皆さんのご家庭にも、いわゆる「モノの出しっぱなし族」はいませんか?
我が家にも、何を隠そう”〜っぱなしの帝王”がいます。そう、夫です。庭で使った園芸道具を、よりによって娘の大事な靴の横に放り込まれた時は、さすがに「ギャフン!」となりました。そこで今回は、夫婦のモヤモヤを解消するべく、靴箱の使い道を見直した話をご紹介します。
夫の「出しっぱなし」問題、その原因は?
庭で使うものを靴箱に突っ込む夫
夫シンジさんは”〜っぱなしの帝王”です。
使ったら元に戻すことも苦手。
庭で使った園芸道具を元に戻さず、靴箱に放り込むこともザラです。
ある時、娘のマルジェラの靴の横に防虫溶剤を置いていたことがあり、卒倒しそうになりました。
注意するのも面倒だし、私のルールを押し付けるのも違う気がする…。
そんなモヤモヤを抱えながら私は、夫の行動の理由をじっくり考えてみることにしたのです。
すると、意外なことに、その原因は夫の性格だけではないのかもしれないと気づきました。
もしかしたら、モノの「指定席」が適切ではなかったのかも?
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「夫が悪い」だけではなかった!?動線を見直す
庭管理のものは裏の物置が指定場所です。
しかし庭とは反対側のエリアのため、遠い。
ちょっと枝を切りたい、ちょっと薬を散布したい、と言う時に裏の物置まで行くのはやや不便なのです。
そして不便ゆえ、使いたいものを段々と1Fの折り戸の中に入れるようになりました。
挙げ句の果てに靴箱に突っ込むという事態に。。
夫曰く、
その言葉を聞いて

あ、もしかして動線が悪かったの??
と気付きました。
主婦の収納ってキレイにしまうことが優先されがちだし、なにせ自分の動線が優先。
今まで夫の性格のせいにしていたけれど、利用者目線はもしかしたら外していたのかも。
そう考えると、
一概に夫が悪いのでは無く、道具の指定席が適切ではなかったのかも、と思えてきました。

ならば仕組みを再考しよう。
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【実録】靴箱を「外で使うモノの箱」にしてみた
靴箱は背の高い靴箱と背の低い靴箱があります。
背の低い靴箱の方を、靴箱、、という考え方を捨てて、
としたら良いのではないかな、、と考えを変えてみました。

ポイント1: 「野外で使う」をグループ化

上段にはまだわたしの靴が残っています。
トレッキングシューズ・スノーブーツ・レインシューズです。
ただこれはどれも野外で土・雪・水の汚れがつきやすいものなので、
「野外で使う汚れてもいいモノ」と言う括りで同じグループにしました。
ポイント2: 「空きスペース」をあえてなくす
本当は一番下は空けておきたいのですが、空いていると無法地帯になるので、今回敢えて園芸道具を入れました!
ここは靴箱じゃない、「外で使うものを入れる箱」なのでいいのです!
私の発想の転換も必要です。
そして背の高い靴箱に私の残りのショートブーツを入れました。

ここも最下段はゆとりがありますが、夫避けに、あえて靴のメンテナンス用品を置いてみました。(笑)
驚きの結果!「夫」がニヤついた収納術
改良を終えて、早速帰宅した夫に改良した靴箱を披露しました。
すると、園芸道具が入った箱を見て思わず夫がニヤつきました。
やっと気づいてくれたか!
今までのわたしは、「わたしの考えたルール」を一方的に押し付けて、思い通りにならないと不満でモヤモヤしていました。
しかし、原因は違ったところにあったのです。
使う人に寄り添った動線を考え、収納していれば、もっと早くからお互い気持ちよく過ごせてたのかも。
今回の改良で、そのような気付きも得られることができました。
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その先に見えた、私たち夫婦の未来
玄関にすぐ使うものを置けたら。
今回の園芸用品もそうですが、、
例えば帰ってきてすぐ置きたい夏の帽子。
帰ってきてすぐに脱ぎたいコート。
今後歳をとってきたら、手押しカートなども。
そう考えると、もしかしたら「土間スペース」があるといいかも〜なんて思えてきました。
すると、もう一回家を建てたい欲が湧き上がってきました。
建てるのは無理でも、リフォームくらいしたいかなぁ。なんて。
久しぶりに家に関する妄想が沸々と湧いてきて、楽しくなりました♡
相手を非難する、コントロールすることなく、また一歩歩み寄れた自分に自分で拍手のグリコです。
これからも、見直しをすすめてシニア夫婦が気持ちよく住める暮らしを作っていきたいと思います。
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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