お馴染みの片付けドキュメンタリー番組、『ウチ、断捨離しました!』。前回登場の相談者さんが今回は同じマンションに住んでいるお父様の家をテコ入れします。今回は自分も長女なので長女ってそうだよね、という目線で感想を書いたグリコール・グリコです。
自分が住んでいたマンションの一室を親に譲った相談者さん
前回の流れを観ていたので、どうなるのかな???と思っていました。
私は新しく一室を購入して親に入ってもらったとばかり思っていたのですが、自分達が別の階に移り、空いた部屋を両親に渡したんですね。
現状を観てやましたひでこさんは言う、原因はあなた!
相談者さんのお母様が亡くなって四年経過、お父様お一人で暮らしています。
すごく散らかった部屋ではありませんが、介護ベットの横にお仏壇と、安全・安心の空間かというとちょっとうーん、です。
戸建てから引っ越してきたのだからモノが多くて当然だよね、、と思って観ていたら意外な事実が判明しました。
壁一面の収納も、キッチンの大きな食器棚も
実は、コレ、私たちが使っていたものなんです。テヘペロ
なんと親の家に押し付け?置きっぱなしだったことがわかりました。もちろん収納家具に入っていたものもほぼ相談者さんのモノ。
やましたさんも
と、ズバッと言っていました。
私も試聴しながら『おーい!』と心の中でツッコミを入れましたぜ。
家具は極力買わない方が良いと自分の経験からも思う
相談者さんは『収納』に力を入れていた時期があったので壁面収納などいいな〜と思ったんだと思います。
しかし収納家具って、買う時は良いのですが大きさが障害になって処分する時にかなり苦労します。
私もお宝としてとておくべきか、逆に処分してしまおうかと選択に迷っている家具が2つあります。。。。。(2022年追記:ひとつは処分しました)
家具は極力ない方向で暮らした方が良いですね。身をもって感じますぜ。
多分相談者さんも移動や処分のことを考えると大変なので『使えるし、置いといて〜』となったのではないでしょうか。
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相談者さん、自分の立場を愚痴る。長女ならではの苦悩、それはひょっとして長女の空回り?
実家のことだってできなくなると全部丸投げ
なんだかんだあてにされて来た割に認められない自分に、苛立ちさえ感じているようでした。
親の期待?を一身に受けて背負ってしまうのが長女。
相談者さんは自分のこころをこう分析していました。
専業主婦って社会的地位がない、”そういう奴”。せめて長女として頑張っている姿を認めて欲しかった
誰も認めてないわけじゃないと思うんですが、、何故そのような回路になるのでしょう?
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やましたひでこさんはいう、認められない不満は自分が自分を認めていないから
やましたさんは言います、
専業主婦って心許無い存在(社会的地位がない”そういう奴”)、、
でもそれは相談者さんはそういう親(母親)の観念を引き継いできたのだと。
長年自分を否定する癖がついていると、なかなか自分を認めるのは難しいですよね。
『誉め殺し隊』というサービスがあったら申し込んじゃいたいです(笑)。
やましたひでこさんも自身の体験から得た教訓を語る
やましたひでこさんも『お・や・か・た 』の体験をさらっと語っていました。
どちらが諦めるのかと言ったら『子ども』側の方だと言っていました。
すごく印象的だったのが
親には親の人生がある
という言葉です。
子ども側からしたら、あれも危険、これじゃ駄目、と感じるでしょうが、命の危機に直面しない限りはやはり介入することは課題の越境になるし、個人の尊厳の蔑視にもなるでしょう。
でもこの匙加減が本当に悩ましいところです。
とにかく『お・や・か・た 』は持ち主が納得したうえで片付けることが一番ですね。
自分と空間・モノはフラクタルな関係
今回の片付けはどちらかというと相談者さんの自分でも気付かなかったこころの問題が実は実家にも派生していただけでした。
もちろん、自分の持ち物だったので、キレイに撤収して空間が蘇りましたよV
一人暮らしのお父様も元々もうそんなにモノに執着があったわけでもなく、ただ片付けをするにはもう出来なくなってきた時期に来ていた、それだけです。
いつも試聴して再確認するのが『自分と空間・モノはフラクタル(自己相似)の関係なんだな、ということです。
そこに気付いていくのがやました流のお片付けなんだな、と思います。
同じ相談者さんのお片付け第一弾の感想はこちら↓
本日4/6(月)はじいじが孫のために片付けをするそうです。前向きなじいじだー。
ウチ、断捨離しました!は月曜日夜8時に移動、水曜日や日曜日に再放送が入るようです。
ちょっと重い「お・や・か・た 」の話はこちら↓
一回で終わらないのが片付けですね。何回も見直すことで自分の気持ちと向き合っていけます。
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