利き手が使えないって不便ですよね。義理母つうさんは肘の手術をしてから右手の握力が極端に弱くなり脳梗塞にもなった関係で右手がほぼ使えません。我々が普段何がなく行っているちょとした動作でもやりにくいことがいっぱいあります。
利き手が使えないと色々不便
利き手が使えない&握力もないと普段のなんてことない動作、お菓子の袋を開ける、封筒をハサミであける、ちょっとサインする、布巾を絞る、ズボンを上げる、箸でご飯を食べる等々日々の生活動作で苦戦します。
ともすると出来ないことが多く、人に丸投げが多くなりがち。
老老二人で暮らしていた時は布巾を絞れないので脱水に特化したミニ脱水機を使っていました。
↑この排水口の下に古い鍋をおいて水受けにしていましたっけ。
老老二人の頃も不便ながらもあれこれ道具を駆使して生活していました。
あれから10年。
なにかとこちらがやるほうが早いのですが、ここで全てを受け入れてしまうと更に本人の取り組む力が弱くなってしまうので、出来るだけ自力でできる様に、ちょっとした補助具の様なものを使っています。
レターオープナー、かなり楽
以前ブロ友様に頂いたレターオープナー。
これが義理母つうさんにはとってもヒットしました。
ハサミを使わなくてもレターオープナーに通すだけで封があく。
義理母つうさん宛の封書書類は結構多く、このレターオープナーは大活躍です。
しかしとうとうこのレターオープナーにも寿命が来てしまいました。
電池を変えても動かない。
どうやら刃の手前のストッパーの様なところが壊れてしまったようです。
このレターオープナーがないと開封をいちいち私に頼まなければならず、それは私にとってもちょっとストレスを感じるものになりました。
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レターオープナーを買い換える
そこでネットでレターオープナーをポチして届いたのがこちら。
以前のものは封筒を立てたままスライドするので使いやすかったです。
今回は封筒を横方向に滑らせるので置き場所をちょっと考えないといけないと思っています。
福祉用具もカタログに色々載っていますが、このような事務用品も時には支援グッズの役割を果たせますね。
ハサミにこだわるのではなく、『開けること』にこだわればこの様な解決策も見出せるので頭を柔軟にしていきたいと思っています。
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高齢者やからだが不自由な人と暮らすことは頭の体操にもなる
高齢者と暮らすと、ええ?こんなことも出来なくなる?え?この動作もきつい?と驚かされることが多いです。
そして実際の暮らしは正直ストレスが溜まります。
しかしどうしたら義理母つうさんの日常生活動作がしやすくなるかを考えることは結構頭の体操にもなって刺激的です。
しばらくはこういったグッズが増えることもあり、スッキリした暮らしから後退することもありですが、自力で出来ることはやってもらいたいので取り入れていくつもりのグリコール・グリコです。
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