やっとこさ、12/11放送分の録画を視聴することが出来たグリコール・グリコです。毎回本当に人それぞれの人生を垣間見れるドキュメンタリー番組です。そして自分を鼓舞するのにもとっても役に立っている番組です。今回は詳しく時系列というより、私がここだー!と感じた場面を中心に感想です。
7LDKという広さにびっくりした相談者さんの家
お子さんが五人(内一人独立)&介護の必要な実父(パーキンソン病)と暮らす相談者さん。
家の広さにまずビックリしました。当初は3世帯同居(義理両親+自分達+実両親?と言うことか?聞き間違い?)として建てた家だということでした。
アメリカ暮らしをしていたこともあってか、アメリカンな広さです。
そして現在、シングル・無職だそうです。マジですか、、(汗)
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家が汚いから上手くいかない、、というのは常にあるという相談者さん
キッチンには洗い物は溜まっているし、洗濯物は山のようになっているし、子供は手伝わないし、、素敵だったはずの家もあちこち穴ぼこが空いていました。。
白い壁が手垢で汚れていて、毎日の暮らしで精一杯で余裕のなさが壁に現れていました。
そしてインターホンも壊れたまま。(我が家も毎日寝に帰るだけだった頃の実家は後半はインターホンが壊れたままでした、汗)
子育て・介護・経済的な事、、全て壁にぶち当たっている印象を受けました。。。
やましたひでこさんが言う、”この光景を見て自分自身がどう感じるか”と。
私だったら、どう感じるかなと思いを馳せました。
”ごちゃごちゃしてて嫌だ、”がまず先に来るかな?
ただ嫌だ、ってことだけはわかる。。
相談者さんは
不快に感じる
と言います。
不快な思いの奥底にある自分の気持ちに気づかせようと、ここでやましたひでこさんが一歩踏み込むのです。
相談者さん、
情けない・悔しい・悲しい・寂しい。。。
相談者さんが感じているはずなのにスルーしていたのこころの奥の方の気持ちを引き出します。
そして、
とやましたさんは提案します。
うーん、惨めな気持ちも味わい尽くさないといけないのか。。。でも本当の自分の気持ちを知らないとこのお片づけは続かない気もしました。
やましたひでこさんの相手の懐にググッと入ってその人の『核』をグイって引っ張り出すところがいつ見ても凄いなーと感心します。
私も肩を抱かれて一緒に自分のこころの中の深いところの問題を一本釣りされたら『そこかー!』とガッテンしますよ。
コレはやましたひでこさんならではのカウンセリングを兼ねたこころの整理なんだな、といつも感じます。
まずはこころを整理しないと始まらないんですね。。。
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あ、コレは山本五十六?
何回もこのドキュメンタリーを見ていると、やましたひでこさんの根底には山本五十六の精神が深く横たわっているのかもしれない、、と思いました。
あの名言ご存知ですか。
山下流はきっと、
なんですね。
介護もあるし、本当は子供たちにも自分に出来ることは協力して欲しい。しかし子供たちが動かない、、
母である相談者の奮闘をよそに子供たちはマイペースで、我関せず。
子供とはいえ小学生時代は卒業しています。
家族も多いので、お弁当箱を洗ったり、自分の衣類を洗濯したり畳んで持っていくくらいは協力してくれると嬉しいな。
私も見ていて思いました。
子供にインタビューが向けられると、『昔からそうしつけられていなかったから』とあっけらかんと答えていました。
まぁ、そう言われてみればその通りなのかもしれません。
ピンとこないのだと思います。
母が出来ないものを自分達に『片付けろ!』と言っても響かないのも当たり前です。
ずっと片付いていないのが当たり前の環境にいたら感覚が麻痺しますよね。
でもこの場面、我が家の昔の再現フィルムを見ているようで『ヒィ〜』でもありました。(滝汗)
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ここで第三者のやましたひでこさんが新ルールを提案
子供たちに協力してもらうには環境を整えることが先!
と先ずはキッチンにある洗濯機廻&キッチンをやましたひでこさんが一緒に片付けをし、キレイになった場所を見せてから新しいルールを子供達に提案します。
まずはやって見せですね。
新ルールは些細なこと。
帰ったら自分の弁当箱は洗う。
洗濯物はいっぱいになったら回す。自分のものは持っていく。
身内では無い第三者からの新ルールの提案と、今まで出来なかった片付けを母が実践したこともあり、子供たちは素直に新ルールを理解していました。
多分、出来なかったのではなく、流れの見本がなかっただけだと思います。
いやぁ〜うちも昔は至る所に服塚ばかりでしたぜ。
以前の私も片付けってどういうことか全く理解してませんでした。(滝汗&脇汗)
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やましたひでこさんは言う。”言葉より空間が影響する”
あーそれ、激しく同意です!
我が家もガラクタパラダイスから脱出し始めると、モノより空間が整っていることの方を家族が好むようになって来ました。
ダイニングテーブルの上にモノを置かないようになってかずーっとそれは続いています。
リセットの習慣もつきました。
ラストでやましたひでこさんからさらにワンポイントアドバイスもありました。
録画を見終わってから私も、速攻で窓のやり残したところを磨くことが出来、私もスッキリしましたぜ。
相談者さんの気持ちがどんどん変わっていく。変わろうと思った時人は変われるんだと実感!
相談者さんの気付きは色々なところに現れていきました。
こんがらがったTVコードに気づけば、”ああ人生もこういうことなんだ、放っておくとどこにつながっていくかわかんない”と思い、いつの間にか”片付いていないと嫌になって来た”というほどに。
そして素晴らしいなと思った言葉がこちら↓。
どんどん気持ちが変容していく様は見ていて引き込まれました。
絶体絶命大ピンチ!のところで変われてよかったねー。と私も大いに共感しました。
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まだまだ課題は残っているけれど、コツコツ片付けの実践を黙って継続して欲しいと心底思った
お父様のために始めたお片づけでもありますが、今は2Fに居るお父様もそのうち階段の昇降が厳しくなるでしょう。
介護もどんどん大変になると思います。
子供たちもやっと気持ちよい暮らしが分かってきたばかり。
まだまだ進むステップは続きそうですが、『私のためにやっている』その気持ちを大切にコレからも黙々と片付けを継続して欲しいな、と心底思いました。
バイリンガルで元々生きる力のある相談者さんですから、きっと今回のことが良い人生の転換期となると思います。
いつも色々な事例から学ぶことが多いドキュメンタリー番組、BS朝日の”ウチ、断捨離しました!”
12/18(水)は”買っちゃう妻VSキチンと夫”だそうです。いつも思うのですが、タイトルの付け方がうひゃ〜、、です(笑)。
その他の感想はここでも↓
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