以前もここで紹介した「老後とピアノ」の作者、稲垣えみ子さんの新刊「買わない生活」の本の話。今日は内容からというより、本を構成する紙の質に着目してみた話です。
「買わない生活」という本を買う、という行為
なんか「買わない生活」という内容の情報を得るために、その本を買うってどういうことなのかな?
と矛盾を抱えながらも稲垣えみ子さんの新刊を買いました。

本出版のため稲垣さんが努力したこと、工夫したこと
今までの「買わない暮らし」の連載をまとめると、なんとページ数が400ページ以上の厚い本になってしまう可能性があったそうです。
そしてそれを普通に出版すると定価が2,000円を大きく超えてしまうそうです。
そこで稲垣さんがやったことは、以下の3つです。
1.印税を返上した
『買わない生活』という本なのに、高い本を買わせるわけにはいかない」と考え、著者印税を受け取らない(ナシにする)決断をしました。
グリコすげ〜
2.内容を再構成
連載モノだった膨大な内容のボリュームを、約3分の2に削り、構成し直したそうです。
3.価格を抑える
せっかく読んでいただくのだから!どうしても2,000円以下に抑えたい、と定価(本体1,800円+税)というスタイルになっています。
グリコ頑張ってくれました!
そうまでして伝えたい「セルフ革命」の内容がビッシリと収まっているのがこの本です。
2000円以内、ページ数395の本になにが起こったか
活字がちっちゃい(泣)
内容は凄く面白くて、ぐいぐいえみ子ワールドに引き込まれるのですが、、如何せんこの内容を押し込むためには活字ポイントを小さくしなければならない。
これが初老にはキツかった。(9~10ポイントだと思う)
ま、電子書籍(Kindle)で買えば活字の大きさは自分で変更できるのでこれから読もう、という人は電子で読めば良いかな。
わたしが注目したのが紙の質です。
稲垣さんの本ならではの「紙のメッセージ?」なんと四種類の紙が使われている
本を手に取って一番気になったのが紙の質。
グリコなんと四種類の紙が使われているんですよ

わたしが購入したのが初版本2026年8月11日発行のもの。
装丁が
ツルツルのコート紙にはじまり、黄色い紙(書籍用)、白(上質紙)、くすんだ紙(再生紙)で構成されているのです。
ツルツルのコート紙は表面にコーティングがしてあって写真やカラー印刷ができます。
黄色い紙は書籍用で、少し黄色みを足すことで「長時間読んでも目が疲れない」ようになっています。
上質紙は文字がはっきり見えやすく、鉛筆やボールペンで文字が書き込みしやすいそうです。
再生上質紙(環境配慮紙)見た目は一般的な白い上質紙に近いものの、古紙を配合しているため、少しくすんだ白色です。
これを内容に照らしていくと
- 過去のキラキラの序章がコート紙
- 「買わない生活」の実践編が、グイグイ読むために疲れないように「黄色の書籍用」
- 白の上質紙は「実践の気づき」
- 脱「お金」と地下経済の循環型の暮らしの話はエコに徹したいので「再生紙」
となります。
本の装丁を決める時って著者や編集者は「どんな紙を使うか」を詰めると思います。
まして『買わない生活』というテーマなのに、中身まで全部ギラギラしたツルツルの高級紙だったら内容と矛盾しちゃいますよね。
と、VIVANTの深読み考察のようになってしまいましたが。(汗)
(もしかしたら、原価を下げるために、印刷所に余っている紙をランダムに使っているのかもしれませんけど。)
本の装丁からも色々考えさせられる「買わない生活」。
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生活実験は今後も続く
この本は吝嗇家の記録ではなく、大いなる彼女の生活実験の記録であります。
その中での「気づき」・「お金に対する考え方」は一読する価値があります。
少しでも得をしたい、損をしたくない、と「お金」に人生の価値を預けている人は一度読んでみてはいかがでしょう?
思考の転換をすることで、案外楽しく暮らせそうですよ。
本日は内容に一切触れずに「買わない生活」を紐解いてみたグリコでした。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございましたV
稲垣さんの話はこちらでも↓




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