『カタチあるものいつかは壊れる』、20年以上使用していた北一硝子の醤油差しにヒビが入りました。液だれしない優秀な醤油差しだったのです。改めて醤油差し探しの旅に出ることにしました。。
醤油差しは必要か
今まで何の疑問も抱かずボトルの醤油を買って「醤油差し」に移し替えていました。
で〜もなんで小分けにする必要があるんだろう???
原点に戻って考えてみました。
醤油差しに小分けするメリット
1. 使いやすさ・取り回しの良さ
大きなボトルやペットボトルから直接醤油を使うのは不便です。
醤油差しに入れておけば、食卓で手軽に適量を注ぐことができます。
2. 注ぎやすく、こぼれにくい
醤油差しは細い注ぎ口があり、量をコントロールしやすいです。
ドバッと出る心配がなく、料理やお刺身などにも繊細に使えます。
3. 見た目が美しい・食卓の雰囲気に合う
食卓にそのまま大きな醤油のボトルを置くよりも、落ち着いたデザインの醤油差しを使うことで、見た目が整い、食事の雰囲気も良くなります。
食卓に文字情報がないっていうのは重要です。
4. 衛生的に管理できる
頻繁に開け閉めする大きな容器よりも、小分けにして密閉できる醤油差しのほうが雑菌の混入リスクが少なく、衛生的な場合があります(※ただし、定期的な洗浄が必要)。
5. 酸化や劣化を防ぐ(量を調整しやすい)
醤油は空気に触れると酸化して風味が落ちます。
少量を小分けすることで、残りの大元の醤油を開封せずに保存できる期間が長くなります。
まぁざっくり言えば、醤油差しに分けるって
ってことですね。
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進化する醤油のペットボトル(寄り道トーク)
酸化する欠点に関しては近年しょうゆが空気に触れない二重構造の「密封ボトル」のペットボトルも出ました。
量も450mlなので少人数や一人暮らしではこの密封ボトルをそのままダイレクトに食卓に置くおウチも増えているかもしれません。
ちなみに一人暮らしの娘に「醤油差しを使っているか?」と尋ねてみたら使用していないとのこと。
移し替える手間を考えると密封ボトルで十分だそうです。(おいっ、汗)
そう考えるとわたしは「移し替える」ことで「便利・見た目・使い勝手」を「醤油差し」に求めているんだな〜って分かりました。
そして

シニアは今までの生活習慣を変えられない
恐ろしいことに柔軟性がなくなり、「移し替えて食卓に出す」文化から離れられない。。。
密封ボトルでいいじゃん!が出来なくなったのです。。
というわけで前置きが長くなりましたが、改めて「醤油差し」を探す旅に出発です!
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醤油差しの一番の問題は”液だれ”
醤油を小分けにして食卓で使用する醤油差しですが
いつの間にかそそぎ口から醤油がつたわってテーブルに輪じみがついたり、それを防ぐため醤油差しの下に受け皿をおいたり。
昔から各家庭でこの”液だれ”問題に頭を抱えていました。
その難題に挑んだ一つの答えがこちら↓
プッシュ式で出すぎる問題も解決
垂らすのではなく、押す。
人間はどこまでも問題解決のために動きますねぇ。。
このプッシュ式、一番の利点は
量を調整出来るので減塩に取り組むにも便利です。
ただどうしても素材が樹脂だったり、2素材の組み合わせになるのが個人的にちょっとなぁ、、と思ってしまいます。
そして一番の問題は動作です。
持ちながら+押す
わたしはこれが苦手なんです。。。
特に年寄りになると指に力が入りにくくなるし、便利なのはわかるのですが持つのか、押すのかどれか一つの動作だけにしたい。
プッシュ式を使うのは回転寿司だけでいいかなぁ。。
そそぎ口の構造にひと工夫『すり口方式』
”液だれしない醤油差し”の代表的なものがガラスの「すり口」のものです。
「すり口」とは、そそぎ口の内部と接地するガラス栓の部分をすりガラスにすることにより密着度を高める作り方です。

わたしが長年使ってきた北一硝子さんの醤油差しもこの方式をとっております。
使っていると密着しすぎて洗う時ガラス栓がとれないアクシデントに見舞われますが。。
そんな時はブロ友さんから教えていただいた、
技でノンストレス。(水を張ったボウルの上でおこなってね)
ここまで書いてきて

はぁ〜やっぱりわたしはプッシュ式でもなく、陶器の醤油差しでもなく、このすり口タイプのガラスの醤油差しが好きなんだ
って明確になりました。
今回はあえて北一さんから浮気をしてガラス製の液だれしない醤油差しを探すことにしましたぞ。
北一硝子さんの醤油差しはこちら→☆(容量80ml 大きさ径50×110㎜)
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液だれしないガラスの醤油差しおすすめ3つ!
ああでもない、こうでもないと考え抜いてわたしがセレクトしたガラスの醤油差しおすすめ3つがこちらです!↓
岩澤硝子すり口醤油注ぎ
レビューは垂れない!と高評価の岩澤硝子さんのすり口醤油注ぎ。
こちら100mlサイズは(54×54×高さ117mm)とやや大きめ。
その半分の小サイズもあります。
小さい方がかわいい♡(49×49×高さ87mm)
中川政七商店 THE 醤油差し
お次は中川政七商店の「THE 醤油差し」です。
容量を鮮度が落ちないうちに使い切れる80mlに設定したり、ガラスをクリスタルガラスにしたり、「津軽びいどろ」の伝統的技法を持った指定工場で製造したり、とこだわりが詰まっています。

【クーポン対象 4/10 10:59まで】 THE 醤油差し 液だれしない醤油さし 80ml CLEAR 紙箱入り ガラス 醤油入れ しょうゆ差し 中川政七商店 日本製
廣田硝子 元祖すり口醤油差し
すり口醤油差しの元祖を謳う廣田硝子さんの醤油差し。
なんと実験用の点滴瓶の機能に着目し開発を始めたそうです。
だからか、実験道具みたいでかっちょいい♪
東京国立近代美術館に永久保存、2020グットデザイン ロングライフデザイン受賞の作品商品です。
サイズは100ml(径62×107㎜)、コロンとしたフォルムです。

ここまで書いて、、私自身がこの3つから絞りきれていません!
今まで使っていた北一さんに容量を寄せると中川政七商店のものになるし、
もうちょっと小さいものにしたいとおもうと岩澤硝子の小サイズだし、
廣田硝子さんの元祖も捨て難いし。。。
今日のところはもうちょっと悩んでおこうと思います。
本日は液だれしない醤油差しのお話、

ヒビを入れてしまったガラスの醤油差しに感謝をしながら、新しく仲間に入る暮らしの道具についてああでもないこうでもないと考えるグリコでした。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
どれを入手することにしたかはまたブログで報告したいと思います♡
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