昨年はじめて「ふるさと納税」をしました。今回は「織物」にこだわって以前から良いなと思っていた播州織と米沢織のストールを返礼品に選びました。日本の手仕事はやっぱり素敵です。
made in Japan に光を!
ふるさと納税の返礼品は圧倒的に食べ物だと思うのですが、今回はメイドインジャパンの良さを感じられるものを選びました。
メイドインジャパンへのこだわりは義理母つうさん譲り。(笑)
いつのまにかわたしも日本製品にこだわりを感じるようなお年頃に。
以前から憧れていた播州織と米沢織をチェックしてみたのです。
播州織の玉木新雌さん、憧れの人
玉木新雌さんってご存知ですか?
綿栽培もし、糸をつくり、糸を先染めして織り機で布を織り、、もちろん1人で全てをやっているわけではありません。
そういったものづくりの工程をマルっと自社で行っているのが玉木さんです。
ベリーショートで笑顔が素敵なかっちょいい人なんです。
玉木さんのテキスタイルって自然で伸び伸びしていて、それでいて遊びがあってすごく好きでした。
ちょっとHPも新しくなったので是非観てください↓
初めは巻きスカートやパンツに心惹かれていましたが、布そのものを存分に味わいたいといつしかストール萌えになっていました。
(昨年からストール萌えが続いているわたしです。汗)
丁度兵庫県西脇市のふるさと納税でみつけた玉木さんの秋冬ショールの一点もの。
試すチャンスがやってきたと迷わず選びました。
生地を開発していくうちにどんどん柔らかくなっていき、結果、柔らか過ぎてシャツにならないものが出来た。あれこれ「巻きもの」やったらいける!と思って。
tamaki niimeのLabの文章より一部引用抜粋
ただわたし、選ぶ時にうっかり色指定をしないでポチってしまいました。(よくみろっ!)
届いた時に、上の白黒の布に包まれていて”え?まさかこれが商品?”と慌てました。
でもこれはストールを包む布でした。
二層仕立てのふわふわ生地なのです。
この布自体も触り心地が良くて何かに使えないかな〜と思案中です。
色選択をしなかったものの届いたストールは柔らかい色合いでホッとしました。
想像以上に柔らかくて繊細。
裏と表では出てくる色も違ってくるので巻き方を色々変えて生地の表情を楽しんでいます。
包まれながら守られている感じ。サイコーです。
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米沢織のM &Kyouko(佐藤繊維)の極細モヘア
M&Kyoukoは山形県寒河江市にある佐藤繊維(株)が立ち上げたオリジナルブランドです。
こちらもすごーくこだわりが詰まっていて色とりどりの糸を紡ぐところから始まっています。
こちらも是非是非ご覧になってくださいな。↓
わたしは極細モヘアってどのくらいほそいのか知りたかったのです。
重さを計ってみたらなんと38gしかありませんでした。
ガーゼっぽいけれどこれはウール(化繊が少し入っていますが多分発色と強度を増すためだと思われます)です。
縦糸と横糸の掛け算で見える色が現れて来ます。
糸での混色ってところですね。
すごい!
こんな細い糸を織る技術がまだ日本に残っていることにも単純に感動し、日本のモノづくりをこれからも応援したい!と思いましたよん。
振り返ると昨年は遠州織物の注文生産のシャツを購入したり、無意識に織物に気持ちが向いていたみたいです。
世の中にはまだまだわたしが知らないモノづくりの現場が沢山あるんだ!と思うとちょっとワクワクもします。
(ふるさと納税に関しては色々功罪もあるのでそれはどこかでまとめられたらいいな、と思っています。)
今回はちょっとマニアックなふるさと納税の返礼品のお話でした。
今季の冬はストールが増えたけどシニアオバハンのグリコもやる時はやるのです。ふふふ。
本日も最後までお読みくださりありがとうございました!
コメント
コメント一覧 (2件)
いやぁ、素敵だ~。
こういうふるさと納税もいいですね。
食べ物しか頭にない我が家ではこういう発想はなかったですよ。
(っていうか私は一度も見たことがないしセレクトしたこともない。。。)
一足先に年金生活になりましたのでふるさと納税はしませんが、普通に買うのもいいかもですねぇ。
お久しぶりです、kaorun様。たぶんこれからはもうしないと思うのですが(笑)
一生に一度くらいふる納してみようということになりました。(笑)
何事も経験ですね、ふふふ。