展示会で注文した白シャツが届きました。オールジャパンで作られたシャツです。リウエアの提案もあってなるほど〜と思いました。
KEYCOの服のテーマは”永く楽しむ服”
KEYCOの服のテーマは「永く楽しむ服」。
国内の機織り産地で丁寧に織り上げられた素材を使いSlow made in Japanでシャツをメインにしたものづくりをしています。着れば着るほど風合いが増し着る方と共にに育って行く服。
そんな永く楽しんで頂ける服を作りたいという思いでKEYCO(キーコ)は立ち上がりました。豊かな時代となり新しいものが次々と生まれる一方、捨てられるものや衰退していく産業や文化も多くあると感じています。
KEYCO ABUTから引用抜粋
KEYCOでは、親から子へ子から孫へ大切に受け継がれていく着物文化の様に襟の付け替えや染め替えなどの工夫やメンテナンスをしながら永く楽しんで頂ける商品づくりを目指しています。
展示会にいって気に入ったものをすぐ連れて帰れると思ったら、、注文生産でした。
1ヶ月程待ちましたがわたしの為にできた服、と思うと嬉しくなります。
わたしが購入したのがこちら→☆
ゆったりとしたアシメのデザインになっています。
生地は遠州織物のコットン100%です。
生地目がつんでいて張りがあり、触り心地良し。
下のパンツは縞か黒で合わせようかな。
KEYCOさんのシャツはほとんどが低めのスタンドカラーになっていて、実はつけ襟で表情を変える、、というものです。
そのつけ襟もオートクチュール刺繍なんていうのもあって実はシャツよりお高い。(汗)
でも素敵なんです♡(さすがに購入出来ませんでしたが、見事でした)
HPはこちら→☆
最近のわたしは日本でマニアックなモノづくりをしている人の製品が気になっています。
もちろん大量生産の服もまだ着ていますが、ブランド名ではなく作り手の志が感じられるモノ選びもしたいと思い始めています。
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末永く着る服、なんと染め直しも提案
白シャツだけに汚れが〜と気になります。
そこはKEYCOさん「黒染め」をしてもう一度着ることを提案しています。
黒染めは京都紋付のリウエアブランドKと提携しています。
染め直した物も実際展示してありましたが、ステッチ部分はポリエステルの糸なのでそのままの色が残りますが気持ち良いくらい「真っ黒」に染まっています。
黒染めの価格はTシャツなら2500円から、シャツなら4300円から。
100年間黒紋付だけを染めて来た京都黒紋。
黒染料、実際自分で染めても真っ黒な発色は手に入らず、2~3回洗うとなんだかな、、になりがちですが京都黒紋の黒はマジ黒。
ベースの色が赤でも黒に染まりますので、この服を蘇らせたい〜という欲求がある方は、一度チャレンジする価値は大有りです。
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着物文化からの発想はこれからの生き方にも影響してくるかも
前述でKEYCOさんのコンセプトを紹介しましたが、ベースは着物文化です。
襟の付け替えや染め替えなどの工夫やメンテナンスをしながら永く楽しむ。
これから更に循環型の社会になるので、作り手が作りっぱなしではなく「次はこういう楽しみ方ができます」、って提案してくれるのはすごくありがたいです。
日本には風前の灯ではあるものの、良い技術がまだ残っています。
その良さを我々が再評価して支持していくことで日本の産業も持ち直してくれると良い、と感じます。
本日は注文生産の白シャツのお話、この白シャツが永く手元に残ることを自分に期待するグリコール・グリコです。
今日はちょっとマニアックな話、を最後までお読みくださりありがとうございました♡
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