あやしい絵展を観に行く

昨年はコロナで観たい企画展を幾つも見送ったグリコール・グリコです。前もって企画チケットを買い、緊急事態宣言が解除されてすぐ東京国立近代美術館に行って来ました。私にとって『要』ですから！

企画展、最近はテーマ性が前面に出ているものが多い

あやしい絵展の前が『ねむり』をテーマにした企画展でした。

もちろん、コロナで観に行けず。（泣）

昔の美術展といえば、作家にフォーカスしたものや美術館所有の作品をまるっと借り出したものが多かったです。

近年になり『テーマ性』に沿ったものを集めて展示することが増えたように思います。

テーマに沿った作品を様々な美術館にオファーを出して借りるのは本当に苦労が多いと思います。

本展覧会もキュレーター（学芸員）のセンスと努力が反映されています。

また、今まで企画展の絵画撮影はたいがいNGでしたが、近年SNSで拡散させて集客を図る狙いもあるのか、撮影がOKな作品・展示空間も多くなって来ました。

学芸員さん、素敵な展覧会をありがとうございますV

私の心の中を表現。小躍り〜♡

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あやしい絵展、猫が語る都々逸（どどいつ）のセレクトが粋

ポイントポイントで猫が語るどどいつが表示されています。

例えば

雪がつもれば思いもつもる　きみの足跡待つほどに

とか

切れてくれなら切れてやろう　逢わぬ昔にして返せ

など。

どどいつだけに、粋！

他にもいくつかあるので足を運んだら是非どどいつも探してみて下さいV

このどどいつのそばにあった作品がこちら↓。

近松の「心中天網島」から題材をとった「道行」。

ヤバすぎる。。

これあまり観たことがない、、と思ったら『福富太郎コレクション』でした。

おまけ情報ですが福富太郎といえば、『昭和のキャバレー王』と言われた人です。

あやしい絵展でも展示されている鏑木清方の『妖魚』も福富コレクションだったので、なんとなく合点がいきました。

色恋・情念・女の妖しさに惹かれるのも夜の帝王ならでは、、のセレクションですね。

なんと4月24日から東京ステーションギャラリーで『コレクター福富太郎の眼』と題した展覧会も始まります。

あやしい絵展を観た帰りに東京ステーションギャラリーに足を運ぶのもあり、と思います。

これはこのブログを読んだ人だけの？美味しい情報ですぜ。ふふ。

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あやしい絵展、グッツも充実

あやしい絵展、私は前売りの企画チケットを買いました。

スチームクリーム付きのものです。（現在完売）

でも大丈夫、現場でもスチームクリームは購入できますV

そして土壇場になって絵柄が三種類になりました。（泣）

もしかしてコロナ第四波で観にいけなくなるかも！グッツ欲しい！

という方は今回毎日新聞が主催なので『オンラインストア毎日書房』でも販売しています。

そして何故かフェリシモもコラボしてグッツを作っています（笑）。

どちらもリンクを貼っときましたので興味がある方は見て下さいね。

あやしい絵展、図録も凝っている作りコデックス装

今回久しぶりに図録を買いました。

あれ？なんか背表紙がしっかりくっついてない？？？

と思ったら『コデックス装』という、装丁でした。

詳しく知りたい方はこちらを→⭐︎

見開きに適した本の装丁法で今注目を集めている装丁方法です。

モチロン図録に適！です。

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あやしい絵展、あやしいだけに観る側も凝った格好の人が

展覧会に行く時はそれなりにちょっと意識して場面にあった格好をしたりします。

大正浪漫風な着物を着ていた若い人や控えめなコスプレ風制服の女子もいらっしゃいました。

そういう人を眺めるのも楽しいです♪

わたしもちょっとだけあやしそうな格好にしてみました。

白髪、目立ちますね。。。

東京は桜がほぼ満開。日本橋の桜並木です。

あやしい絵展、3/23~5/16日まで東京国立近代美術館で開催しています。

後ろになるほど混雑が予想されるのでチケットは予約して買うことをお勧めしますV