日中はまだまだ暑いですが、気温差が引き金で、くしゃみを連発するようになりました。これはいつものアレルギー性鼻炎だと思っていたら、なかなか治らず、ついに副鼻腔炎になってしまいました。そこで今回は、アレルギー性鼻炎から副鼻腔炎になってしまった私が調べ、体験して分かったことを、皆様と分かち合いたいと思います。
そもそも、なぜ副鼻腔炎になるか?
鼻をかんでもかんでも鼻水がずるずる、だんだん鼻水も黄色くなってきました。
そして、鼻の奥が痛くなり、しまいには奥歯まで痛くなってきました。
これはいつもの風邪やアレルギーとは違うぞ、と感じて病院に行ったところ、「副鼻腔炎ですね」と診断されました。
昔は「蓄膿症(ちくのうしょう)」と呼ばれていましたが、今は「副鼻腔炎(ふくびくうえん)」といいます。
呼び方は変わっても、症状の辛さは同じだと痛感しました。
耳鼻科のDr.は鼻のイラストを見せながら
と説明してくれましたよ。
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副鼻腔炎の正体
副鼻腔は、目の下や頬骨、おでこのあたりにある、空洞になっている部分です。
この空洞は、鼻と小さな穴でつながっています。
この穴が、風邪やアレルギーで鼻の粘膜が腫れたり、鼻水が詰まったりすると、塞がってしまうことがあります。
そうなると、副鼻腔の中にたまった鼻水や膿が外に出られなくなり、菌がどんどん増えていきます。これが、副鼻腔炎の正体なのです。

つまり、風邪や花粉症で鼻が詰まった状態を放置すると、副鼻腔炎になりやすいということですね。
今回は実際に内視鏡をつかって鼻の中をみせてくれましたが、左の鼻の奥が腫れて奥に膿が溜まっていました。(泣)
もしかして副鼻腔炎?このような症状に注意して
風邪やアレルギー性鼻炎と似ているため、最初は気づきにくいです。
私も最初は「アレルギー性鼻炎」と思っていました。
しかし、いつもと少し違う症状に気づきました。
- 黄色く粘り気のある鼻水が止まらない:風邪の鼻水はサラサラしていることが多いですが、副鼻腔炎の場合は色がついていて粘り気があります。
- 頭痛や顔面痛がある:副鼻腔が炎症を起こしている場所が痛みます。目の奥や頬骨のあたりがズキズキしたり、おでこが重く感じたりします。わたしは今回奥歯が痛みました。
- 集中力が続かない:頭が重く、ぼーっとしてしまい、物事に集中できません。
もし、このような症状が続いているようでしたら、放置せずに一度耳鼻咽喉科を受診されることをお勧めします。
辛い副鼻腔炎、どのように対処すればよいか?
私も、Dr.に診ていただいた上で、日常生活でできることを試してみることにしました。
1.鼻を温める
温かいタオルを鼻の上に乗せたり、お風呂に入って蒸気を吸い込んだりすると、鼻の通りが良くなります。
私は、熱いシャワーを浴びて、湯気の中で深呼吸をするようにしています。
2.鼻をかむ際は優しく
強く鼻をかむと、炎症を悪化させてしまうことがあります。
片方ずつ、ゆっくりと優しくかむのが大切です。
とはいえ、鼻がズルズル出ている時は、ついブヒッ!っと強めにかみがち。(汗)
強くかみすぎて貧血になりそうになりました。。。
3.部屋の湿度を保つ
特にまだ暑い今の季節だとコレがむつかしい。
冬であれば、加湿器を使用したり、濡れタオルを部屋に干したりして、湿度を保つように出来るのですが。。。
4.漢方の視点から「冷え」を改善する
今、いささか漢方には待っているので、漢方の視点ではどうなのか調べてみましたよ。
東洋医学では、体の冷えが免疫力の低下につながり、鼻炎や副鼻腔炎を悪化させる一因と考えられています。
東洋医学の考え方では、鼻は五臓の「肺」と深い関わりがあり、「寒邪(かんじゃ)」と呼ばれる冷えの邪気が体に侵入することで、鼻水や鼻づまりが引き起こされるとされています。
(最近は耳鼻科でも、冷えを取り除く漢方薬も処方してくれるところも出てきました。)
体を温める食材を摂る:東洋医学の考え方では、生姜やネギ、ニラ、ニンニク、シナモンなどが体を温める食材とされています。
これらの食材を積極的に食事に取り入れましょう。
温かい飲み物やスープも効果的です。
冷たい飲食物を避ける:冷たい飲み物や生野菜、アイスクリームなどは体を冷やしてしまうため、なるべく控えるようにしましょう。

この夏はつい、アイス食べがちでした(汗)
特に、水っぽいサラサラした鼻水が出る方は「冷え」が原因の可能性が高いため、温めることを意識すると良いと言われています。
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5.Dr.から処方された薬を服用する
なんか変だな、と思ったら早めに病院を受診する、処方された薬を服用する、当たり前のことですが、これが最も重要です。
Dr.が処方する薬は、炎症を抑えたり、鼻水を出しやすくしたりする効果があります。
自己判断で服用をやめず、最後までしっかりと飲むことが大切ですね。
わたしは今回副鼻腔炎をこじらせていたので、抗生剤も処方されました。
最後まで飲み切って完治させたいと思います!
副鼻腔炎は、本当につらいものです。
しかし、原因を正しく知り、適切な対処をすれば、必ず良くなります。
皆様も、体の不調に気づいたら、このくらいまだ大丈夫と思わず、早めに対処して、健康で楽しい毎日をお過ごしください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ハナタレのグリコでした〜
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