着物は以前早い段階で手放したのですが実母と義理母の喪の着物だけ残っていました。和服をリメイクして小物に作り替える人が居たのでやっと残りの着物を渡すことが出来ました。
喪の着物、現代ではほとんど着用しない
実母や義理母の時代は『葬式には黒の和装』が定番で、それも夏・冬両方持っているというのが定番でした。
時代は移り変わり、令和の今。
弔事を和装で臨む人は見かけなくなりました。
他の着物は欲しい人に譲渡することが出来たのですが、『喪の和装』だけが手元に残ってしまい正直ちょっと困っていました。
バスの車窓からみかけた趣味のお店
以前よりバスの車窓から、和服を使って小物を創作&販売している『趣味のお店』的な感じの店舗があるなぁ〜となんとなく気に留めていました。
ただ毎日そのお店がやっているかというとそうでもなく、どうやら時々そのお店の軒先を借りて、趣味で和装小物を出しているらしい、ということがわかって来ました。
昨日は偶然その『趣味のお店』が開店していたので、ここだったら喪の和服を使ってくれるかも、、と急いで風呂敷に詰めて持っていきました。
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和服リメイクの小物 ベースに黒色をよく使うことが判明
軒先を借りて和服リメイクの小物を創作販売しているのはシニアの二人組でした。
趣味で小物作りをしていて、一人が販売に、一人が作る専門と仕事を分けているようです。
帯や派手な柄の和服をトリミングし、黒地をベースにしてバッグなどに仕立てていました。
良かったら使って欲しい、寄付するので
と風呂敷を開けてみせると
いいんですか?ベースにいつも黒地を使うのでありがたいです。襦袢も他の小物の裏に使えるので重宝します。
と言ってくれて全部引き取ってくれました。
着物を頂いたので何か小物が出来たら連絡します、と言って下さいましたが丁重にお断りしてその場を去りました。
わたしには和の小物を頂くより、『喪の和服』が片付くことの方が重要だったから。。
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喪の和服の行く末が解決し一気に心が軽くなる
ずっしりとのしかかっていた喪の和服の処分。
『捨て』はある意味簡単。
しかし着物の行く末を考えるとちょっと無下なことは出来なかったチキンハートな私です。
喪の着物はなかなかニーズが無かったのでいままで処分保留になっていました。
しかし喪の和服も新しい何かに転用されると思うとグン!とこころが軽くなりました。
どんどんカットして思う存分使い切って下さいな
やっと自分の納得できる手放しが出来て本当にホッとしました。
やましたさん流に言えば、
と思っています。
ラストおやかた、今年はこれで一旦終わり
今年は義理母が亡くなって婚家の保留にしていた『おやかた』を進めることになりました。
あらかた片付けは済みましたが、最後の詰めまでいったかというと、まだ保留になっている案件もうっすら残っています。
これは来年夫シンジさんに時間のゆとりができた時にもう一回頑張ってもらうつもりです。
これからも『ご供養』と思って「おやかた」の精査を頑張るつもりの、、グリコール・グリコです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました〜。
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