大阪万博、今回は予約が取れた住友館といのち動的平衡館についてのレポ&感想です。
住友館はランタンを手に誰も知らない森を探検
住友館は「森からはじまる未来」がコンセプト。
パビリオン内にできた誰も知らない森をめぐる参加型です。
1グループ1つのランタンを配られて映像あり、音楽ありの森を探検します。

ずっと薄暗い中を歩くので鳥眼になりかかっているシニアは足元注意案件です。(汗)
暗さに慣れれば映像もキレイ&歩き回るので飽きません。
要所要所で光る場所にランタンを置くしかけが楽しいので、これ、子どもには受けそうだなぁと思いました。

もちろん架空の作られた森なのですが、人間も自然の一部だよってメッセージがこめられた構成になっておりました。
探検後は映像鑑賞があったのですが我々は泣く泣く離脱してしました。
全部観てしまうと次のパビリオン予約が間に合いそうもない事態になりそうだったから。。
理由は予約入場時間が後ろにずれ込んでのスタートだった為です。
当日予約で参加人数が増えた分、森を巡る時間がかかってしまったようです。
予約パビリオンを取ったら後ろの時間は余裕を持った方がいいと学びました。
公式ショップも充実
住友館はオリジナルショップもあり、パビリオン内で使用したものと同じ型のランタンも販売。
我々は入場前にコンフォーマ®Tシャツを購入しました。
住友化学が開発した吸熱と放熱の特性を併せ持ち、⼈々の暮らしの快適性向上や省エネルギー化への寄与が期待できる温度調節樹脂「コンフォーマ®」を⽤いた T シャツです。※住友館報道資料から抜粋

実際に着てみましたが、このTシャツかなりの優れもので、適温をキープしてくれて快適に過ごせました♡
大阪万博特別仕様で夏季に適したオリジナル生地だそうです。
普段に、フィットネスに、旅行にヘビロテしまーす。
お値段7700円。
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いのち動的平衡館はちょっと哲学的アプローチ
シグネチャーパビリオン群は「いのち」をテーマにした8パビリオンで構成されています。
「いのち」というテーマ自体色々な視点からの解釈があり、シグネチャーパビリオンは外せないな、と行く前から思っていました。
そのうちの一つ、いのち動的平衡館。
福岡伸一さんという分子生物学者すら知らなかったボンクラですが、LEDライトののインスタレーションの冒頭の言葉にまず射抜かれてしまいました。
生命とは絶えず自らを壊しながら創り続ける移ろいゆく流れの中の一時的な存在です。

破壊と創造、、これはまさしく骨のサイクルと同じ!
自分が骨粗鬆症といわれ
『骨は自身を日々壊しながら新しく骨を作り入れ替わっている』
という骨の仕組みを思い出したから〜
動的平衡の説明で自分を引き寄せて考えるボンクラっ!(汗)
まさに自分の内部でも実は動的平衡は行われていて、
細胞は絶え間なく動き、入れ替わりながらも全体として恒常性(私という存在)が保たれていたわけです。

深い!
そして「いのち」は壊れながら坂道をあがっていき、いつか「寿命」を迎え私という形はなくなっていくんだけれど。。。
という説明を聞いて暮らしの中の「片付け」や「循環する暮らし」が動的平衡にもつながっているのかな?なんて都合よく考えてしまいました。。
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物質から概念に変わりつつある今回の万博
今回の万博テーマが「いのち輝く未来社会のデザイン」。
コンセプトが”未来社会の実験場”ということもあり、物質的なことより概念の風呂敷を頑張って広げてみました的なVRてんこ盛りの展示が多かったです。

落合陽一さんプロデュースのnull²、めっちゃ入りたかった〜(泣)

「null」は、プログラミング言語やデータベースなどで、データが存在しない、値がない、または何もない状態を表す際に使われる用語です。0(ゼロ)や空文字とは区別され、変数やフィールドに値が割り当てられていないことを示します。※Search Labs | AI による概要引用
「ない」ことを展示するってもう時代は物質的な在るものから意識的・精神的な無いものへ変化していっているんだなぁ〜と感じました。
そういう意味でもシニア世代は「断捨離®」とか「片付け」とか時代のパラダイムシフトに自然と乗っているのかもしれないですね。
これからどんどん精神世界没入型になっていくのかな。
今回は住友館といのち動的平衡館の感想レポでした。
次回は他にもこんなパビリオン行きました的な写真多めのレポになる予定です。

宜しければまた続きを読みに来てくださいませ。
グリコでした♪
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