義理母つうさん、入院時に夏の下着が無い、と買い揃えたものの引き出しの中は沢山の衣類が詰まっていました。今回は義理母つうさんと一緒に靴下類・下着類・パジャマ類&ほんの少しセーターの整理をしたグリコール・グリコです。
片付け、義理母の自主性にまかせていた
義理母つうさんの部屋は一部屋です。
基本テリトリーが違うので、こちらから『片付け』を促す事はしないようにして本人の自主性に任せていました。
片付けに関しては私が片付けをしている時に不要なものはないか”ついでの声かけ程度”に留めていました。
クローゼットの中などだいぶ片付いたように見えていましたが、実は引き出し収納の中がカオスでした。(汗)
必要なものがすぐ取り出せない、でもどうしたらいいかわからない
引き出し内がかなりカオスだとわかったのは今回の入院がきっかけです。
沢山あるはずの夏の下着が出てこない。
必要なものがすぐ取り出せない。
大きなカテゴリー分けは自分でしているものの引き出しの中はごちゃついています。
本人曰く、
どうしたらいか分からない
そうです。
最近よく使う丸投げフレーズ”どうしたらいいか分からない”。
高齢者アルアルかもしれません。
そこで入院時の使用した衣類の洗濯が終わったところで、改めて一緒に下着・靴下・パジャマの引き出しを整理することにしました。
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引き出し衣類の問題点1 見直しがおこなわれていない
下着・靴下・パジャマの引き出しは内容を増やす事はあっても中に入っている衣類の見直しが行われていませんでした。
入れる場所の量は限られているのに、見直しをせずに入れるばっかりなのでいつのまにかぎうぎうに。
引き出し衣類の問題点2 カテゴリーの越境
不要なものを出さずそのまま増やしていく為カテゴリーの越境も起こっていました。
靴下があふれて下着用の引き出しにも又靴下が。
下着も増えてパジャマ入れの手前につっこんで、、と、だんだんグチャグチャになっていったようです。
ううむ玉突き状態。。
高齢者の衣類が増えてしまう理由は3つある
どうしても高齢者は衣類が増えてしまいがちです。
理由を考えてみました。
その1 そもそも捨てる選択肢がない
大抵の場合高齢者は戦争を挟んで物資の不足を経験している為物持ちが良く、もったいない精神が旺盛なので物を捨てる事を嫌がります。
いつか使える、修理をすれば使える、思い出がある等物離れが悪いです。(もう、アルアルですね)
義理母つうさんは今の住居に移る際、かなり衣類を削減しましたが、引っ越しという強制イベントがあったからです。
その2 昔と違って捨て方が複雑になって分からない
義理母つうさん、コレに当てはまります。手放す気持ちはあるものの、どうやったらいいかわからない。
燃えるゴミに出すのか、資源に出すのか、寄付に出すのか???だんだん面倒くさくなって保留にしたままのものが、いつの間にか増えてしまいます。
その3 増やすつもりはないけれどショート利用や入院でどうしても数がいるため増えてしまう
ここが一番悩ましいところです。
本人も増やすつもりはないのだけれど『泊を伴う福祉・医療の利用』でどうしても日常必要な枚数以上のものを持っていなければならない。それも夏冬両方ともです。
出来るだけ持ち物をシンプルにしたいと思っても『泊を伴う利用』が出てくるので衣類が想定外に増えてしまいます。
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引き出し衣類の見直し、定番の全部出して要る、要らないを聞く
驚いたのが靴下です。50足以上あったでしょうか。(もっとかな?)引き出しケースにパンパンに入っていました。(汗)
一つひとつ拾って聞くと、要らない物がしっかりでてきました。
脳梗塞で手が思うように使えないので生地がしっかりしているものは要らないになりました。
大量に買っていた未使用のストッキング。やっと今の暮らしに必要ないと分かって手放せました。
衣類、からだが動かしにくくなるので”着やすさ第一”に。着にくいものを処分
セーターも驚くほど沢山所有しています。(汗)
そこに日常着も混ざっていました。
歳を重ねてからだの可動域も狭まり、数年前に着られたものも着にくくなっていたりしました。
本人もどれが着やすくて、どれが日常着に適しているかは分かっていたので、一枚一枚確認して分けました。
引き出し衣類の数は減らした、収納の仕方が問題だった。地層方式からこんまりさん方式に
義理母つうさんは昔の人なのでどちらかというと、引き出しケースの中に積み重ねて仕舞うやりかたでした。
地層方式です。
この収納方法だと上のものしか見えず、結局毎回同じものを着ることが多くなってしまいがちです。
そこでこんまりさん方式の
衣類は畳んでから立てて収納する方式
に変更しました。
引き出しを開けると必要なものが見渡せて取りやすい。
こういう方法もあるのね、グリちゃんすごい!
と言ってくれましたが私も片付けの諸先輩の受け売りです(汗)。
ともあれ今回、
- 衣類の量を容れ物に入るだけにセーブ
- こんまりさん方式で衣類を立てて収納
この2点をポイントにごちゃついていた靴下・下着・日常着とセーターをちょこっと整理することができました。
新しい収納方法は義理母つうさんが納得したので今後は継続出来そうです。(たぶん、、)
結果なんだかんだで45ℓのゴミ袋いっぱいに不要衣類が出ました。
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いままで義理母の部屋の片付けは不介入で来たものの
今まで義理母の部屋の片付けに関しては不介入で来ました。
しかし高齢になるとからだや暮らし方が今までと変わってくることや、本人が判断に迷う事も多くなって来ました。
本人に任せっぱなしにせず一緒に見直し。
此処が後期高齢者になると変わってくるところだなぁ、、
今回入院が片付けの良いきっかけとなったので、今後も空間と量をちょくちょく気にしながら折を見ては一緒に見直しは必要だな、、と思いましたぜ。
義理母つうさんの姿に自分の将来の姿を重ねる私でも有りました。。。うーむ。
コメント
コメント一覧 (2件)
グリコさん
こんにちは。こちらは雨になりました。
おつうさまの片づけ、お疲れさまでした。そうなんです、ショートを利用すると
肌着とかパジャマが増えますよね。
うちは介護5だったので着替えが必要でふんだんにありました。
50代でも少しでも脱着が面倒だと絶対に着ないですよね。
起き抜けに、関節が固くなってるなーと最近ヒシヒシと感じます。こうやって着れる服が
少なくなるのですよね(涙)。そして起き抜けの硬さで転倒するんだわと実感します。
今朝、連休中に転倒されたおつうさまの画像が頭に浮かびました。
こんにちは、もず様。雨今日も降りそうですか?近年の雨は凶暴なのでちょっと怖いですね。。
ですよね、、増やしたくないのに増えるのが肌着類やパジャマです。介護アルアルですね。(汗)
>50代でも少しでも脱着が面倒だと絶対に着ないですよね。
これね、こうなるとは思いませんでした。
50肩で腕が上がりにくくなる、後ろに手が回りにくくなる、股関節が硬くなってパンツ系もゆるふわのものでないと穿きにくい。。。
起き抜け、確かに!体がギクシャクします!