本当は3月に一周忌を済ませなければいけなかったのですが、夫シンジさんの定年退職時期と重なり時間の都合がうまくつかず、4月に入っての法要になってしまいました。いつもの石屋さんに手配をしてなんとか一周忌を執り行うことができました。
一周忌、一緒に住んでいた身内だけで行う
義理母つうさんは後添えで義理兄と微妙に確執があったからか?結局義理兄からは一周忌の話は出ませんでした。
昨年のコロナ禍での葬儀も、義理兄が従兄弟グループラインで一斉送信したらしいですが結局だれひとりとしてお悔やみの言葉を送って来るわけでもありませんでした。
そこら辺が後添えVS婚家親戚との関係性がなんとなく見え隠れするところでした。
まぁそんなこんなで義理兄は沈黙したままだし、従兄弟ともなると関係性も薄れ、葬儀に出席して下さった義理父方の叔父も高齢な為、いっそのこと同居していた身内だけで一周忌をしてしまおう、、ということになりました。
生前義理母と葬儀の話など具体的に詰めていた時、『一周忌はやってほしい』と本人のニーズもあったのでこれはやらねば、、という使命感もありました。
義理母は3月初旬に亡くなっているので、本当はその時期に一周忌をしなければいけなかったのですが、夫が定年に向けて仕事の引き継ぎなどで時間が取れず、4月にずれこんでしまいました。
ごめんね、義理母つうさん。。
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石屋さんにすべてを頼んで一周忌の法要をする
婚家は多摩墓地で、ずっと同じ石屋さんとのお付き合いが続いています。
(多摩墓地の利用権利は義理父が生前に義理兄に頼んで引き継ぎは終わっています。)
〇〇回忌なんて時はずっとそこに依頼。
そうすると当日、お坊様の手配からお墓の周りの掃除・献花準備・祭壇作りまでやってくれ、なんなら日除けのパラソルまで広げてスタンバイです。
今回も抜かりなくやって下さいました。(費用約2.8万ほど)
こちはが準備しておくのは遺影(遺影は義理兄の家にあるので我が家のエア仏壇に飾ってある義理両親の新婚当時のスナップ写真)と戒名・亡くなった日付・名前を記したものだけ。
法要費用は3~5万でお車代・お膳料込みで、、と今回石屋さんから言われたものの、、
ずっと別に包んでいたのでいつも通り法要が終わってからお車代とお膳料を添えてお渡ししました。
『いつもご丁寧に、ありがたいことでございます』と言われたのでやっぱり先代のやり方を踏襲して良かったな、と思いました。
派遣されたお坊様はいつもの枯れた感じのお坊様です。(人気のお坊様だと石屋さん、おっしゃっていました)
こちらのこともよく覚えていてくださいました。
わたしも個人的に檀家になりたいくらい良い感じのお坊様です。
遺影が兄の家にあって、、と額入りスナップ写真を祭壇に置くと目を細めて「お若い時の写真も良いですね」と微笑んでくれ胸を撫で下ろしました。
ナムナムしていただいている最中にこころの中で色々報告をしていたら涙がホロリ。
悲しい涙ではなく、ご先祖様(他人だけど)みんなが喜んでくれているような圧を感じて胸が熱くなりました。
歳をとったなぁ〜自分
法要が終わりご先祖とは、、なんてプチ法話もあり最後に来年は3周忌ですね、なんて言われて『え?そうなの??再来年じゃないの?』って心の中で呟きましたがそうなんでしょう。(汗)
つい『来年もお会いするのを楽しみにしています』、なんて口走ってしまいました。
ご先祖様になった婚家ズの人たちに「これからも来れる時までは足を運びますからね」とこれまたこころの中で挨拶をし『でもメンバーさんにはならないんだけど。。』と余計なことは言わず墓を後にしました。
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婚家のお墓これからどうなるのかな?知らんけど。
義理母つうさんの葬儀や一周忌で全く動かなかった義理兄。
婚家のお墓が今後どうなるか先が思いやられますが、祭祀関係は基本あちらなのでこれからはノータッチになると思います。
お墓参りなどは今後も生きて動ける間は無理のない範囲でやっていくつもり。
ただこのような仏事・祭祀って経験しないと次に繋がっていかないので、託される義理兄の息子は見本がないので大変だろうな、、と思います。
ま、われわれ夫婦はこの墓に入る事は考えていないので(自然葬派は変わらず)婚家の墓の行く末は謎でございます。。。
今回、ちょっと毒のある書き方をしてしまいましたが昭和の継母って大変だったんだろうな〜。
”つうさんが育てた息子もとうとう定年を迎えたよ〜本当にありがとうね〜”と墓前に報告したグリコでした。
夫の定年&新しい職場、そして娘も職場の異動が決まりこの春は次々来る家庭内変化の波に揉まれております。
早く落ち着きたい。。。
本日も最後までお読みくださりありがとうございました〜。
コメント
コメント一覧 (4件)
なんか、しみじみと読んでしまいましたよ。
苦労のない人はいない、なにもない家はない、と申しますが。。。
お悔やみの言葉一つない親戚って…
一周忌の話も出さない義理兄さん、って。。。
なんか寂しい話ですねえ。
もっと書くべき言葉があるような気がしますが、我が身の周りを振り返り言葉が出てこない状況です。
ならコメントするなよ、って話ですが。笑
しみじみしてしまったので。。。
ごめんね。
お返事が遅くなりました、こんにちはkaorun様。
ここに至るまでの経緯は実は義理父VS他兄弟の確執から色々あったみたいです。
義理父には義理父の言い分が、その兄弟にはそれなりの言い分があったのだと思います。
義理兄は親戚側についたのでその結果のこれって感じ。
夫の従兄弟は全部男子で祭祀の経験が乏しいし、気が回らない&フリーランス多し。
世間一般の色々を知らないのかもですね、ま、残念な人たちです(汗)。
一周忌、お疲れ様でした。お義母さま、あの世でグリコさんに
「グリちゃん、ありがとうね」と感謝しているのではないかと思います。
一緒にお風呂に入ってくれるお嫁さんなんて、私の周りでは一度も
聞いたことがないです。生前、めいっぱいお世話して差し上げたこと、
もう立派!
まるたけ様、ありがとうございます。
あと1年生きて夫の定年の姿を見届けてほしかったと言う面もありますが、あと1年自宅介護が続いていたら正直わたしの身が持たなかった、、
というのも、、ありです。
お互いギリギリのところで手打ちになったみたいな、、あはは。汗。
義理母にはたくさんのギフトを頂きました。魚の煮つけ方、お肉を柔らかく煮る方法、たけのこのアク抜き、、etc、、
世の中にはVSになる嫁姑が多い中、ほんわかな関係性を続けられたのは義理母が平らなこころを持っていたからだと思います。
どっちかというとわたしのほうが不平不満が多かったので、、(滝汗)。
あっという間に来年3回忌ってことでまたなのですが(汗)出来るところまでお役目を務めますぅ〜