半年前から観に行こう!と言っていた『はにわ展』を日曜日に観に行きました。今日はそのレポです。展覧会グッツのぼやきなど宜しければお付き合いください。写真多めです!
上野はあいかわらず混んでいた
上野にはセイビ(西洋美術館)・カハク(科学博物館)・トーハク(博物館)トビカン(都美術館)・文化会館・動物園・上野の森美術館、、とまぁ文化の香り高い容れ物が集まっています。
上野の森にも秋が訪れ、日曜日は沢山の人が出ておりました。
噴水のところには『酒屋角打ちフェス』なんてものもやっていましたよ。
(※角打ち:酒屋の隅で立ち飲みすること)
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特別展は並ぶ。。。。
トーハクでは丁度、表慶館で「ハローキティ展」を、平成館で「はにわ展」を開催中。
ハローキティ展は初日待機列が6時間待ち&物販待ちが1時間以上だったという記事も挙がって大変だったようです。
この日もそれなりに長い列ができていました。(滝汗)
それに比べたら「ハニワ」なぞ地味だし楽勝でしょう♪
と思っていたら、、
なんと50分待ち!
ひとりで観に行くのなら絶対平日選びなのですが、今回は夫婦で出かけたのでどうしても休日選択となりこの行列に並ぶことになりました。
客層は圧倒的にシニアで、並んで待っている間も皆さん口々に、”はにわだからそんな混まないと思ったのにね、、”と言っていました。(笑)
(NHKのプロモーションは偉大、シニアはNHKご贔屓ですから♪)
日曜日はよく晴れて気温も高く、日差しがあるところで待っていると日焼けしそうでしたよ。
待っている間にスカイツリーが見えたのでパチリ。
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はにわ展は撮影OK!
最近の特別展って展示撮影がOKなことが増えたように感じます。
時代なんでしょうか。
写真大好き日本人はOKとなるともう夢中で写真撮りまくり。
御多分に洩れずわたしもネタ用に何枚か撮影させていただきましたよん♪
はにわのフォルムは基本シンプル
はにわのフォルムは基本シンプルです。
色々観ていくとあることに気がつきました。
形をみると▼と▲で全体のバランスは取れているもののやたら足が貧弱だったり、手が短いものが多いのです。
たぶん色々出っぱっていると成形〜焼成の段階で破損する事が多いからなのかな〜と推測。
左のはにわをみながら妄想劇が炸裂しました。
”おまえ、なにやってるんだよ!帽子に力入れてんじゃないよ!大王様は立ってないっていったろ?”
”え、座ってるポーズ?やっべ〜今から作り直し?土もう使い切りそうだよ〜”
”とにかく座りポーズだから!乾いたら焼きに入るぞ!急げ!”
”ん〜〜〜〜〜じゃ、こんな感じで足つけとけば良いか(滝汗)、親方〜出来ましたぁ〜”
なんて会話があったかも、、とひとりニヤニヤしてしまいました。
展示のはにわのほとんどは復原ものという事も忘れずに
はにわが無傷で出てくることはほぼなく、ずっと土の中にあったので、大抵バラバラになっています。
そしてそれをパズルのようにくっつけて再現するというよりは、、
無いパーツのほうが断然多い。
復原する際は、別の場所からでた同時代のモノと比較して、同じ時代のものだからこんな感じかな?
とか、
土器などに描かれた『線刻』から妄想想像して作ったりするそうです。
だから展示されて表現されているものが全部正確かというとちょっと?のところは残ります。
これも現存するパーツは1割程度だったと思います。
多分こんな感じだったんでしょう、、と作成する側のイマジネーションのほうがすごい。
(もちろん膨大な資料を元につくられております。)
推しは挂甲の武人とその仲間。
5人衆が良きでした♡
とくにシアトル美術館に売り飛ばされた武人が汚れていてそれがまた侘び寂び。
また、展示最後に大正時代につくられた「武人埴輪模型」が展示されていましたが、頭身が整い、手足の長さもおかしくなく、服のドレープも表現されて写実的でした。
しかーし整いすぎて弱い。
元ネタはにわは一見稚拙ではあるものの、復原とはいえやっぱり根源的な良さがあるのです。
興味が湧いた方は実際に是非「はにわ」のあれこれを堪能して下さいね。
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展覧会物販がどれも高くてのけぞった(ぼやき)
昔の美術系特別展の物販は「ハガキ・複製画・目録」の3点セットでしたが、近年の物販は違います。
展示品にインスパイアされたハンカチ、ぬいぐるみ、各種お菓子、etc、、。
商品に出来ないものはないほどです。
わたしは365日キーホルダーというモノに目が行き、思わず手に取りました。
誕生日キーホルダーです。
キーリングに樹脂系のハニワがついており、その胴体に自分の誕生月が英字で印刷され、誕生日の数字が別個についています。
キーホルダーに1760円ですよ、奥様!
私の中でキーホルダーの価格は大体300円程度、どんなに高くても500円MAXだろうと踏んでいたので、この価格はちょっとありえない。
もちろんそっと元に戻しました。。。(泣)
その他に挂甲の武人のキャップ(耳と首が隠れるようになっていて冬に最適!)が欲しい!と思いましたが8800円。
高いよ!高すぎる!
買ったのはこのキャンディ。
これが欲しかったのではなく、ちょっと甘いものを口に入れたかったから。
ミルクイチゴ味の小さいキャンディが缶に入っている、ただそれだけ。
それで1620円って高い!
図録は3300円でした。(もちろん買わなかった)
この物販であらためて『物価上昇』を肌で感じました(今頃?)
これから行こうかな?と思っている方へ
今回の特別展「はにわ展」のチケット代は大人2100円です。
あれ?アート系のチケットってこんなに高かった???
チケットは事前にオンラインで購入しておくと楽
東京国立博物館正門チケット売場は結構混んでいたので事前にオンラインチケットを購入しておく方が良いです。
(わたしはもちろんオンラインチケット派)
観覧するなら平日、時間が許すならそれも午後3時以降が空いていると思います。
都内在住ならナイトがオススメ!
観覧時間は9時30分~17時00分ですが、、
都内在住や時間にゆとりのある方でしたら、週末の夕方からの観覧、いかがでしょう♪
今回は「はにわ」に因んで、土色ワンピ(前回の旅行用に用意したもの)。
足元はブーツだと田舎の優等生みたいになってしまうので、あえてナイキエアーで外しました。
バッグは貰い物のFURLAです。
手が逆だぞって突っ込まないで〜(汗)。
出かける時寒いかな?と思ってカットソーカーディガンとスカーフも巻いていったのですが日曜日は気温が高く、夜になってもワンピだけで大丈夫でした。
本日は「はにわ展」にいったお話、帰りは銀座に寄って帰宅したグリコです。
今年は旅行で高槻市の継体天皇陵や今城塚古墳を見たり、群馬の保渡田古墳群ではにわを堪能した後だったのでこの「はにわ展」は良い復習となりました。
相変わらず安定しない投稿ですが、にもかかわらず最後までお読みくださりありがとうございました〜♪
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