肌寒くなると”軽くて暖かい衣類”に気持ちが向きます。ニット素材のものは気持ちがほっこりしますね。今日は体験上ニット素材の毛玉の出来やすさランキングから今年の自分コーデなんぞ披露したいと思います。
ニットとセーターって違うって知ってました???
わたしは『ニット』といえばほぼセーター系のことを指すのだと思っていました。
だから自分の中では同義語に近かったです。
しかし厳密にいうと
だということが分かりました。
ファッションの言葉はズボンがパンツやボトムスになったり、上着がトップスになったり色々難しいです。。。
昔はパンツ、っていうと下着のことだったもんね〜。
語尾が上がるか下がるかで示すモノの形態が変わるのでオバハンついていくのが大変です。
話はさておき、本日のお題1はニットの毛玉についてです。
ニット、毛玉取り器があるくらいですから、皆さん毛玉、お悩みだと思います。
ニットの毛玉出来やすいランキング
1位 化学繊維(アクリル・レーヨン・ポリエステル)
化学繊維はお手軽ですが毛玉が出来やすいですよね〜。
最近はアクリル・ポリエステル&ポリウレタンで伸縮性がよく暖かいものが出ています。
糸の撚りにも関係してきますが、全体的に摩擦に弱いです。
コロナもあって洗濯回数が多くなり、化学繊維のニットにシフトした方も多いのではないかなと思います。
メリットは自宅で洗濯しやすいところ。
そしてなんと言っても発色の良さと価格帯が低め。
デメリットは静電気が起きやすく、摩擦に弱いためあっという間に毛玉祭りになります。。
2位 獣毛ミックス
獣毛=ウールという扱いですが天然獣毛素材は化学繊維に比べて毛玉が出にくいものの、異なる獣毛のミックスは毛玉が出来やすかったです。
わたしが過去使って毛玉が出来て困った組み合わせが、
アンゴラ・モヘア(うさぎ)&ウール(羊毛)
フォックス(きつね)&ウール(羊毛)
特に繊細な細い毛を撚糸した毛糸は暖かくて軽いものの、バッグを持つ片側だけ摩擦で毛玉が出来たりでケアが大変でした。
結局速攻で手放す羽目になりましたよ。
ウールだから大丈夫、、と思っていると獣毛ミックスは手強いです。
3位 羊毛(獣毛単体)
羊毛100%だとメリノウールやカシミヤが有名でユニクロさんとかでもお手頃価格で出ています。
カシミヤも軽くて暖かいのですが若干の毛玉は出ます。
編み方でも変わってくると思います。
カシミヤは織物だと毛玉は出にくいかな〜と感じています。
4位 アルパカ(獣毛単体)
義理母つうさんはアルパカが好きで二年に一度くらい生活クラブでアルパカニットを買っています。
太い毛糸は重たくチクチクが気になるのが難点。
細めの毛糸で編んだセーターは暖かく、ほとんど毛玉が出来ません。
5位 ヤク(牛の毛・獣毛単体)
『ヤク』て野生の羊かとおもったらウシ目(偶蹄目)ウシ科ウシ属に分類される偶蹄類でした!
ヤクを着てみてわかったんですが、、振り返ってみると、、、毛玉出来ません!
昨年憧れのファクトリーのセーターをお迎えしたのですが季節が終わって手洗いした時チェックしたらほとんどどころか全く毛玉が出来ていませんでした!
MUJIさんのヤクが混ざったセーターもほぼ毛玉無し。
そのくらい推しの獣毛です♡
その他 綿ニット
ほとんど毛玉は出来ないですが冬のニットは綿と化学繊維を混紡していることもあり、化学繊維が入ってくると綿でも小さな毛玉が出来がちで注意が必要です。
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ヤクのセーター剛にして柔 本当に暖かくて軽くて癒される
振り返ると今年の1月にファクトリーのヤクのセーターをお迎えしました。
季節が終わり手洗いして仕舞い、またセーターが登場する季節となり取り出してみると本当にこの存在に癒されます。
そっと袖を通すとふんわり自分を包み込んでくれてとっても優しい気持ちになりました。
コロナの影響もあるのでしょう、直営のオンラインショップは現在クローズしていて幾つか取引のあるショップにはファクトリーさんの製品が置いてあります。
今年は展示会あるのかな?
モンゴルに土地を買ってヤクを育てているファクトリーさん。
来年も展示会してほしいです。
で、今年はこのヤクのセーターをメインで秋冬コーデをしてみましたよ。
赤が着たいという発作に取り憑かれた3年前。
昨年は着ることがなかったスカートですがヤクのセーターと合わせたらなんかしっくり来たので今年は着よう!と思いました。
還暦だしね。
昨年勢いで買ったビームスのスカートです。
昨年は黄色のセーターと合わせましたが今年はヤクのセーターとも合わせてみよう。
ヤクのセーターに元気をもらうわたし。
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ニット類、毛玉やお手入れのしやすさを考えて購入する時は表示をチェック
ウールと書いてあってもなんの毛かチェックすることはとても大切だと思います。
特に別の獣毛のミックス糸はウールでも毛玉が出来やすいので単体なのか混ざっているのか是非チェックしてください。
毛玉が気になる人は柔らかめの毛が混ざっていたら回避した方が無難です。
マシーンウオッシュ可となっていても出来れば手で押し洗いをした方が摩擦が少なくて済むので長く使いたかったら手間でも手洗いをお勧めします。
高級なモノだったら潔くクリーニングへ出しましょう。(笑)
セーター類たくさんは要らないけれどこれは!というものをもっておきたいこれから世代
コロナが影を落としているのでセーター類も『洗濯しやすいもの第一主義』になりますが、日常着とオサレ着に分けてこれは!というものは長く着たいと思っています。
わたしの場合は”カシミヤ推し”ではなく質実剛健な”ヤク推し”。
これから世代の皆さんもちょっと毛織物をチェックしてみてください。
扱いやすいか否か、毛玉が出来やすいか否か。
そして是非”ヤクの毛”のセーターを手に取ってみてほしいな、と思います。
本日は毛玉の話から”ヤク推し”の話に広がりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
あなたにとって素敵なセーターの出会いがありますように。
グリコール・グリコでした〜。
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