からだのあちこちが気になるこの頃。若い頃よりも健康を意識する日々を送るようになってきました。今日は私が実践している、ちょっと変わった「家と体を重ねる健康法」をご紹介します。キーワードは「フラクタル」です。
家と住む人はフラクタル(自己相似)な関係にある
親の家の片付けから始まり、日々の掃除に目覚めたわたしは「家と住む人間のからだはフラクタルな関係にある」という持論を持っています。
日々、小さな片付けや掃除といった家のメンテナンスをしていれば、いつも風通しの良い家で、清々しく暮らすことができます。
(例えば、モノが溢れたキッチンでは料理をする気も失せますが、整理されたキッチンなら献立を考えるのも楽しくなりますよね)。
すると自分の行動も変わり、後回し癖が激減しました。
それだけではなく、テキパキ動けるようにもなってきました。
逆に、家の詰まりがあると、からだも重く、気持ちもどんよりに。
もちろん「家と住む人のフラクタルな関係性」の科学的な根拠はないのですが、暮らしを変えて十数年、体験してきて、感じることです。
そして今、高齢者の仲間入りを果たし、現在は特に家の配管と自分の血管を重ね合わせて考えるようになってきました。
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「配管清掃」のリアリティが自分の体の内部とダブる(汗)
2年に一度、定期的に配管の高圧洗浄をお願いしています。
昨日もその日でした。

皆さんのお家もそうかもしれませんが、長い年月を経ると、台所やお風呂の排水管には油や石鹸カスが溜まり、徐々に水の流れが悪くなります。
2年ごとでも、やはり、汚れは溜まっていて、びっくり!
すごい勢いで油のかたまりや石鹸カスが流れていくと”うわぁ〜、やっぱりあるんか〜い”と冷や汗が流れます。
この「油のかたまりや石鹸カス」こそが、私の健康意識のトリガーです。
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配管の詰まり=血管の詰まりというメタファー
配管は、家の中に水を運び、不要なものを外へ排出する、いわば「家の循環器」です。
一方、血管は、体の中に血液を運び、栄養と酸素を供給する「体の循環器」。
この二つの構造は、まるでフラクタル図形のように、形は違えど「詰まると機能不全に陥る」という共通の性質(自己相似性)を持っていると私は考えます。
叔父や義理母が脳梗塞になっているのを間近でみているので、この「見えない内部の詰まり」はやはり人ごとではありません。
プロの業者が配管を高圧洗浄し、ドロドロの汚れを押し流す光景は、
私にとっては「体内のプラークを排除している」イメージそのもの。
これは単なる掃除ではなく、高齢者にとって最も重要な「体の巡りを良くするための意識面の投資」でもあります。
【健康維持の秘訣】配管掃除を「行動変容」へ結びつける方法
今まさに勝手に名付けた「フラクタル健康法」(笑)。
配管掃除というこのルーティンがもたらした最大の効果は、「健康への行動変容」です。
具体的にどんな事を生活に取り入れたか、挙げてみます。
定期メンテナンスを「体のリセット日」に活用
1.食事リセット: 配管が綺麗になった夜は、油分や塩分を極力控え、野菜や魚を中心とした「血管が喜ぶ和食」に切り替え。
2.運動リセット: 詰まりを防ぐイメージを強く持つため、その日はいつもより意識してウォーキングの距離を伸ばしたり、軽いストレッチで血流を促す。
3.意識のリセット: 配管が詰まりなく勢いよく水を流すように、自分の血液もサラサラと流れているイメージをもち、ストレスや不安といった「心の詰まり」も解消するよう深呼吸。
このように、家のメンテナンスをトリガー(きっかけ)にすることで、面倒になりがちな健康行動に「必然性」と「意味」が生まれるのではないでしょうか。
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高齢者の健康意識を高める「私流フラクタル健康法」のすすめ
「家の配管が綺麗だから、私の血管も絶対に詰まらない!」と断言できる科学的根拠は残念ながらありません。
しかし、自分の家のメンテナンスに「自分の体の健康を重ねて意味付ける」という行為は、高齢者の健康意識をポジティブに高め、行動を継続させるための良い工夫だと自負しています。
生きていると「要・不要」に関係なく、モノも、そして体内の老廃物も溜まっていきます。
それを自分のからだに投影して考えてみることは、単なる片付けではなく、人生のメンテナンスの視点でも必要だと感じています。
グリコ我々の暮らしの中で「貯めていいのは貯金と経験、そして人との絆だけ」(笑)。
お家の内側もキレイにしながら、この「私流フラクタル健康法」で、高齢期もテキパキ動ける体と心を一緒に目指しましょう!
もしよろしければ、皆さんが行っている「ちょっと変わった健康法」もぜひ教えてくださいね!
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
自分の血管の中も高圧洗浄したくなったグリコでした!



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