若い時は人生の長さについて感じたことも考えたこともありませんでした。しかし60を過ぎてゴールが見え始めるとこれからの人生の輪郭がはっきりしてきたように思います。
親の姿から学ぶ 老後と寿命
わたしの実父は85・実母は81で亡くなりました。
義理父は87・義理母は95で逝去。
そこそこ長く生きた方だと思います。
特に義理母はわたしが対面した老人の中で一番のご長寿で、人間ってこんなに長く生きられるんだ〜と思ったほどです。
けれど長生きをしても、ある程度自立した暮らしが送れないとちょっと辛い。
親たちの老後は御多分に洩れず「介護」がつきながらの暮らしでした。
(実際実母の晩年は要介護5。自宅での全面介護は本人も介護者もしんどいものでした。)
さて現在、日本国民の寿命ってどうなっているのだろう???
気になったので調べてみました。
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健康寿命と平均寿命の差を調べてみた
一言で「寿命」といっても「平均寿命」と「健康寿命」という考えがあることがわかりました。
平均寿命は60歳以降の全シニアがどの位生きたかの平均の値です。
平成22年の資料では
男性の平均寿命は79.55健康寿命は70.42
かたや女性の平均寿命は86.30健康寿命は73.62。
女史長生き〜
健康寿命が意外と短い事実に直面
表で見ると健康寿命は60~73,74歳までの13,14年で終わりを迎えることになります。
わたしに関して言えば、上記の表をなぞれば、健康寿命でいられる時間はあと10年程。(爆)
意外と短い!
そして長く生きたとしても人様のお世話になって生きる時間の方が長いかも?ということが分かってギョッとしました。
長生きは望みません、ただ健康寿命はできれば伸ばしたい。
親戚をみても、健康寿命でアクティブに動いていたのは70代前半まで。
75過ぎたあたりからあちこち肉体に故障が出てきました。
”人生50年〜”とはよくいったものです。
細胞や臓器の寿命を現した端的な表現だと思います。
そう、食生活や医学の発展で平均寿命は伸びたものの、肉体はやはり終わりに向かっているのですね。。
健康寿命を考える
もちろん健康寿命が表のとおり安定して続くとは考えていません。
途中でガンになったり、心臓が悪くなったり、脳梗塞になったり、認知症になる等のリスクは当然あると思います。
ただ私個人に限って言えば、どちらかというと多分長生きタイプなんだと思います。。。
長生きなんだけど、からだのどこかにエラーが出るタイプ。
望んではいないけどきっとご長寿。
ちょっと嫌だなぁ〜ってネガティブな気持ちに囚われました。
先々を思うと気持ちが暗くなるのでちょっと実験をしてみました。
今日命が尽きるとしたら?、、という実験をしてかわる心持ち
この1W実は実験してみたんです。
を1W毎日考えました。
起きるとまず『あー今日で終わりかぁ』から始まる朝。
最初はあの時ああすればよかった、こうすればよかったと過去にこころが飛びました。
”くっそ!人生やり直したい”
後悔ばかり。
とりあえず片付けしてました。(笑)
三日目あたりになると、逆に来世のことに気持ちが向きます。
今度生まれ変わったら眼と頭がよく生まれ変わりたい〜
不確実な未来に対しての欲望(笑)
四日目あたりになると『今日で命尽きる』設定なのでやれることも限られていて不思議となんだかどうでも良くなりました。
あ〜今日で終わりかぁ、、
諦観の境地。
五日目で急にスイッチが入りました。
やれることは限られているから今日一日楽しく過ごしたい
それは大きなイベント参加でなくても良い。
旅に出向かなくても良い。
買い物に情熱をかけなくても良い。
わたしが楽しいと感じることをしよう
実際やったことといったら、片付けをしていつもより丁寧に掃除をしてニャンコと一緒にいる時間を増やしただけ。
けれどそれだけでも十分でした。
あと気持ちが変わったのが
やってみないことにはわかんないよ?!
いつも色々イベントのお誘いをして下さる方がいるのですが、実は億劫が先に立ってお断りすることが多かったわたし。(小心者だし。。。)
で〜も実験ウィークの後半戦にお声がかかり、あ、やってみたい♪になりました。
計画しなくてもいい、単発でもいい。
やってみたいと感じたことをどんどんやればいい。
残された健康寿命を楽しく過ごそう
文字におこすと「刹那的」ですが楽しく時間を過ごせば「気が済む」。
チャレンジしたこと自体自分を褒められるので、結果はどうあれやって気が済むってシニアには重要です。
またこころを寄せて下さる方にも感謝の気持ちが湧きました。
ありがとうを示せる自分にもハナマル〜♡
うん、セルフヨシヨシも大切っと。
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60から健康寿命20年と設定してどう生きるか
まぁどうなるかはわからないものの、欲張って『健康寿命をあと20年』と勝手に設定することにしました。
もちろん人間思案の計画ですから本当のところは神のみぞ知る、です。
ただ残された時間をちょっと意識して生きるのも良いのではないかなと。
楽しいを拡げる努力はしよう
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
本日は健康寿命と平均寿命のお話、想像以上に健康寿命の時間が短くて焦りましたが、ま、楽しいを増やそう〜♪
シニアになり、人生の輪郭が日々はっきりしてくるグリコでした〜。
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