早めの認知症が来ているのか、いや、それは勘弁してほしいけれど、色々行動が怪しくなってきた夫婦です。昨日も大型スーパーの駐車券が行方不明になり、あわやスーパー監禁!?という危機に瀕し、焦りました。今日は久しぶりのボンクラ話、聞いて笑ってください!
駐車券が、、、ない!パニックへの序章
いつものスーパー、いつもの駐車場。
駐車場のゲートバーが開いて中に停めるのも、もう慣れたもの。
その日も車を降りてから、夫のシンジさんがふと、柱に書いてある駐車料金の説明に目を留めました。
「あれ?珍しいね。急に料金が気になったの?」
と尋ねると
「いや、なんかイヤな予感がして…」
そして、私に最悪の質問を投げてきたのです。
「駐車券持ってるよね?」
その瞬間、頭の中に警報が鳴り響きました。
「あれ?車のサンバイザーに挟んだかな?、、無いなぁ、、」と、自分の行動に全く自信がない夫シンジさん。

え?無いの???
通りかかったスーパーの店員さんを呼び止めて、
「すみません、駐車券がない場合はどうすれば?」と聞くわたし。
店員さんの答えは、とどめの一言でした。
「駐車場は別会社が管理しているので、そこのゲートのインターフォンで事情を話してください」と言われる始末。
別会社!?なんて厄介なシステムなんだ!
駐車券一枚で、別会社の管理下にあるこの敷地から、我々は永遠に出られないかも…?
アワワワワ…冷や汗がドッと噴き出しました。
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全く違う対応をするふたり、ボンクラカラーの分断
駐車券がない!このプチパニックに襲われる二人ですが、面白いことに夫婦のボンクラカラーがくっきり分かれました。
夫:諦めが早い冷静な交渉人
「無いものはしょうがない!、出る時にインターフォンで係員さんに連絡してみるしかない。」
(無いものはしょうがないって、無くしたのはあなたでしょう?)
すぐに諦めの境地に入り、次の手で脱出を図ろうとするシンジさん。
その諦めの早さ、シニアの境地か!?
私は思わず

諦め、早すぎる!
とツッコミを入れました。
わたし:納得がいくまで決死の捜索隊
「待って!諦めるのはまだ早い!もう一度、徹底的に確認しよう。ポケットは?車の中に落ちてない?」
わたしは自力での解決にこだわるタイプ。
まだ希望の炎は消えていない!
夫の右ポケット、左ポケット、ズボンの後ろのポケット、、とまるで警官のボディチェックのようにチェック&チェック。
そして、、、奇跡の瞬間は訪れました!
ついにシャツの胸ポケットに入れた駐車券を発見です!

粘り勝ち〜
この日に限って車のサンバイザーに差し込まず、胸ポケットに無意識に入れていたようです。
もう、シニアあるある過ぎてどっと疲れました。(滝汗)
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二人で一人前か〜い
無意識の行動だったので、全く自分の行動に記憶がないと言い張る夫シンジ。

おいおい、、、、もう認知症かいっ
以前ならここで辛辣な一言を放つわたしだったと思いますが、、
実はわたしも、最近忘れ物や失せ物をするので人のことは言えず。
とっさに口から出た言葉は、これでした。
夫シンジは「危機的な状況での冷静な交渉役」、私は「諦めずに粘る決死の捜索役」。
一人の人間としては欠陥だらけの二人。
けれど、
この生存戦略に妙に納得がいき、帰り道はお互い優しい口調に。
これからは、どちらかが駐車券を握りしめたら、もう一方は必ず目視で確認して「ヨシ!」と指差し確認したらどうよ、なんていう役割分担を徹底しようと誓い合った、スーパーでの教訓なのでした。
確実性が薄れていくシニアの二人。
これからもっとやらかす事が増えるとは思うけれど、”神様、あと20年くらいは認知症にしないでぇ〜”と願うグリコでした。(汗)
皆さんも駐車券の管理には夫婦二人での目視確認をお忘れなく!(苦笑)
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました〜。
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