この数日、心がささくれ立ち、何をしても「不愉快のかたまり」が胸の奥に残っている—そんな状態でした。原因はいくつかあるのですが、何日も嫌な気分を抱えたまま過ごした、、と言うのは、久しぶりのことです。頭の中はぐるぐる、気分はすっきりしない。そんな、自分の手でどうにもできないモヤモヤに包まれていました。
モヤモヤした脳を強制終了させる「無心の手仕事」
胸の奥にモヤモヤが燻り続け、なんかイライラ。
そんな時、乾燥が終わった洗濯物を畳んでみたのです。
服の畳み方をブラッシュアップしたのをきっかけに、「服のたたみ」が逆に好きになったわたし。

いざ衣類を手に取り、新しい手順で畳んでみます。
Tシャツを広げ、”手のし”をして、しわをのばす。
パタンパタンと両端を折る。
パタパタと小さくおり、最後に折り返した中に入れる。
ピタッと長方形の四角が出来上がると、なんとも嬉しい。
グリコもっと畳みたい!
ちょっと物足りなかったので、更に新しく入手した靴下畳みの方法(十字畳み)を実践するため、夫の靴下を全出しして畳み直し。
するといつのまにやら、あれほどしつこかった「不愉快のかたまり」がいつの間にやら消えてなくなっていました。
グリコあらら?
日常のモヤモヤは、どこから手をつけていいか分からない複雑なもの。
けれど目の前の衣類は違う。
「きれいに広げ、端を整え、一定の力加減で畳む、ひっくり返す」という、新しく覚えた確かな手順が存在するのです。
グリコこの単純なルーチンがハマる!
指先を動かしているうちに、脳の意識がその単純で具体的な作業にギュッと絞り込まれていきます。
余計なことを考えるスペースが一時的に消え去り、頭の中がスッとクリアになっていくのを感じます。
形のない不安やイライラが、目の前の「布をコンパクトに整える」という行為によって心地よくシャットアウトされていく瞬間でした。
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こ、これはまるでマインドフルネス
布地をピンと張り、空気を抜くように美しく畳んでいく。
パタン、パタパタ、くるりん。
その一定のリズムと手ざわりに意識を向けることは、、
まさに日常の中で行う瞑想、マインドフルネスそのものです。
グリコこ、これはまさに禅行じゃぁ〜
過去の些細なこだわり。
未来への不安。
「今ここにないもの」に囚われていた心が、目の前の手仕事を通じて「現在地」へと優しく引き戻されます。
淡々と手を動かす無心で静かな時間は、荒立った感情の波を穏やかに鎮めてくれるセルフケアのひとときになりました。
(、、って、わたしって単純〜🎵)
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大人の暮らしに、新しい楽しみを重ねるということ
衣類を新しいやり方ですっきりと畳み終えたとき、「不愉快のかたまり」が消え、胸のつかえがすっかり取れていることに気づきました。
心や暮らしがちょっと息苦しくなったとき、本当はいつでも自分の手で、そこに小さな秩序や平穏を取り戻すことができる。
暮らしのなかにほんの少しの新しい工夫を取り入れることは、散らかった心を整える最高の方法なのかも。。。
心がささくれ立ったときは、無理に大きな解決策を探さなくていい。
お気に入りのルーチンがあれば、それだけで、十分に失った平穏は取り戻せるのだと気づきました。
人生の折り返しを過ぎ、夫婦二人で過ごす穏やかな日常。
大きなドラマは起きないけれど、だからこそ日々の些細なざわめきが、ときどき妙に大きく感じられることもあります。
この数日間はそんな日々でしたが、、
今日は波立つ心にそっと寄り添ってくれるのは、意外にも自分の手のひらのすぐ下にある「日々の小さな手仕事」でしたよ、、と言うお話。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
パタン、パタパタ、くるりん。
私の小さな「禅行」の時間が、今日も穏やかに始まりま〜す。



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