月一シネマ歌舞伎 坂東玉三郎ファンおそるべし!劇場ほぼ満席

日々の暮らし

野田版桜の森の満開の下以来、『月一シネマ歌舞伎』にハマっているグリコール・グリコです。6/21スクリーンにかかる初日、坂東玉三郎さん主演だけあり座席はほぼ満席でした。

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月一シネマ歌舞伎、歌舞伎座に足を運べない人でも気軽に歌舞伎を観賞出来る

歌舞伎座に行ってあの独特な空気感(和服のマダム、幕間のお弁当、花道、奈落の仕掛け)を味わいたいところですが、現在介護もあって単なる出不精のひきこもり主婦なので映画館でお手軽に歌舞伎を観賞出来るのはありがたいことっす。

月一シネマ歌舞伎 シルバー世代には嬉しい価格

歌舞伎座での観賞は一番お安い3階B席で4000円。それに対してシネマ歌舞伎1100~2100円です。映画館によってはレディースデイやシルバーディなどの特別割引が利用できる日が適応されればお安く見られます。

歌舞伎座の公式サイトを見ると、1等席18000円。臨場感が違うとは思いますがコレを毎月続けるセレブではありまへん。。

また中途半端な地方都市に住んでいるので往復の交通費もばかにならず、ついでにザギンで軽くお茶をしようものなら羽ばたく万札。。。

その点シネマ歌舞伎は遠出をせず近くで(交通費が安く済む)、お気軽に歌舞伎観賞(映画だけど)出来て、その後お茶べりできる(連れ立って行けば)ので打って付けです。

だからシルバー世代がいつもわんさか!
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月一シネマ歌舞伎 坂東玉三郎の人気は凄い!ほぼ満席

前日に朝日新聞の文化欄にも載ったということもあってか、初日は入場前に列が出来たほどでした。もちろん圧倒的にシルバー世代が多いです。男女比はムッシュー3:マダム7。

意外と男性シニアも来ていましたぜ。あ、ヒマだから?(汗)

映画が終わってからマダムたちグループが”玉サブローほんと綺麗ねぇ、、ムフゥ、、”(鼻の穴を膨らませながら)そして間髪入れず”お昼何食べる?”と映画館を去っていく姿をあちこちで見かけましたぜ。

マダムのご馳走は美しいものと美味しいものと相場が決まってます。ナハハ。

月一シネマ歌舞伎今回の演目は”日高川入相花王”と”鷺娘”どちらも女の狂おしい恋心・情念を表現

日高川入相花王のベースはあの”安珍と静姫”

もう日本昔ばなしでもアニメ化されて知る人ぞ知る話ですよね。怖さは”3枚のお札”と同じくらい、いやスピルバーグの”激突”と同じくらいストーカー度が濃い話です。

なんか説明よくわかんない、、という方はこちらのサイトがわかりやすいので読んでみてください。

日高川入相花王は”安珍と清姫”の話を中盤からクライマックス手前までをトリミング

これは『話を知っている前提』で場面がトリミングされています。どうトリミングされているかというと、女の情念が鬼に変わり、果ては大蛇に変身して日高川を渡る、、というところまでの話です。

最後まで描かれないのが逆に怖恐ろしい。ラスト日高川を渡りきった坂東玉三郎さん演じる清姫が恍惚とした顔で木に捉まるのですがその顔がこれから迎えるクライマックスを観る側に想像させるんすよ。ヤバイ。

日高川入相花王、役者が敢えて人形浄瑠璃の人形に化けているアレンジに驚いた

花道からやってくる坂東玉三郎、人形浄瑠璃の人形としての清姫を演じています。人形の使い手として尾上菊之助さん。日高川の船頭役は市川九團次さん。こういうの、人形振りって言うそうです。(後から知った)

まるでガラスの仮面の北島マヤが演じる”石の微笑”、、と密かに思った私もマニアック。

ちなみに安珍と清姫の物語からその後のトランス話は有名なこちら↓で。

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鷺娘の見所は引き抜きで変わる衣装とぶっかえり

綺麗です!日本舞踊の演目でもあるので一人通しで踊ります。最初の衣装は白に綿帽子。引き抜きで衣装が次々変わります(白→あか→紫→ピンク→赤→白)。

(紫から白の間は所々寝落ちをしてしまったのでピンクだったか赤だったか、、茫漠、汗)

ラストの白の衣装は鷺の羽の模様が入っております。そして右肩に一筋の斬りつけ跡が。雪吹雪の中のぶっかえりは玉様、毎日お酢を飲んで体を柔らかくしてらっしゃる?と言うほどブリッジが綺麗に決まって耽美♡

これを見せられるから玉三郎さんのファンは垂涎ですよね。

新聞記事には玉様が

この映像のようにはもう踊れないので、残せて良かった

朝日新聞6月20日 坂東玉三郎 演じ、伝え、残すより一文抜粋

基本『筋書き(台本)』しか残らない舞台だからこそ、現代の映像という力を借りて後世に残すことも伝統芸能の生き残りの秘策でもあるのではないでしょうか。

鷺娘に関してはこちらがわかりやすいです。↓

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月一シネマ歌舞伎改めて日本の伝統芸能を身近に感じられる良質な映像です

派手なCGアクションも爽快感がありますが、美しい所作が昇華された歌舞伎の『カタ』を確認できる映像もまた新鮮です。

私も繰り返しの暮らしの中で『自分のカタ』を見つけられたらいいな。

映画は介護の息抜きで一人でふらっと見に行きますぜ。

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