亡くなった義理母つうさんは高齢での転居でしたが新しい出会いやリハ友とのお出かけなど人の繋がりの中で生きられた人生だったなと思います。では自分はどうなのか?と改めて振り返ってみましたよん。
おウチが好きすぎるインドア派のわたし
20数年外で働いていたものの、、基本はおウチにいるのが好きなインドア派です。
だからやっていた趣味も家の中でじっとして取り組むタイプの趣味ばかり。
それも老眼が進んで段々億劫になりついに全てを手放しました。
また、ワガママなので人と連れ立ってどこかに行くより、ひとり気ままにぶらりと出かける方が好き。
その気ままなお出かけもままならなくなったコロナ禍の3年間。
わたしの「きょういく・きょうよう」がガラーンになりました。(汗)
あまりに家に居過ぎて腰が痛くなるわ、肩の可動域が狭くなるわで危機を感じて整形外科でのリハビリを受けるようになったのが2年前です。
「きょういく・きょうよう」が無くなるとこんなにも老化が早くなるのかっ!とあせりもしました。
(スポンサーリンク)
シニアのきょういく・きょうよう
シニアのきょういく(今日、行くところがある)・きょうよう(今日、用がある)。
ではどんなものがあるでしょう?
自分の興味関心があることにチャレンジするための今日行くところ
義理母つうさんは長い間パン教室に通っていました。
転居するまでは生活クラブの書道教室に電車で通っていました。
義理母はみんなでわちゃわちゃおしゃべりをするのが楽しかったようです。内容は二の次かな?
義理父は句会に所属し、毎月公民館の部屋の予約や会の句集の編纂などの役目も持っていました。
義理父の場合はまとめ役になることでその存在意義を確認したかったのかもしれません。
実父はもっぱら人助け系のボランティアでした。
実父の場合は傾聴役が自分に合っていたのかも。
実母は日本刺繍を習いに行っていました。(加齢性黄斑変性の為フェイドアウト)
実母はひたすら道を極める感じでした。
社会貢献と健康のための今日行くところ
歳の離れた従姉妹は夫婦で旗振りボランティアをずっと続けています。
あと地域の花壇の整備なども季節に応じて参加しています。
地域とのつながりが夫婦を動かしている、そんな感じですね。
従姉妹の連れ合いが軽い脳梗塞になったので、ずっと続けていた畑もとうとう終了になりましたが、レンタル畑に行くことも重要な「きょうよう」の一つでした。
わたしにとってこれからの「きょういく」「きょうよう」は?
なんせ介護があったので自分の事は二の次でした。(言い訳)
しかし介護も終わり、あとは自分の責任で自分をコントロールしていくだけ。
義理母が遺した「茶箱」からお茶道を、整形外科のリハビリでピラティスを勧められてからフィットネスジムに通い出したのがつい半年ほど前です。
新しく見つけたシニアの「きょういく・きょうよう」は全て体験型のもので、まだまだ入り口に立ったばかりです。
それらが深まっていくかは皆目見当がつきませんが「とりあえず行くところがある、今日は予定がある」ところまで辿り着きました。
どれも今までの経験値ではさばききれないものばかりで、脳の回路がなかなか繋がらず悪戦苦闘していますが、新鮮で楽しいです。
その場限りの薄いつながりだけれど丁度良い
日中家に居て誰とも話さないことは苦ではないのですが、「きょういく」場所があるとあいさつやたわいの無い会話をすることが増えました。
特にフィットネスは顔はなんとなく知っているけれど名前まで存じ上げない微妙な関係が増えます。
それこそその場限りの顔見知りの関係性。
ある時、フィットネスの広いベランダが気持ちよくって先輩マダムと遠くの景色を見ながら、フィットネスまでどういう経路で来ているかとか、車の運転のやめ時とか、たわいの無い話をしました。
本当にどーでもいい話なんですが、そういう会話でも人間のこころって元気になるもんなんだな、、と思いました。
あ、その時の精神状態が悪かったわけでも、コミュ障でもない(と本人は思っている)です。
あはは。
会うと笑顔で会釈をしたり、どーでも良い話をちょっとだけするこの薄いつながりの場が丁度良い距離感で好きです。
(スポンサーリンク)
リタイア後夫シンジはこれから何をしたいのか?
やや心配なのが夫のリタイア後のことです。
ずっと家にいられるのもちょっと嫌なので(ごめん)、リサーチしてみました。
今はまだ再雇用で「きょういくところ」があるので本格的に考えてはいないようなのですがいくつかやってみたいことがあるようです。
再雇用中は「仕事帰りにジムトレをしたい」そうです。(是非!)
リタイアしたら「華道」を習いたいそうです。(びっくりしました)
自治会の役員をやってもいい、、とも言っていました。(どこからくるその自信?)
歴史ヲタなので鎌倉の史跡を巡るツアーガイドとかもちょっとやってみたいようです。
それなりにそこそこ外に出られそうなので、ちょっと安心しました。(笑)
薄い繋がりの延長線上で社会貢献が出来れば尚良しのこれから
わたしはこれからの人生を考える上で、出来れば社会貢献が出来れば尚良しと考えています。
それは今、見えていないので全くの「白紙」なのですが、、
お手伝いができる何かに出会えれば良いなぁ、、とぼんやり考えています。
自分に何ができるのか自分スキャンをしてその『何か』を見つけ出せれば良いなぁ。
本日はシニアの「きょういく」「きょうよう」のお話、皆さんはどんな今日行くところをお持ちなのでしょう?
伺ってみたいです。
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
通院が仕事にならないようにしたいグリコでした〜(笑)。
コメント