着実に負の遺産を削っているグリコール・グリコです。10年前の宿題(じいじの遺したもの)が写真だけになりました。
遺品整理を先送り、10年越しの宿題だっつーの
じいじが遺したもの(紙類、記録類)が膨大すぎて大変でした。
今日は引き出しを完全に空にしました。
入っていたものは筆記用具etc…(文房具フェチ)や爪切り、ペンチ、画鋲など。
燃えるゴミ、燃えないゴミに分別して捨て捨て捨て!
引き出しガラーンになりました。
実はこの机自体を処分したいと思っているわたしです。
この机、引っ越してからじいじがパソコンをするのに新しく買った机(それもニトリ)です。
夫シンジさんはこの机も残すと言っています。(使ってもいないのに)
そのうち足腰が衰えた時下で使う為に残すという言い分。
そんな先のことのために残すの?と私は思うのですが今、家具の話になるのは不毛の戦いになりそうです。
だからあえて黙っています。。
今はガラーンの既成事実を作るほうが先だから。
使えるけれど使わない事実に着目
義理母はずっと『数独』をしていました。
もし『数独』の選手権とかあったらシニア部門でかなりいい線に行っていたくらい上級者でした。
握力が無くなっても”鉛筆はかろうじて持てた”ので鉛筆削りは欠かせませんでした。
電動の鉛筆削り。もちろん使えます。
でも鉛筆は手でも削れるし、なんならシャーペンあるし。
「今」のわたし達には必要ないんですよね。
義理母が亡くなってからも机の横にずっと放置だったので、今日抜くことにしました。
沢山鉛筆を削ってくれてありがとう!さらば!
こうしてやっと机自体がガラーンになりました。
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ラストおやかた 家具が無くなるのであればアルバムは保留でも良いかなという気持ちになる
わたしとしてはスライド本棚を含め使用していない家具が出ればもう妥協してもいいかなと気持ちが変化してきました。
夫シンジさんは古い木箱の中に入っているこれまた古〜いご先祖様の写真を夜な夜なスキャンしてるみたいですけど。。。
今まで本人も見なかった昔の写真アルバム。
そこには夫シンジさんの生みの母親の写真もあってわたしが眺めてもちょっと切なくなる。
それを今処分、処分というのは傷に塩を塗り込むようなものなんじゃないかな、、と思えてきました。
来年には人生の大きな節目を迎える夫。
色々振り返ることもあるでしょう。
個人的にはいつまでもこの部屋がアイドリング状態なのはすごく気分が重たくなるのですが、家具をどかしてくれるのであれば残ったアルバムは置いておいても良いかな、とも思えてきました。
逆にそれだけ過去の残置物が減ったってことなんですが。。
この交渉はもうちょっと夫の気持ちが色々落ち着いてからしてみようかな、と思えてきました。
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ちょっと待て、その課題は一体誰のもの?と娘チョコからやんわり指摘
娘チョコには
と言ってあります。
ほんと古いアルバムが残されたって労力の無駄遣い、、と思っていました。
大丈夫Vその時臨機応変に対応するから。それよりあのアルバムはチチの課題だからあんまり深追いしないほうが良いよ〜
と逆に説諭されました。
ううむ。。仰るとおりでございます。。この頃すっかり自分ペースで人を動かしていた感あり。。
わたしはこの部屋を早く『お茶を愉しむプライベートスペース』にしたくて、だからこそ早くガラーンにさせたくてそればかり考えていました。
なので結果かなり強引に他人の課題に足を踏み入れていたのです。
あ〜この匙加減本当に難しい。。。。
新しい暮らしがしたい、けれど共同生活の相手もある。
願わくば話し合いで折り合いをつけて程々の着地点を見つけたい。
揺れるシニアごころですが、お互いの程よい着地点が見つかれば良いな、と考えています。
改めて夫婦という共同生活ってむつかしいな〜と思います。
なんか”ラストおやかた”から一気に人との関わりの根っこがズルッと出てきた本日のお片付け。
着地点は卒婚?
夫婦間の折り合いってみなさんはどう付けているんでしょうね?
是非是非聞いてみたいです!
脱線しながらの話になりましたが本日も最後までお読みいただきありがとうございました〜。
前回のラストおやかたはこちら↓
コメント
コメント一覧 (2件)
グリコさん
お疲れ様です。あと一息ですね。おやかた、温度差があるから難しいですよね。
私が運動指導を受けてる先生は今年60歳の独身です。折々にパートナーはいらしたようですが、結婚と言う形を取られなかったようです。彼女が私に良く言う言葉に「ご主人にも教えてあげてね。」と言うので「言っても聞かないんです。」と答えます。それは言い方が悪いんだと注意を受けます。私はこの時心の中で「世の妻が、どれだけ夫のためにと運動したらとか食べ過ぎないでとか言って聞いてもらえてないかわかってないんだなぁ。優しく言う、タイミングを計るとか、とっくにみんなやってるんですよ。それでバトルが続いた40代を経て、言ってもだめだとわかった50代。やっと平和に暮らしてるんです。今さら40代のエネルギーを使って不毛なことをしたくないんですよねー。」とつぶやいてます(笑)。
若い時は、シニア世代はどうして話し合わないのかと思ってましたが、やはり年はとってみないとわからないと思いました(爆)。折り合いのつけ方を学んだんでしょうね。
チョコちゃんみたいな冷静なお嬢さんがいらして、本当にいいなあと思います。違う視点を持った人のアドバイスって家族のことではなかなか貴重です!
こんにちは、もず様。
言い方、聞き方、どっちがダメというのではなく領有権の侵害をせず折り合いをつけていく難しさを感じます。
この最たるものが国と国ですね。。
”わたしがAという提案をしても常任理事国が否決権を持っているので話が先に進まない、まるで国連だな”と言うと”何言ってるか訳わかんないんだけど?”
とかわされました(おーい)。
妻が主たる主導権をもってイケイケしているおうちの秘訣はどこなのかな〜?って思います。
私の交渉の仕方が悪いのかな〜。ううむ。
それでも自分も相手もかなり色々矯正の努力はしているとは思うのですが。。
後一息だなぁ。。。