6月初旬に申し込んだ8ミリフィルムのDVD化。手元に戻ってきました。ありがとうFUJIフィルムさん。
FUJIフィルムに8ミリを5本送ってDVD化
FUJIフィルムさんに8ミリフィルムを送ってみたのが6月初め。
途中FUJIフィルムさんから連絡が入り、5本のうち2本はカーリングが強く作業不可品になるとのこと。
それでも3本をクリーニングなどして1本に繋いでくれました。(作業不可のフィルムも一緒に送り返してくれました。)
わざわざ繋いで綺麗にしてくれたものを1つにまとめて返却してくれるとは思っていませんでした。
あざっす、FUJIフィルムさん。
届いたDVDがこちら↓
ハードケースには、”映像から自動抽出したシーンをプリントしたインデックスをお付けします”と言う文言通り8ミリのワンシーンが表紙に使われていました。
万博の夜の8ミリがあるので全体的に青いです。
料金は8ミリフィルム3本(20分)をDVDで7,480円、複製追加838円、配送料610円、代引き手数料330円、合計9,258円でした。
(スポンサーリンク)
昔の8ミリをDVD化、まだ手ぶれ補正もない頃だから結構画面が揺れてる
音声は入っていませんでしたがカラーでした。
夫シンジさんと観ましたが、今の画像のキレイさに慣れているせいか、画面が荒く&微妙に揺れるので観ていて船酔いみたいになっちゃった。
我々が使っていたハンディカムは手ぶれ補正がついていたから、素人でもそれなりでしたが、当時の8ミリはそれなりの技術がいったのかな?
あと画面のゆらめきはフィルム自体の劣化も考えられます。
8ミリが12本しかないところを見ると、じいじも”撮ったは良いけど想像したほどの出来ではないな”と思ったのでしょうか。
それでも昭和の時代のバーベキュー会場の様子や親族が一堂に集まって食事をしているところなど、”庶民の映像の世紀”になっていました。
8ミリから義理父の残しておきたい思いが伝わる
8ミリの記録は丁度ファースト妻が癌で亡くなって再婚したばかりの時のものでした。
人生の中、早い段階で伴侶を亡くすというまさかの展開に遭遇した義理父。
元々真面目な記録魔でもありましたが、伴侶を病で亡くした喪失感を埋めるように、”家族の記録はなんでも残しておきたい”と思ったのではないでしょうか。。
もっと早くフィルムがあることに気が付いていれば、棺桶に入れて差し上げたのに(そこ?)。。
(スポンサーリンク)
8ミリフィルムのダビング、これで夫も気が済んだかと思いきや、、
出来上がったDVD(20分)を観て、
気が済んだ?(もう残りはいいよね?)
と聞いたら残り5本もダビングサービスに出す!って言うんですよ〜
え!出すの?
と聞き返してしまいました。
気が済むまでやれば良いけれど、夫が先に逝ったら全部棺桶に入れるつもり。(悪妻)
まぁ相手の領分には踏み込まず生暖かくは通り過ぎ、やや冷ややかにその動向を見守ります。。
今になって過去を追いかけ始めたように見える夫シンジさん。
実母の死から実父&義理母と実は本人のグリーフワークって完全に済んではいないのかもなぁ、、と思うグリコール・グリコです。
『整理術』といった方法論ではなく気持ちの整理の問題なので、義理父の遺した『家族の肖像』の記録整理は、本人が気の済むまで付き合う覚悟です。
このDVDは絶対夫シンジさんの棺桶に入れる!
と改めて心に誓うわたしでした。
本日も最後までお読みくださりありがとうございました〜。
コメント