シニアの家計管理のお話。我が家は長らく別々会計で過ごし、途中から共同会計になりしばらくはわたしが家計管理をしていました。しかし。。今日は一般の家庭とは違っているかもしれない我が家の家計管理のお話です。
我が家の家計管理
仕事をしていた時は食費・学費はわたし、光熱費は夫、、といったそれぞれのお財布から支出の形をとっていました。
なのでボーナスもそれぞれで管理し独立採算制。
わたしが胸の病気を繰り返したのをきっかけに中途退職し、家計は一本化へ。
当然やりくりを任されると思っていたところ、夫からエクセルで自作した家計簿をプレゼンされ完全に出鼻を挫かれました。
夫が作った家計簿は支出の勘定科目が会社っぽく、え〜これがここに組み入れられるの??というものでした。
家庭のそれとやや違うエクセルの家計簿はどうにも馴染まない(汗)。
また、今までザル会計だったものが、お金の動きが全て白日の元に晒されるので、俗に言う『へそくり』とやらも出来ずかなり窮屈でした。
また「我が家」の全体資産もよくわからず、給料のみの取り扱い担当でした。
なぁ〜んか夫に管理されてる感じが嫌
とにかく主婦にありがちな『自由裁量権』がないのでいつも不満が燻っていました。。
夫としては悪気はなく、むしろ手助けをしているくらいの気持ちだったと思いますが、当時はいい気持ちはしませんでした。
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50代はまだおわりの時間が見えなくてやや緊縮財政
2ポケットから1ポケットになったこともあり、夫は最初かなり支出にシビアになっていました。
支出を抑えるために、例えば
- 生活の質を落とすことを意識(今まで通りと思わぬようにというお達)
- 外食を減らす→お弁当持参するので作るように(命令?)
- イベントの削減(旅行・お楽しみの外でのお茶タイム激減)
など宣言。
50代の初めは人生のその先も遠い道のり。
当然ライフビジョンが見えてこず、必要以上にお金が足りなくなることへの恐れを抱いていました。
この時代が我が家の財務関係での衝突も一番多かったと思います。。。(遠い目)
ただそれも夫の退職という節目で見通しがつくことになります。
夫 退職前に大まかな家計の全体像をプレゼン
退職が近づき、「話がある」と声をかけられました。
エクセルで打ち出された何枚にもわたる表には今までの収支が。
また退職金のこと、今後の再就職での収入、貯蓄のこと、保険のこと、年金の説明がありました。
そしてこれからの見通し。
ここで初めて「我が家」の資産全体がざっくりと判明しました。
そうだったんだ?ということばかり。
全くもってぼんくらです。
特に貯蓄に関しては
であることが初めてわかりました。
よっしゃ!
定年後の残り時間があと20~30年と明確になって来たことで、ライフビジョンも具体的なものに。
その事はお互いの気持ちを緩めることとなりました。
ここで初めてそれぞれでしたい事など語れる状態になりました。
そこでわたしも長年胸につかえていた不満を吐露したのです。
家計簿、私がやる意味ある?
いきなり爆弾投下〜。
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家計管理を夫に丸投げしたらスッキリした
退職してから言われるままに入力していた家計簿(エクセル)。
家計管理といっても、わたしの仕事はレシートをチェックしてエクセルに入力するだけのこと。
赤字になるのを阻止するために何か対策をとるといった役割でもないわけです。
この長年の悪き風習を手放したかった。
(トップダウンの家計簿のことはかなり根に持っていたんです〜)
我が家のお金の全体像をがっちり把握している人がこれからやりくりすればいいんじゃな〜い?
と、全てを丸投げを提案。
夫が家計管理をしたいならやればいいのです。
結果その日からレシートを夫に渡して「後はよきにはからえ」方式になりました。
めでたく
となりました。
ワッハッハ
めちゃめちゃスッキリしました!
たぶん夫婦の9割が妻が家計管理を担っていると思うのですが、、我が家に関しては夫。
スーパーで食材を選ぶのも夫だし。(わたしは興味なし)
まぁやっと適材適所になったということで〜一件落着〜♪
今までわたしが家計やお金についてブログに書かなかったのはこんな事情もあったからなのです。
本日は特殊な我が家の家計把握スタイルのお話をでした。
全く参考にならないですよねぇ。。
9月の入道雲の大きさにびっくりしたグリコです。
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました♪
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