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春のシニア旅2 伊豆下田は開国の歴史の街

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伊豆下田の旅

伊豆下田を改めて回ってみたら、開国の歴史が色濃く残るコンパクトシティでした。今回は自然にフォーカスではなく、歴史にさらっと触れながら訪問したところを紹介します。

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目次

伊豆下田 一泊二日巡った場所

下田城→了仙寺→ペリーロード→宿(季一遊)泊→玉泉寺→道の駅開国みなと→宝福寺

今回の旅の目的は「サフィール踊り子に乗って、温泉に入ってのんびり過ごす」だったので観光はオマケみたいなもの。

それでも歴史オタの夫シンジさんと「下田といえば開国ポイント」という箇所をまわりました。

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下田城 城郭跡を散策

早速下田城(下田公園)を歩き、城郭遺構をチェック。

崩れかけてはいるけれど、障子堀も確認できました。

ここは小田原水軍の根拠地。

のちに豊臣側の水軍が来襲して伊豆衆の清水康英康英は手兵600余で約50日にわたって籠城した後に開城したと説明書きにありました。

下田の海

右の高台にはベンチがあってしばらく海を眺めながら

この入江から豊臣の水軍が上がってきたかは不明だけれど、よくまぁ伊豆くんだりまで兵を出したなぁ、、豊臣秀吉ってすごい〜と歴史に思いを馳せました。

とにかく伊豆って海がキレイなの。

そして

グリコ

なんで開国に下田なの?千葉でもいいじゃん?

って思いましたが、日本地図を見ると外海(太平洋)に出っぱっているのは『伊豆』。

江戸はもっと奥の方だし、船が寄港しやすい入江もあるし、日の本に上陸するならまず伊豆なんだなってわかりました。

そんなこんなで、ペリーはくるわ、ハリスはくるわ、ロシアの船もくるわで下田って開国の歴史の重要ポイントだったのです。

下田城(下田公園)はこれからあじさいがたくさん咲いて1年の中で5,6月が観光客も沢山きて賑わう季節だそうです。

了仙寺〜ペリーロード

下田城から散策路で了仙寺に降りてペリーロードを散策。

左ペリーロード右了仙寺の招き猫
左ペリーロード右了仙寺の招き猫

了仙寺は日米和親条約の追加条約でもある下田条約が締結された場所でもあります。

また日本とアメリカで、最初の通貨交換比率も了仙寺で交渉決定されたそうです。

いった時はまだ咲いていませんでしたが『アメリカジャスミン』が沢山植樹されていて『別名ジャスミン寺』と言われています。

我々は寺の裏にある横穴遺構を覗いたりしました。

ペリーロードの両脇には趣があるレトロな建物があり、こちらもあじさいの頃は人が沢山往来して賑わうそうです。

時期も外れていたし平日ということもあり、人は少なくそれはそれでじっくり風景を味わうことができました。

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お宿で波の音を聴きながらリラックス

レンタカーで隣の南伊豆町までいき、南伊豆弓ヶ浜温泉の季一遊に泊まりました。

ウエルカムドリンクはなんとビールが飲み放題だったので調子に乗って飲んでしまいました(汗)。

弓ヶ浜の海はキレイなカーブ。

この季節だと人もあまり居なくて静かな場所でした。

海に面したベランダを開けると波の音が聴こえて本当に癒し。

夜も寒くなく、この季節だとまだ虫も飛んでいなくてサイコー。

ぼんやり波の音を聴いて過ごしました。

宿の夕食

キンメの煮付けは醤油・酒・味醂・砂糖(水なし)で炊いたもので、これは義理母が腰越の漁師さんに教わった煮付けのやり方と同じ。

とっても美味しかったです。

温泉は<泉質>含塩化土類食塩泉、<効能>関節痛・筋肉痛・冷え性。

海近だから塩泉ですね。

さて今回の小旅行は実は頂き物のJCBギフトカードの消化。

なので実質0円というお得感満載な旅行でもあったのです。

あと昨年末夫が骨折して色々とお世話になりました的な意味もあったらしく、私にお宿のプライベートマッサージサロンでオイルトリートメントをプレゼントしてくれました。

温泉と宿の情報、すごくライトですがこれで許して、まねきん様。

虚実まざる”唐人お吉”

今回下田に行くことで小説や戯曲で有名な”唐人お吉”のことが改めて知れたのですが、、

このフィクションのモデルは「斎藤きち」。

ゆかりの宝福寺ではフィクション&ノンフィクション入り混じり、本当のお吉像が分かったかというとやや?でした。

小説におヒレがついて京都で開国運動に奔走したとか、あたかもそれっぽく語られていますが、本当のところは謎であります。

小説ではハリスの妾になった不遇の女性という設定ですがそもそもハリスは妾が欲しかったのではなく、体調不良のため看護人の派遣を依頼した、、というのが史実らしく、、

そのとき通訳ヒュースケンがエロゴゴロをだして自分の分も含めて妾を二人寄越せ〜と下田奉行所に申し出たのが真相みたい。

元凶はヒュースケン、わたしの中でヒュースケンがゲス認定決定となりました

後ヒュースケンは江戸赤羽から品川に帰る途中、浪士たちに襲われ命を落とすわけなんですが、まぁゲスの因果応報みたいなもんだよね、とつい辛口の見方になってしまいました。

お吉さんの不遇なところは異人さんに雇用派遣される時に高額な支度金が支払われ、それが人々の妬み・嫉みをかってしまったところなのかな。

人の妬みとは昔も今もあんまりかわらないなぁ、、と思いましたよ。

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アジの押し寿司を車内で食べながら帰路へ

帰りは「並」の踊り子号で帰路に着いたのですが、車内で食べたのが「アジの押し寿司」です。

静岡のアジの押し寿司
静岡のアジの押し寿司

東海道線には大船軒の「アジの押し寿司」(大船〜茅ヶ崎区間販売)と東華軒の「アジの押し寿司」(平塚〜小田原区間、熱海あたりまで売ってるかも?)があります。

平塚より西はなぜか紫蘇の葉に包まれた酢飯がついているのですが、伊豆下田で購入した「アジの押し寿司」も同じでした。

小田原は国府津が梅の産地なのでそういったことも関係しているのかも知れません。

「アジの押し寿司」が気になった方は食べ比べをしてみるのも良いかも。

伊豆は良いところだよ

アクセスが今ひとつなので今まで敬遠していましたが、行ってしまえばのんびりしていて良いところです、伊豆は。

熱海でストップするのではなく是非その先へ足を伸ばしてほしいです。

温暖だし、インバウンドもあまりいないし、海はキレイだし、魚介は美味いし、もちろん温泉もあるし。

シニア旅にもちょうど良いのでこれからの季節旅のリストにも加えていただきたく思うグリコでした。

やっと春のシニア旅2をアップすることが出来ました。

GWの移動はないシニア。

この期間はあえてからだを休める期間にしたいので更新もさらにゆっくりになりますが、ご容赦くださいませ。

本日も最後までお読みくださりありがとうございました。

さ、参加してたりします。。

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