好きなものは人それぞれですが、我が家の場合は本になります。今まで何回も本の精査をしてきましたが夫の本の見直しは引っ越し以来久しぶり。残された本を見てああ、やっぱりコレが好きなんだね〜とお互いわかった次第です。
本を一部1Fに下ろすつもりだった夫シンジ
以前住んでいた家は本の重さで2F床がヤバいことになりかけていました。
外物置に入れていたものもありました。
当時本に関しては増えることが楽しく、抜く作業など思いもしなかったのです。
最初の本の放出は神田の古本屋さんを呼んだ時で、本は8畳の部屋を覆い隠すほどの量でした。
その後も現在の場所に住居を構えてからは何回も本の精査をしています。
それでも分厚い重い本はなかなか動きませんでした。(汗)
しかし重たい本で本部屋の棚が歪んできたのを夫が発見。
おりしも義理母が亡くなり空き部屋が出来たのでそこにスチールの本棚を入れて本を置きたいと夫から申し出がありました。
たしかにちょうど良いスペースですが本はどうしても本部屋で一括管理をしたかったのです。
なかなかウンと言えませんでした。
1年の月日が経ち、わたしがスチールの棚を置いても良いと折れた時、逆に
やっぱり減らすからいいよ。
と想定外の返答がありました。
以前から自分の持ち物半減計画を宣言していたこと、
あの人があんなことに?という人生ドラマ的なことも見聞したせいか、自分の行く末がなんとなく具体的に見えてきたことも原因かもしれません。
一旦階下で保管するつもりだった本を全て手放すことにしたのです。
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売りたい本をネットにて査定 夫は少しでも元を取りたい派
わたしは売るのがめんどくさいのでこの頃は本も資源ゴミに出してしまうのですが、夫シンジさんは少しでも元を取りたい派。
古書店にリストを送り事前に引き取り可能かやり取りをしていました。
階下に下ろした本の半分は買取、半分は処分になりました。
どれもクソ重たい本ばかりです。(汗)
本棚5つ分が空く 残ったものはやっぱりコレが好きなんだ
ぎうぎうだった本部屋も少しずつ棚が空き、今回の放出で合計で5つ分の棚が空きました。
夫シンジさんの好きなのは戦国時代と中世の城郭遺構。
その他のものは篩い落とされ、山城関係のものがしっかり残っていました。
対してわたしは今の趣味に関するものと圧倒的に漫画(笑)。
両者の好きがはっきりとわかるマニアックな本部屋です。
残った本たちを見て
やっぱりコレが好きなんだね〜
とお互いニマニマしてしまいました。
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興味関心が移った時は『卒業』と思って手放す
本部屋にはガラクタは詰まっていませんが、『卒業』した本が詰まっていました。
ずっと『好き』がからだの背骨のように貫いている場合と、わたしのように移り気で周期的に興味関心が変わる場合があります。
本に限らず興味関心が移ったら『もう卒業したんだ〜』と手放せば良いんだな、、と改めて自戒しました。
もしかしたら何かに使えるかも、、というのはシニアには不要です。
何かを始めた時はまた1からスタートすれば良いのです。
もしかしたらのためにずっと使わない情報やモノを取っておくことは、自分に合っていない掛け捨ての保険をかけているようなものではないでしょうか。
今回夫の本の整理で本部屋もだいぶスカスカになりました。
ギウギウの本部屋も好きですが、余裕のある本部屋もまた良いモノです。
ポツポツの更新に関わらず今日も最後までお読みくださりありがとうございました。
余裕が生まれたこの本部屋に素敵な情報が入ってくる事を願っているグリコです。
コメント
コメント一覧 (4件)
こんにちわ、グリコさま。
私は今までハイスペックなグリコさんのブログを読むたびに、グリコさん
って一体何者?!と思っていました。プロフィールは?前職は?って。
その圧倒的な量の本、その答えの一部なのでしょうか。床が抜けるほどの本の量って感激ものです。そういう話を聞くと私はワクワクします。
私は読んだ本の8割はブログ友さんへ、残りは本棚→天袋→時々見返し
ブックオフへ。無くなっても書店に図書館にはあるとおもえば執着心が
なくなりました。それでもどうしても捨てられない本はありますけど。
こんにちは、まるたけ様。お返事遅くなりごめんなさい。
何者ってナマケモノです(汗)。
以前は本を手放すという選択肢が自分の中になくて。。
今は定期的に見直して卒業した本が抜けるようになりました。(大人になったの)
旧実家の蔵書ですがわたしだけの本ではなく夫・実父の所有の本をあわせてですので誤解なきよう。
昔と違って今は電子書籍がかなり普及しているので状況も変わりましたね〜
手元に置かなくても大概の本には電子で出会えるので、本部屋の本が増えなくなりました。(善きこと♪)
>余裕が生まれたこの本部屋に素敵な情報が入ってくる事を願っている
素敵で前向きな考え方。私もこう思えるように、ガラクタの整理をしていきたいです。
原田様。お返事が大変遅くなりごめんなさい。
本部屋に本がびっしり入っていることが「喜び」の一つでしたが
時間が経って自分の気持ちも変化してきました。
わたしにとって本はガラクタではありませんが『卒業』した本の見極めは大切だと思いました。
今は全部なくてもいいかなくらいの気持ちです。(笑)
電子で読める本が多くなったのが一番の理由ですね。
原田様のところはもう「ガラクタ」と呼ばれるものはないのではないでしょうか?
スッキリと整った原田様のところにはいつでも素敵な情報が入ってきていると思いますよ♡
寒暖差が大きいこの頃、リウマチのお身体にはしんどい時期かと思いますがゆるりとお過ごしくださいませ〜