義理母つうさんの部屋の片付けをちょっとずつ手伝っています。もう15年以上前に通っていたディサービスで作った創作系の作品が埃を被ったまま放置されていたので片付けました。こういうもの、チリも積もればなんとやらで困ります。
ディサービス、アクティビティとか機能回復でやたら作品を作る
ディサービスにも色々種類があって、今まで義理親は4つほどディサービスを渡り歩いた経緯があります。
特に初期の方に利用したディサービスは運動もあるけど作り物をしたり簡単なドリルをやったりするところでした。
日中高齢者を預かるディサービスの功罪
今はディサービスでもリハビリ特化型が増え、PTさんやSTさんがいるところが増えました。
けれど1日いてお風呂に入って帰宅、、という日中高齢者を預かるディサービスだとまだ”アクティビティ”と称した作り物をするディサービスがあるんじゃなかろうか?と思います。
そのようなディサービスは季節に合わせての小物作りや、簡単なドリルの紙を持って帰るので自然と家の中がいらない小物や紙で溢れて来るのです。
婚家義理親も最初そのようなディサービスに通っていたので、段々と無秩序な創作物が増えて来ました。
作った本人たちは持たされてもあまり感慨もないので、”グリちゃんあげるよ”とよく持たされました(泣)。
当時は無下にも出来ず、持ち帰ってもなかなか捨てられなかった思い出があります。
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捨てる気力もなく漫然とただ置いて11年経過の創作物を廃棄
ディサービスでの作品はコストもかかるので大抵は牛乳パックを再利用して折り紙を貼ったり、ストローやフィルムケースを利用して作ったりが多かったです。
サービスを提供する側としては活動した証拠品なのですが、義理母つうさんは”こんな素敵なのが出来た”とはとらず、”なんか変なのが出来た”と言っては放置プレイ。
そんな名残の品が義理父の本棚の隅から埃を被ったまま出て来ました。
これは一番最初の頃通っていたディサービスの作品です。
見るからに要らないものなのですが、本人は自分では判断がつかず引っ越荷物の中に紛れてなんとなく棚に置いてありました。
さすがにいらないよね、と聞いて廃棄です。
機能訓練も兼ねて、、というのはわかるのですがもしこのような活動をまだ行っているところがあったらそろそろこういう活動はフェイドアウトして欲しいな、と個人的に思います。
ただでさえいる要らないの判断がつきづらくなるのが高齢者なので、ゴミ屋敷にしないためにも物作りやドリルのお持ち帰りNGにして欲しいです。
やるなら一年間かけて共同制作のものにして出来た作品の前で個々に記念撮影をして写真1枚を渡す、そのくらいでいいと思うのです。
この悩みは小学生が図工で作品を作って持って帰るのだけど、実はだんだん溜まって処分に困るというのと酷似しています。
お楽しみを兼ねて作った作品で困ったのが絞り染めを体験したタオル。
なんと注意書きに色が移るから他のものと一緒に洗わないでくださいねなんて一筆添えられていて使えないモノ持たせないで〜と思いましたよ。。(泣)
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コロナの時代アクティビティにも制限があって大変だと思うけど
義理母つうさん今はリハビリ特化型ディサービス(それも午後2時間程度)に通っています。
からだを動かすことがメインなので作品が増える事は無くなりました。
ドリルも無くて正直助かっています。
これからは高齢者のディサービスも物作りではなくコミュニケーションスキルをあげるゲームとか、体験・経験がメインのサービスに積極的に移行して欲しいと思います。
とはいえコロナ禍もあり人と人が繋がる何かをするのも色々制限があって運営する側も苦労が多いとは思います。
今日は昔の創作物が出て来てそれを処分した話から、半端な創作物は個人的には要らないなぁ、、という話でした。
とくに義理母つうさんは”つくらされた””やらされた”という使役の言葉をいつも使うので”本意ではないけどやった感”に溢れ、どうも作品愛が今ひとつなのでよけいそう感じてしまいました。
『どうしていいかわからない』を連発するので、3月はガサ入れ月間になりそうなグリコール・グリコです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
わたしが後期高齢者になったらドリルも牛乳パックで作る小物もなーんもしないもんね。と心に固く誓うのでした。。。(いやなBBになりそう、笑)
コメント
コメント一覧 (6件)
グリコさん
こんばんは。お疲れ様です。
デイサービスのアクティビティ、うちの母のは、小さい紙の球みたいなのを作って貼り絵?して合同で1枚の作品でした。もちろん写真のみ。
デイサービスではないと思うのですが、歯医者さんのトイレにフェルトで作った人形(かなり簡単で色が子供用折り紙みたいな赤と緑)が飾ってあって、多分患者さんからのプレゼントなんだろうなと思いました。他人事ながらとほほです。
リコメが遅くなりがちですみません、こんにちはもず様。
アクティビティって、、なんだかなぁ〜ですよね。
今利用しているショートもアクティビティとやらがあります。
大抵創作系ですね、いまだに。。。
患者様からのプレゼント、それはみうらじゅんさんじゃないけど”いやげもの”ですよね。ふふ。
我が家にも”も〜こういうの勘弁、、汗”という”いやげもの”が義理母の部屋に点在しております。。
本人が作ったけどいらん!捨てる!って言わないので空間クラッシャーです。(泣)
ふふ、私、よく分かります。どちらの気持ちも痛いほどに・・・
スタッフは必死でやっているけど、相手様はどーでもいいような表情だったり(笑)
きっとこのテのものがお家にたまっているだろうなあと。
↓ところで数寄屋袋、凄い!かっこよくできていますね。
和の柄が素敵ですよ。
ところで私からの提案。
市の行事などで月釜やっていませんか?こちらはコロナで中止中ですが、
そのうちまた再開するかも。流派に関係なく気軽にふらっと行ってみてほしいです。
そして茶室の雰囲気を感じてもらいたいなあ。
私もまずはそこから始まったんですよ。因みにうちの方は参加費500円です。
こんばんわ、まるたけ様。リコメが遅くなって申し訳ないです。
企画側の大変さも十分理解してはいるものの、、、(汗)。
ガラクタ天国になってしまうのでおよよ、、でもあります。
数寄屋袋、これから季節に合わせて作っていこうかな、なんて思っています。
とにかく外堀から埋めるタイプ。
居住地でも市民講座で年2〜3回ほどお茶会があるのはチェックしましたがこれまたコロナでして、、。
コロナ終息後チェックしますね。
アドバイスありがとうございました〜。
グリコさん
こんにちは。手仕事ってよく考えると、素材を自分で選ぶのが楽しいのですよね。
私も昔少しだけ編み物してましたが(手袋とかの小物)やはり糸を選ぶのが楽しかったです。
だから適当なもので作るって気分が上がらないと思います。金額の問題じゃなくて
自分で選んだのが大事なのかなあって。作ってる間ずっとその素材を見てるわけだから。
今朝の朝ドラでお茶の師範が「茶道は作法とかじゃなくて、相手を思う気持ちが大事。」と言われてて、私も自分でたててみようかなと思いました(笑)。相手はもちろん自分(爆)。
お!なんだかお茶の輪が広がりそう♪うれしす、こんばんわ、もず様。
>「茶道は作法とかじゃなくて、相手を思う気持ちが大事。」そうですね、そうだと思います。
で〜も自分のためにいれるのもおおあり!と思います。
自分の心の余白づくりにまず一呼吸。
今更ながらお茶道に目覚める遅咲きの我々ですが、まぁゆっくり適当に(怒られそうだけど)やってみませんか?
もず様は和菓子作りに目覚めそうだ〜♪