シニア夫婦、毎年夏は避暑目的で高地に出向くことが多いです。歩けるうちにと、今年は乗鞍にトレッキングに行ってきました。
乗鞍岳へレッツゴー
昨年は上高地へ行ってきました。

今年は乗鞍です。
自家用車を駐車場に停めてシャトルバスに乗車
上高地同様、マイカー規制がかかっているため、シャトルバスで乗り換え移動になります。
早く行かないと駐車場が満杯になるということで、朝2時過ぎに出発。
目指すは「ほおのき平バスターミナル」です。
8時前に着きましたが、駐車場はほぼ満杯でした。(汗)

シャトルバスは事前予約で
シャトルバスは予約制で、ネットで予約しました。
往復料金大人3400円、駐車料金は無料です。
当日はスマホの画面を見せれば受付終了、便利な時代になりました。
予約制の良いところは確実に座って乗れる点です。
なのでバス待ちの列も殺気立たず、のんびりしています。
また、バス乗り場の前には足拭きマットが設置されていて、高地へ外来植物を持ち込まないようなプチ配慮もされています。
バスの乗車時間は約50分程だったかな、景色を眺めながら行くので飽きませんでしたよ。
登山の他にはスキーの板を持っていく人もいてびっくり。
残雪箇所を利用しての夏スキーです。
リフトはないので自力で雪山を登り、滑降をしては地味〜に登る、、を繰り返していました。
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畳平(標高2,702m)〜頂上剣ヶ峰(標高3,026m)へ
乗鞍のバス停がある畳平は標高が2,702mで「バスのりば標高日本一」だそうです!
これはこれは富士山5合目より高く、ここまでバスでこれるって、、ちょっと、いやかなり楽させてもらいました。
高い山はやだなぁ〜とぼやいていたのですが、いつもいくところより整備されているから大丈夫♪とだまされて?トレッキングすることになったのでした。
着いた時の畳平の気温は14度でした。

涼しい〜
夏山ならではの高山植物も
今まで標高の高いところで自生する高山植物を見たことがなかったので、どのお花ちゃんとの出会いも新鮮です♡

どの子も背が低くて、過酷な環境にも関わらず花を咲かせる姿にズキューン。
全然知らなかったけれど、「コマクサ」って他の植物が生育できないような厳しい環境に単独で自生し、十数年かけて花を咲かせるんですって。
「コマクサ」は高山植物の女王と言われているそうです。
雄大な山の景色に圧倒される

触れ込みでは頂上の剣ヶ峰までは1時間半ほどで行かれる、とのこと。
それでもシニアなのでゆっくり目に進みました。
夏休みに入ってすぐだったこともあり、子供連れも多かったです。
登りやすい山という触れ込みでしたが、登山経験が多い方が圧倒的でした。
装備も山スタイルが守られていたのでちょっとホッとしましたよ。
あとびっくりしたのが割と女史ひとり登山をチラホラ見かけたこと。
ひとり登山はシニア女史も多かったです。
頂上はやや混み合っていましたが、だれに言われるでもなく、お互いに頂上の写真を取り合い、譲り合い、、
自然とシステマチックな流れができていたのがグットでした♪
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下山時に雨がポツポツ、ゴアテックスの上下を持って行って正解
行きは天気が良かったものの、下山時にはあっという間に天候が変化して雨が降り始めました。
山の天候はかわりやすいので、荷物になっても持参したいのがゴアテックスの上下。
これと同じモノを持っていきました。↑
ゴアテックスの上下がひとつあれば、急な寒さや雨からも身を守れます。
本当に優秀なのでこういうものにはお金をかけたいところですね。
いつも遭難時のことが頭の隅にあるので、山グッツは派手な色が多いわたし。
タウン兼用だと黒っぽいものを選択しがちですが、山に行くなら見つけてもらいやすい派手な色がいいと思います。
帰りのバスはホッとしてついうたた寝
余裕を持って畳平に戻ってこれ、予約していた帰りのバス(14時5分発)に乗り込むことができました。
ほっとしてついうたた寝をして気がつくと終点でした。
登山のあとはほっとする温泉がご褒美♡休暇村で一泊
宿泊は休暇村の乗鞍高原を利用しましたよ。
和歌山旅行で利用して以来すごく好きになった休暇村リゾート。
施設の大きさもそこそこ、価格もそこそこ。(二人で38,600円也)シニアに適な施設です。
しかーし、日本の景色を代表する国立公園・国定公園などにあるリゾートホテルであり、その内容・ロケーションはハズレなし。(全国35箇所)
休暇村の寝具は西川のAIRマットレスです。
休暇村は周辺地場産業も紹介してる
土地の特産品紹介は食べ物に限らず、乗鞍高原の休暇村では岐阜県山県市のファインバブルのシャワーヘッドが使われていました。
わたし、ミラブルよりこちらの会社のシャワーヘッドを狙っていたので今回休暇村で使うことができてその良さがよーくわかりました。
さすがにお土産コーナーにはなかったけれど、このような間接的な宣伝や応援、いいですね。
食に関してマニアックな情報も
温泉もいいし、お料理もその土地土地の料理を紹介するビュッフェ形式が多いです。
そして休暇村って食に関してマニアックな情報や紹介が多いのです。
今回ツボだったのが、
というもの。
普段だったら絶対やらないんだけど、試してみたら美味しいのです。
トッピングで後入れすると、

味噌汁にコクが出ておいしい〜
こんな些細なことに感動するわたし。ふふ。
温泉ハズレなし
温泉は「安曇乗鞍温泉」で、地下1300mより湧き出す直源泉です。
ここで改めて「乗鞍岳」は火山だということを思い出しました。
泉質はカルシウム・マグネシウム・炭酸水素塩温泉で、無色透明です。
効能は筋肉疲労や冷え性などの一般適応症のほか、やけどや慢性皮膚病の改善が期待、その他には神経痛、慢性消化器病、糖尿病、にもOK。
旅に温泉は付き物ですが、動いた後の温泉はまた格別です。
この日はお陰様で熟睡できました。
今回はシニアの夏旅、乗鞍編、
次の日は蓼科で一泊して野菜をしこたま買って帰りました。
夏の避暑はやはり標高の高めな場所に限ります。
からだが動くうちに色々なパターンで旅を楽しもうと思っているグリコでした。
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
日本って小さいけれど見どころは沢山♡旅はシニアの楽しみの一つですね〜♪
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