようございます。
      まるたけ様のお茶事への臨み方、まさに稲垣さん流だと思います。
      楽しみ方が素晴らしいです。庭になんちゃってつくばいを作るところもスゴイですね。
      着物、、、実母の着物(義理母のも)にはやたら塵避けコートや羽織りが多くてなんでだ?と思いましたが
      それが正式な着方だと教えていただきました。(着物・帯だけであるくのは商売筋だけってことも初めて知る)
      着物に関する色々な事を知らないので滝汗ばかりです。(苦笑)

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