今年はおがらを入手出来ず、「松明」と書かれた松の木材を使って迎え火をしました。おがら・松明両方を使っての感想をアップします。
迎え火・送り火
迎え火は文字通りご先祖様があの世から帰ってくる時の『お迎えの目印』。
懐かしのおウチはここですよ〜
的な感じ?
送り火は名残惜しいけどお空(あの世)に上手に登っていってね〜
そんな意味合いもある迎え火・送り火。
お盆時期のその行為は残された側のファンタジーセレモニーでもあります。
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おがらを使う場合のメリット
我が家は長いタイプの「おがら」を使っていましたがそれは安かったからです。
最大のメリットそこ。
最近はカットされている「おがら」も出て来ました。
おがらのデメリット 軽いので風で飛ばされる・手間がかかる
「おがら」は軽く、風が吹くとガラガラ〜と崩れてしまうことが多く迎え火ガッカリイリュージョンになりがちでした。
改良を重ねて井ゲタ状に重ね、先にボンドで留めておくなど一手間が必要でした。
これが地味に大変。
さらにたまにしけった「おがら」に当たってしまうとなんだか全然燃えない、、ということもありました。
松明のメリット
コープで売っていた「松明」は5本しか入っていなかったので、組み方を変えました。
5本をぐるりと凧糸で括って足のように広げ「ほうろく」に立てて置くだけ。
めっちゃ簡単♪
最初は硬い木片だし”え〜?これちゃんと燃えるの???”と疑っていたのですが
昔は松の木から油をとっていたこともあるらしく、火の着きも良かったし「おがら」より手間がかからずササっと迎え火を行うことが出来ました。
居住地では「おがら」のほうが知名度が高く「松明」はあまり売れていませんでした。そのニーズは場所柄もあるのかもしれません。
松明のデメリット
「おがら」よりやや割高になります。
そして本数も少ないので2セット買う必要があるということ。
まとめて大人買いしてもいいのかもしれませんが保管している間に湿気ってしまってもガッカリなのでその都度買いがいいと思います。
おがらも松明もない!そんな時は???
今年のわたしがまさにそうで、お盆が始まるギリギリに「おがら」を買いに行ったらなんと売り切れでした。(汗)
スーパーによってはもう売れないからと直ぐにしまってしまうところもあるようです。
おがらも松明も無かったらどうすればいいでしょう?
答えは簡単〜
開き直りましょう。この際。
ボンファイヤーはお盆のアイコニック的存在。
それなりに燃えていれば素材はこの際関係なしです。
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ボンフェスは今生きている人間のためにある
お盆期間はご先祖様やあちら側にいった人たちを想う時間。
「お盆」は生きている人間が自分のこころの中を振り返ってある意味「記憶の整理」をする時間でもあると思います。
そうやって区切りをつけながら自分の気持ちを整え、また進んでいくための装置・儀式でもあるんだろうな〜と思います。
今日はお盆に欠かせない「迎え火・送り火」のための素材(おがら・松明)を両方使ってみてのお話、ま、燃えればなんでもアリですね。
本日も最後までお読みくださりありがとうございました。
追加でおはぎをお供えして俊足でお腹の中におさめたグリコでした。
あっという間にお盆も過ぎていくようです。
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